神奈川 丹沢:鍋割山
2004年12月14日 CLOSE

行程

    小田急 渋沢駅=バス=大倉−二股−後沢乗越−−鍋割山−−小丸−大丸
         8:40        9:10  10:40  11:30  12:50-13:30
    −金冷やし−花立−大倉=バス=小田急 渋沢駅
      14:50   15:00 17:15-17:22

コースと概要
 来年に転居予定なので、これまでお世話になったホームグランドの丹沢と中央線沿線の山々にお礼訪問をしています。山行きデータベースを見ると、今回訪問した丹沢の鍋割山には42回も行っていました。
 夏場はつらいですが、オールシーズン日帰りで行けますからついつい多くなりました。風邪とか腰痛で寝込んだ後のリハビリ、あるいは気持ちが落ち込んだ時などの訓練?の場としても活用してきました。
 40歳になってから始めた山歩きですが、いまの肉体も精神も山が培ってくれました。その代表的な山のひとつが鍋割山です。いくつもコースがありますが、
    多少荒れていて丹沢で一番長い鎖場もある「寄から雨山峠のコース」も、
    鍋割山から塔の岳の大倉尾根に続く「鍋割山稜のブナ・ナラの林の尾根」も
大好きなルートのひとつです。
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 今回の訪問、流石に平日です。誰もいない山道を独り占めしました。静寂そのもの、自分の足音とザックのこすれる音、そして落ち葉が落ちるカサっという音が道連れでした。山頂の鍋割山荘で、有名な鍋焼きウドンを食べて下山しましたが、ちょっと遅くなり途中で日没を迎えました。久しぶりにヘッドランプのお世話になりました。

表丹沢への山歩き基地となる大倉からの展望
         街側と山側です
尾関廣先生の銅像(1955年に全日本山岳連盟を結成)
と大倉に移る前の山岳訓練所

大倉から約1時間の林道歩きで登り口の二股に到着。紅葉を楽しみながら沢登りの入口を見送り、後沢乗越へ。何度か小ピークを通過すると山頂の鍋割山荘。ここからの富士山展望もなかなかのもの。鍋焼きウドンはかなり有名。

山頂から塔の岳の大倉尾根に通じるブナ林の尾根を行き、金冷やしで大倉尾根と合流。人が少ないためか、何頭もの鹿に出会う。鹿が繁殖し過ぎて、食害で困っているとの話が朝日新聞に大きな特集記事で出ていたが、確かに鹿が多い。こちらを気にはしてるそぶりであるが、前を悠々と歩かれてしまった。
足が遅くなったの、日没も一番早い時期のため途中でヘッドランプのお世話になった。

鍋割山稜

植生保護で立入禁止
気に入り場所だった

大倉尾根の鹿

日没

あれま、暗闇