1日目 横浜=八王子==塩尻==木曽福島=黒沢口ロープウェ−女人堂−三の池−五の池小屋
            7:33あずさ+しなの10:28,  10:40        11:40         13:00     15:00      15:40
2日目 五の池小屋−−摩利支天−サイの河原避難小屋−二の池小屋
         4:55日の出      5:40         6:30          7:15 雨具装備、8:06
     −剣ヶ峰−覚明堂−石室山荘−女人堂−ロープウェー駅
        8:45-9:40   10:15      10:30      11:00       12:00
     −ロープウエー下駅=木曽福島=塩尻=八王子=横浜市内
        13:50バス発          15:00        鈍行予定が甲府で挫折、特急に乗り継ぐ

木曽御嶽山

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 今年は梅雨明けが異常で、山の計画も立てにくかったですね。7月末に明けたという東海以西もあやしい状況だし、関東は8月にずれ込み、東北は不明のまま。八甲田山と木曽御嶽山の計画を作って待機していましたが、夏期休暇も終わりに近づき時間切れです。御嶽山に決定し、前日に特急券を購入、小屋(五の池小屋)に予約の連絡をしました。
 一日目は晴時々曇りのなか、三の池へのトラバース道を我々だけで占拠しましたが、流石に五の池小屋はちょうど満杯の感じでした。夜中の強い雨は夜明け前にあがり、日の出そして南アルプス、中央アルプス、摩利支天への途中では北アルプスの展望も楽しめました。途中から出てきたガスが霧雨状態になりましたが、剣ヶ峰ではまずまずの晴天となりました。
飛騨頂上から日の出クリックで拡大
木曽福島からバスで黒沢口へ。林道のあちこちに御嶽山神道の霊場があります。なになに霊神と彫られた薄い大きな一枚岩がお墓に相当するようです。ロープウエーは4・5人乗りの小さなキャビンが常時巡回しています。ロープウエー降りてすぐ近くの7合目の覚明行者小屋を経由、クマザサの山道を少し登ると8合目の女人堂です。なんと徳島県と彫られた石の道標が??、石碑に阿波ヶ岳、阿波太祖の記述も、全国規模の信仰ですね。ここで剣ヶ峰と三の池へのトラバース道が分岐します。大勢いた信者の方々は山頂を目指され、トラバース道に入ったのは我々だけでした。コースは歩きやすく明瞭でした。二ヶ所の雪渓もアイゼン不要でした。 林道の霊場
女人堂の徳島県の標識
ロープウェー雪渓

三の池避難小屋の手前の沢をあがってくる女性二人がいました。「あれえ、沢登り?」と思ったら、道を間違えて下りてしまったらしい。泣 きながら戻ってきたが、確かに下山の時は間違えやすそう。
三の池を回り込み尾根に出ると四の池への分岐、池と言うより湿原の感じですが、幻の大滝の場所ですね。五の池小屋はもう目の前です。荷物を置いて、小屋のすぐ上の社に参拝。山頂といった感じではありませんが、ここが飛騨頂上でした。岐阜県側に山頂がないため、無理矢理に開けた小高くなった尾根部分を頂上と名付けたのでしょうか?少し調べただけですが、理由はわかりませんでした。
小屋の近くの濁河への分岐を過ぎた継子岳への縦走路を散策。少し先にコマクサ群生地がありました。小屋で保護育成されているようです。八ガ岳/北アルプスのコマクサより赤が濃い感じでしたが、そろそろ終わりかけていました。

三の池とオンタデ  

モミジカラマツ
五の池小屋
五の池小屋
コマクサ
コマクサ

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