アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング

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2000年4月29日~5月7日

概要
 ほんの入口ですが、憧れのネパール・ヒマラヤに行くことが出来ました。モンスーン期の近い時期で、激しい雷雨にも遭遇しましたが、肝心の展望はばっちり。マチャプチャレ、アンナプルナ南峰・二峰・三峰そしてダウラギリにニルギリ等々の雄大な展望を楽しむことができました。
 ツアを利用した軟弱路線です。有名社の合同チャーター便ツアは満杯で、空きのあったA社の成田発ツアに申し込みました。これは正解、我々の仲間は6人とこぢんまりとしていて快適でした。
 高度障害の心配もない入門編のアンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキングですが、聞いていた以上に楽々コースでした。
 テント5泊ですが、ゆったりとした三角型のテントで気持ちよく寝られました。また、自分で担ぐ荷物も、丹沢徘徊時の半分以、雨具と休憩中の冷え防止の軽いフリースに200~300ccの水を持てば十分。行動時間も、たっぷりとした休憩と昼食の時間を入れて、長い時でも9時間くらい。ビスターリ、ビスターリと、歩行速度も足がもつれる程にゆっくりです。最後まで筋肉痛とは無縁でした(^_^)。 
ネパール王国
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コース
 4/29   成田発=バンコック泊
 4/30   バンコック=カトマンズ=(小型飛行機)
       =ポカラ=(車)=ルムレ
       -(トレッキング開始)
       -チャンドラコット(テント泊)
 5/1    チャンドラコット-ガンドルン(テント泊)
 5/2    ガンドルン-タダバニ(テント泊)
 5/3    タダバニ-ゴラバニ(テント泊)
 5/4    ゴラバニ-ビレタンティ(テント泊)
 5/5    ビレタンティ-ナヤプール
       =(車)=ポカラ=(小型飛行機)=カトマンズ泊
 5/6    カトマンズ=バンコック着=成田(5/7)
 
メンバ
○護法と信行、関東から60歳前後の山慣れた男性二人組
  関西から減量目的?の50代男性と不承不承付き合ってき
  たらしい20歳前の息子さん、  以上総員6人
○A社のツアリーダー1
○現地
   サーダー(Mr.カールマ)、シェルパ:3人
   キッチン:5人、ポーター:10人

○4/29 成田10:30発=バンコック14:30着  ASIA HOTEL泊まり
○4/30 バンコック11:47発=カトマンズ12:25着14:05発=ポカラ14:40着
       ポカラ15:00発=ルムレ16:20発-チャドラコット(~1560m)17:20着
 タイ航空でカトマンズへ、ついで20人乗りくらいの2プロペラ機に乗り換えてポカラ到着。眼下の凄い規模の段々畑とうねうねと続く生活道に圧倒されました。機械なしでこれだけのものを造るとなると、何百年もかかっているのではないでしょうか。
 ルムレでバスを下りた途端に10人くらいの男女が寄ってきました。観光客相手の物売りです。
チャンドラコットまでついてきた女性数名は、テントの周りに商品を広げるまでスタッフだと思いこんでました(^_^)。
 話には聞いてましたが、スタッフに恭しく傅かれたサービスは凄いです。テント場到着と起床時の洗面の湯と茶サービスそして休憩毎のお茶。トレッキング中の食事内容も日本人に合わせています。個人的にはやりすぎだと思いますが、お粥・カレー・ラーメン・ソバ・天ぷら・稲荷寿司・ピザ・野菜を揉んだ漬物、スープ・みそ汁等、他にも多数の品揃えが日替わりメニューで出てきました。量もたっぷりで食べ切れません。

眼下に広がる段々畑

テント泊初日の朝食