中国四川省 九寨溝・黄龍・四姑娘山
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2005年6月28日~7月6日
概要
 中国の四川省にはミニヤコンガの麓の海螺溝に続いて2回目の訪問です。その海螺溝のずっと北方になる九寨溝・黄龍の景勝地を観光ハイキング、ついで南下してきて臥龍でパンダ観光。そして四姑娘山の登山口の街になる日隆から四姑娘山に連なる無名峰の登頂という欲張った内容です。
 世界遺産の九寨溝、黄龍はテレビでもよく紹介されていますが、九寨溝のあの素晴らしい滝と湖沼群、そして黄龍の自然に出来たとは思えない棚田のような湖沼が連なる渓流、一度は訪れたいと思っていました。
 四姑娘山は名前のもとになった4女のピーク6250mから長女の5335m大姑娘山まで4峰が並んでいます。大姑娘山の登頂は何度か計画しては諦めていました。高度障害に自信がなかったのも原因のひとつでした。今回は手前の無名峰4165mへの登頂ということですから、高度障害はクリヤできそうです。


 まずは、四川省の概要です。面積は、日本の1.3倍の48万平方キロ、人口は8000万超、重慶が国直轄になる前は、1億強と巨大です。気候は日本とよく似ているとか。省都の成都市も含めて17の管轄市と3つの自治州(アバチッベト族、ガンゼチッベト族、涼山イ族)があり、成都の人口は960万、市街地は約300万です。
 

四川省

今回の訪問先
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 メンバ
   護法・信行を含み夫婦3組
   グループ・単独の方あわせて女性4、男性2の計12名
   ツアリーダーは成都から同行のSさん。
   現地ガイドは海螺溝と同じ四川探検旅遊から王さん

 そして、成都は三国志の蜀漢の劉備玄徳・諸葛孔明で有名ですが、実はもっと昔の殷とか商、周の頃に古代王朝の蜀(古代蜀)があったらしいです。前者の黄河文明に対する長江文明。殷の前期頃に最盛期を迎えた三星堆遺跡が有名、日本でも発掘品が展示されました。この古代王朝は、秦に滅ぼされるまで続いたそうです。独自の四川文字もあったとか。現地ガイドの話では、中国最古の民族の一つである羌族の王朝だったかもしれないとの事。

スケジュール
 さて、今回のツアのスケジュールです。関空から北京経由で成都へ。成都かはらバスで移動して九寨溝・黄龍の観光ハイキング、臥龍でパンダ保護センターの見学をして日隆へ。日隆では、双橋溝のハイキングと四姑娘山山麓の無名峰登頂、ブルーポピーなど花も楽しもうという欲張った内容です。

   1日目 関空-北京-成都(宿泊:岷山飯店)
   2日目 成都-九寨溝(宿泊:九寨溝国際大酒店)
   3日目   九寨溝の観光ハイキング(宿泊:九寨溝国際大酒店)
   4日目 九寨溝-黄龍(宿泊:華龍山荘)
          黄龍の観光ハイキング
   5日目 黄龍-臥龍(宿泊:臥龍山荘)
          パンダ保護センター見学
   6日目 臥龍-パーローシャン峠-日隆(宿泊:金毘大酒店)
          双橋溝 観光ハイキング
   7日目 日隆(宿泊:金毘大酒店)
          四姑娘山 無名峰登頂
   8日目 日隆-成都(宿泊:岷山飯店)
          武侯祠見学、四川劇の観劇、四川の知人と再会
   9日目 成都-北京ー関空