丹沢:仏果山、経ヶ岳
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2003年11月14日 |
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行程 町田08:31=本厚木08:51(1番バス停09:00の半原行き=撚糸組合前(09:45-09:55)
新道コースのバスだとふれあいの村センター前で下車
−登山口10:20-林道横切り10:45-山頂(11:45-12:15)-半原越13:35
-経石14:10-経ヶ岳(14:10-14:30)-林道横切り14:50-412号線15:40
-半僧坊バス停15:50(10m程離れた新道と旧道のバス停あり、時刻違う) |
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横浜を引き上げる前に、お世話になった丹沢・中央線沿線の山々へのお礼参りを続けています。これらの山々には、心身を問わず調子が悪いときのリハビリのために、あるいは調子が良いときには更に快調にと訪問してきました。まさに山歩きなくしては生活が成り立たないと言っていいほどお世話になってきた事へのお礼参りです。ヘラクレスに滅ぼされましたので、あまり例えとして良くないですが、ギリシャ神話のアンタイオス−(戦いで傷ついても大地に触れると回復する不死身の巨人)−を山歩きしながらイメージしていました。
久しぶりに訪問した仏果山の入口になる「半原の撚糸組合バス停から松葉沢沿いの村道」ですが、以前と少し様子が変わった印象でした。無人じゃないかなと思われる民家が増えたように思います。一方では、別荘風の新しく作られた家もいくつかありました。ここの撚糸産業は江戸時代からのもので、絹縫糸では全国生産高の8割を占めると看板には書いてあります。沢で水車を使って作っていたそうです。始めの頃には「なんとなく、その面影が残ってるな」とも思えましたけど、現在はどうなんでしょうね。
ともあれ、金曜にもかかわらず山頂には10人くらいいらっしゃいました。同年輩か少し先輩の夫婦の方が多いですね。この山頂には、10mくらいの鉄塔がありまして、宮ヶ瀬ダム、丹沢山塊、相模湾、関東平野の展望が開けます。今日は、残念ながら丹沢は雲をかぶり、相模湾から関東平野は霞がかかったようですっきりとしませんでした。
すぐ隣の高取山への分岐を通り過ぎて、しばらく続く痩せ尾根を半原越へと進むと、経ヶ岳の登山口のある林道に出ます。昔の修験道で、行者はここから大山まで駆け抜けたそうです。途中の右側になる谷、宮ヶ瀬ダムの奥になりますが、その谷に大々的な採石?の事業所が見えます。来始めた頃は、森となにか伝説があっても不思議がないような神秘的な沼があった場所です。いまは切り開かれて明るい平地になっています。久しぶりの訪問ですが、山腹では重機が採石し、平地にはたくさんの作業小屋が並び、なんと大きな池と小さい池まで作っていました。
経ヶ岳は、いったん林道の峠までおりて登り返しになります。短いですが、けっこう急登です。山頂近くに弘法大師が岩の穴に経を納めたという故事来歴のある経石があります。山頂は丹沢山塊の展望地です。ここから見る大山から表尾根そして丹沢主脈は迫力があります。 経ヶ岳からは田代方面に下山すると、バス停の名前にもなっている半僧坊があります。勝楽寺が正式名称?で、本殿の左右には白梅紅梅のだれ梅があり、樹齢は若いですが、花のシーズンにははなかなか見応えがあります。
下の写真、クリックで拡大します |
撚糸工場跡 |
仏果山山頂 |
仏果山から尾根道の下
採石? |
2001年3月の状態 |
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経石 |
普通のアザミ
急登で見上げた時 |
ムカゴ |
半僧坊 |
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