徳島　雲早山：釋護法と釋信行の夫婦で山歩き

徳島　雲早山

２００５年4月19日

　１０日に訪問したジロウキュウ～剣山の山歩きに味をしめて、今回は単独で雲早山に行ってきました。市内から車で１時間ほどと剣山よりだいぶ近いですが、馴れない林道走行がありそうです。

行程

　　　　徳島市内＝神山町川又＝神山町寄居＝スーパー林道＝登山口－－－雲早山
　　　　　　7:00　　　　　　8:05　　　　　　　9:00　　　　　　　　　　　10:05-10:15　　11:15-11:50
　　　　－登山口＝スーパー林道＝寄居＝徳島市内
　　　　12:35-12:45　　　　　　　　　　14:00　　　15:00　　　　　

コースと概要　　クリックで地図拡大

　ガイドブックに神山町から国道１９３号に分岐して「岳人の森」へ出て、スーパー林道に入り登山口へというコースが紹介されていました。約１時間で１９３号線の分岐までたどりつきましたが、なんと道路崩壊で通行止め。諦め引返す途中で神山の町役場を見つけて相談しました。寄居というところから林道を走り、スーパー林道へ行くとＯＫとの情報を得て試すことにしました。左のコース図の青線の林道を「ヒェー、怖いよー」と震えながらも、なんとか登山口に到着。成都から次郎山トンネルを越えて海螺溝へ行く山道くらい怖かったです。帰りは馴れて鼻歌まじり(^_^)・・シルクロードを走っている気分でした。標高1000mを越える山腹を水平に走る長い林道は日本有数でしょうね。

　その寄居の林道入口に邪馬台国の看板が出ていました。邪馬台国は四国にあったという説を唱えている方がおられるのは知っていましたが、ここまであからさまに看板があるとは(^_^)。
　　以下の写真はクリックで拡大します

邪馬台国？？

四国の道

柴小屋の広場

町名も神山ですし、神領とか鬼籠野など気になる地名もあります。四国の道というのもあるそうです。歩きだけでは踏破できそうもないです。スーパー林道の直前までは舗装されていました。直前の柴小屋とい広～い峠？広場です。

蜂須賀藩の氷室跡を過ぎて、その名もあけぼの峠を過ぎると、いよいよスーパー林道です。

氷室跡

シルクロードかな？

あけぼの峠

スーパー林道

雲早山の名水

　やっと登山口に到着、なんと車が一台落下して放置されていました。大山ヤビツ峠の林道でも１０年近くも木に引っ掛かった車が放置されていましたけど(^_^;)。先客の広島ナンバーの車の横で身支度していると神戸から来られたという二人連れの方が反対側から歩いてこられました。道の崩壊で車が入れずえんえん歩いてこられたそうです。登山道の途中には期待したカタクリの花はなかったですが、トリカブトとハシリドコロが群生・・うーんですね。これでもかというほど赤テープがあり、踏み跡も明瞭ですが、尾根に出る手前きれいな苔むした庭園風景に引きずられて道をはずれてしまいました(^_^;)。

滑落した放置車？

登山口

トリカブト群生

ハシリドコロも群生

庭園のような

　山頂に出る尾根への分岐にはちょっと曰くのありそうな鳥居があります。山頂は３６０度の展望地ですが、残念ながら霞がかかっていました。

曰くのありそうな鳥居	山頂	広島のご夫婦拡大しません	はて？これも拡大しません	その山頂で、登山口で出会った神戸のお二人、先客の広島のご夫婦と会話しました。なんと、広島の方は昨年に甲斐駒ヶ岳で山小屋が一緒になったご夫婦でした。
甲斐駒のときも続いて雲取山、大菩薩などに行かれるとの事でしたが、今回も昨日は中津峯山だったそうです。八十八ヶ所を巡りながらの山行きだそうです。神戸の方も３００名山も行かれたそうですし、滝子山とか杓子山もご存じでした。首都圏ではそれなりに知られてはいますが、全国版の山ではないですよね。皆さん凄い。