ネパール:エベレスト展望トレッキング |
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2001年4月27日~5月6日 |
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コースと概要 以下、クリックで地図、写真拡大します |
概要
2000年のゴールデンウィークに訪問したアンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキングに味をしめて、2001年のゴールデンウィークはエベレスト展望のトレッキングツアに参加しました。もちろん、ツア会社の企画トレッキングへの参加です。準備、効率そして安全を考えると現役時代は仕方ないと割り切っています。前回のツアが6人と少人数であったのと違って、A班とB班に別れても1グループ15人とちょっと大所帯だったのが残念でしたが、重慶からチベット上空を通過してカトマンズのチャーター飛行からの展望は素晴らしいのひと言でした。人家の全くない広大なチベット高原、エベレスト、カンチェンジュンガ・・雄大な山また山。本当に地球の背骨の印象です。
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コース詳細図へ |
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サガルマータ、チョモランマ、エベレストといくつも呼び方がありますが、地元ネパールに敬意を表して、右の地図ではサガルマータと記載しました。そのサガルマータ訪問時の空港のあるルクラが整備工事中で、カトマンズから小型飛行機でパプル、そしてヘリでルクラに入りました。例年よりモンスーン突入が早いとの事で、カトマンズに戻る最終日にスコールに遭いましたが、トレッキング中はまずまずの天候に恵まれ、エベレスト(サガルマータ)も見ることが出来ました。 ルクラから帰りの飛行場ではリーダーとはぐれたうえ、スコールで飛行が一時中断、予定外の空港経由と、カトマンズに戻れるのかと焦ったのも楽しい思い出となりました。 |
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コース
4/27 名古屋=(チャーター便)=重慶(ホテル泊)
4/28 重慶=(同チャーター便)
=カトマンズ(ホテル泊)
4/29 カトマンズ=(小型飛行機)=パプル
=(ヘリ)=ルクラ-パクディン(テント泊)
4/30 パクディン-ナムチェ(テント泊)
5/ 1 ナムチェ-展望台、エベレストビューホテル
クムジュン-ナムチェ(テント泊)
5/ 2 ナムチェ-展望台-ナムチェ
-ルクラ(テント泊)
5/ 3 ルクラ=(ヘリ)=パプル=(ヘリ)
=ラミダンダ=(小型飛行機)
=カトマンズ(ホテル泊)
5/ 4 カトマンズ滞在
5/ 5 カトマンズ=(チャーター便)
=重慶(ホテル泊)
5/ 6 重慶=(同チャーター便)=名古屋 |
メンバ
護法、信行そして同年代のご夫婦3組、
女性4人、男性3人
A社のツアリーダー1
現地
サーダー(ナウン・カールマ)、
シェルパ(テンジン、テンバ、ドルジェ、
ハクバ:4人)
キッチン(コック長はギャッチン、
サブコック長はパサン、
キッチンボーイ:7人)
ポーター:15人 |
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余談 空間線量率の測定 |
この山旅では、飛行機と標高の高い山岳地で放射線線量率がどう変化するか、腕時計型の線量計を持参して計測しました。 |
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放射線計測は現象そのものが確率的な事象で温度とか湿度など日常感覚での計測とは違って本質的に揺らぎを伴います。更に、化学物質の汚染測定など多少は身近に目にする濃度測定(PPM、せいぜいPPBといった濃度)などに比べても非常に微小な量を高感度で測定しています。更に今回の腕時計は小さなGM管を使っているので短時間測定での精度はもうひとつですが、高度に応じた変化の様子はよく判ります。 |
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高度8000mを超えてのフライト中の放射線線量率は名古屋空港での線量率の約20倍に上昇しています。宇宙線その他の影響です。フライト中に腕時計のアラームが鳴り出してキャビンアテンダントが興味を持って近寄ってこられました。 |
3000m付近のトレッキング中は名古屋空港の約3倍の線量率を示していました。あれっ、と思ったのがカトマンズのホテルです。ホテルの中が周囲に比べ多少高くなっています。外資系のホテルですが、建設材料に含まれる放射能が高いようです。自然放射能が高い素材を使ったのか、あついは放射線施設からの廃材を建築に使ったのか、核種同定ができる計測器がないので原因は判りません。次回来るときには持ち込んでみようかな。 |
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