中国四川省 九寨溝・黄龍・四姑娘山
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2005年6月28日〜7月6日
7月5日 峠でブルポピーの観賞、成都に戻って四川劇の観劇
 いよいよ山からお別れ成都に戻る日ですが、まだまだ4000m級の峠が待っています。ツアリーダーの話では、ブルポピーが群生している峠があるとの事。
 日隆から4320mのパーローシャン峠を再び越えます。花畑を鑑賞したのはパーローシャン峠の近くと、もう少し高度の下がった場所です。まずは、ブルーポピーのオンパレード(^_^;)です。
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エーデルワイスもブルポーピーと並んで花をつけていました。高度が下がった場所ではアツモリソウとかイチリンソウも見られました。

成都へと帰る途中で大渋滞に巻き込まれました。トラックが溝に落ちて、クレーン車で吊り上げようとしているようですが、なにせ山の奥への道路です。昨日からの渋滞で大変だったらしい。我々は1時間の停滞で済んで、まずはハッピーでした。この後、やっと高速道路に入って成都の郊外にあるビジネス・工業団地を通過し、街の中へ。

成都の観光
 渋滞の影響もあって、成都の観光は駆け込みとなりました。劉備玄徳を祀る漢昭烈廟/諸葛孔明を祀る武侯祠をばたばたと見学。

漢昭烈廟

劉備玄徳

孔明の手紙

武侯祠

諸葛孔明

琴台路

四川劇 入口

四川劇 会場
夕食(残念ながら期待した陳麻婆豆腐の店ではなかったです)の後、琴台路の町にある四川劇の会場へと向かいました。
漢の時代の古い町並みを再現したらしい琴台路は、残念ながら観光する時間がとれませんでした。
 四川劇の劇場はいくつかあります。内容もほぼ同じみたいですが、順番などが微妙に違うようです。この会場では、お茶を口の長いヤカンから湯飲みに注ぐ曲芸の前座の後、二胡の演奏、煌びやかな衣装をまとった歌と踊り、竹の棒で持ち上げた人形を操る「木偶伎」、影絵などの出し物がありました。
 そして、メインの變臉です。変面とも書くようです。顔を覆った仮面が手を使わずに瞬時に変わる不思議な劇です。後ろに振り返ったり、顔をちょっと振っただけで、次々と仮面が切りかわっていきます。人だけではなく、操り人形「木偶伎」でも仮面が切りかわる舞台を見せてくれました。
 五色の仮面は、緑・赤・黒・黄・青であり、五行の木・火・土・金・水に対応するらしいです。赤い面を被った神は、口から炎を時々吹き出します。

余談その1  四川省の知人
 四川劇を堪能してホテルに戻って暫くすると、四川省の知人が来訪してくれました。以前に海螺溝に来たときに案内してくれた四川省のアウトドア旅行会社の責任者です。お兄さんと会社を運営しながら、ご自分も世界中で冒険をしている方です。今回も、この前にチョモランマ登頂に成功して、帰ってきたばかりという強者です。彼の会社のクラブに招待して頂き、夜中まで歓談しました。帰国後、彼から届いたメールに「世界は小さい、また会えるだろう」といった趣旨の事が書かれていました。チョモランマでは、精度を高めた標高の再測定をしてきたそうです。近いうちに発表されるのだろうと思います。パーティーの仲間は凍傷で指をなくしたが、彼は顔が凍傷になったそうです。会ったときは綺麗に治っていました。
余談その2   携帯電話事情
 今回はドコモの海外用の携帯電話をレンタルしました。電話はもちろん、ローミングでi-modeメールも使えました。それも、九寨溝、黄龍、日隆といった奥地で利用できます。時々というか、接続できない夜もありましたが、だいたいはOK。これには流石に驚きました。モブログしようかと思いましたが、料金考えて止めました(^_^)。
余談その3    四川省の観光開発など
 四川省だけで人口も広さも日本の規模あるいはそれ以上ですし、直轄地になったとはいえ重慶、省都の成都などの日本の大都市に匹敵する都市部をもっています。ちょっと奥に入れば、少数民族、チベット民族の居住地が拡がっています。世界遺産になった歴史上の建造物、九寨溝・黄龍などの自然にも恵まれていて、これらの観光開発が信じられないような規模で進められています。国内からの観光客がこれまた半端じゃない規模で訪れています。2002年に訪問した海螺溝でも巨大ホテル群、国内観光客の人数などに驚きましたが、今回の九寨溝・黄龍も輪をかけて凄いホテル街ができていました。観光ハイキングのための木道の規模も半端じゃないです。そこを地元の方が掃除、補修をされていました。
 3000m,、4000mの峠を越えていく道路も大部分が写真のように立派な舗装をされています。九寨溝・黄龍からパンダ園のある臥龍へ行く途中の20〜30Kmくらいが工事中で未舗装でしたが、標高4300mの峠のつずら折りの道は壮観でした。あちらこちらに落石があり、上を見上げると、いつ落ちてきても不思議でないような岩が斜面に引っ掛かっています。
地元の少数民族、チベット民族の方達でしょう、集落からかなり離れた所で道路の補修とか落石の片付けをしていました。この道を観光バス、定期バスそして物資輸送のトラックがいっぱい走っています。観光客は国内、中国の方が多くて多少日本人が混じり、西洋人は非常に少ないといった印象です。奥に入っていくトラックには建設資材が、降りてくるトラックには野菜などが満載されています。
 こうした観光開発、先に紹介した新空港の建設もそうでしょうし、行く途中のあちらこちらに新設された綺麗な街なども観光用と少数民族の地元対策なのかなと想像しています。
余談 7月6日 成都−北京−関空
 成都観光の翌日は北京に国内線で移動、北京から関空に戻ってきました。
 成都のホテル横の茶の販売店。海螺溝のときもここで購入しました。ホテル前の通勤での雑踏。関空からは船で帰宅、最終便はがらがら、見渡した限りでは3人の乗客しかいない寂しい状態でした。

成都のお茶家さん

ホテル前の雑踏

カーフェリー室内