ニュージランド:ミルフォードトラックとMt.クック |
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1993年12月11日〜12月21日 | ||||||||||||||
○12月16日 クイントン・ハット−ミルフォード (雨) 今日は行程が長いので早めに出発。途中、Arthur River の川岸に立つボートシェッドという小屋でモーニングティー。この小屋には名前通りにボートを置いてありました。マッキノン峠が分水嶺なのか峠を境に川は変わりますが、コース全体を通して川沿いであり、釣りをしながらのトレッカーもいました。コース周辺は亜熱帯的な大きなシダ(シルバーファン)が密生した亜熱帯性?のジャングル感じです。整備された木道が多く、それも丁寧に滑りどめの金網が張られてます。面白い形のマッケイ滝と大きな岩が積み上がり中空になって声が反響するベルロック、 アダ湖を通過すると終点のサンドフライポイント小屋に到着。出発から約7時間でした。 全体を通してですが、コース整備が素晴らしいです。階段が少ないし、あっても歩幅を考慮した作りになっています。木道には滑りどめの金網を張ってありますが、細い針金を使った足に優しい網で滑り止めとしても非常に効果的でした。細いので交換頻度が高いのではと思います。人数制限と有料制が有効に働いているような気がします。 サンドフライポイントからは船でミルフォードサウンドへ。今日の宿泊ホテルの前はフィヨルドの入り江が湖のようになっていて、その奥には複数の雪を頂くピークがあり、見応えのある観光地になっていいます。 |
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ホテルで完歩の表彰式があり、ガイドのMr.トニーからひとりひとり証明書をもらった後、祝賀と交流ディナー パーティーで各国から来たトレッカーの方達と楽しい交流ができました。 |
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各国のトレッカー完歩表彰 完歩証 祝賀パーティー(右手前はガイドのトニー) |
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○12月17日 ミルフォードサウンド−テアナウ (晴れのち雨) 朝食の後、ホテル前の湖のような入り江と雪山の素晴らしい展望を見ながら、フィヨルド観光船に乗船。アザラシ、アシカが岩に寝そべる湾の中を遊覧。途中からイルカが出てきて、船と競争をはじめました。 周りは切り立ち凸凹とした山の切り立った崖になっています。その崖から落下する滝のひとつに船を寄せ、コップに水を受ける。これにウイスキーを入れて水割りをいただく。 いったんホテルに戻り、チャーターバスでテアナウへ移動。最初は原生林の中であったが、しばらくすると広々とした牧場の中をひたすら走ります。羊はやたらにいますが、人の姿はまったく見えません。たまに小さな集落があり、小さな学校もありましたが、それでも人影が見あたりません。2時間半ほどでテアナウの町に到着し、12月13日に入ったホテルに戻りました。今日は余裕があり、ホテル横のメインストリートの商店街を散策。食物は安いようだが、靴・衣服などは日本とかわらないようです。年収は日本の半分か2/3くらいとの事だから多少苦しいかも。 このホテルは、日本人で溢れていました。たくさんの新婚さんの日本人と一緒にホテルで夕食の後、テアナウ洞窟の観光に出ました。ホテル前の船着き場から20分位の船旅です。船を下りたすぐの建物で、ガイダンスと飲み物サービスがあります。洞窟に入ると、張ってあるロープを引っ張り移動するボートに乗ります。説明を聞きながら天井を見る仕掛けになっていています。土ボタルの青く光る点々はまるでプラネタリウムのようで奇麗です。 |
フィヨルド観光 落下する水 落下する水を受けて水割り |
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