e-TAX 特別編1:公的個人認証の導入
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2007年12月にe-TAXをしようと公的個人認証を導入
この認証の有効期間は3年と短いようです
導入にあたってちょっとしたトラブルもあり、手順を忘れないように
一過性のBLOG記事からホームページに移しておく事にしました。
自分の備忘録のようなものですが、
もしご覧になった方に少しでもお役に立てれば幸いです

間違いもあるかも判りません。あくまでご参考という事で、
実際にインストールされるときは自己責任でお願いします。 

 国税庁からe-TAXを勧めるレターが今年も何通か届いています。国税庁のホームページを利用して確定申告書を作成しているからでしょう。
 でも、e-TAX を利用するには、市区役所で個人認証用のICカードを有料で作成し、パソコンに繋ぐカードリーダーをお店で購入する必要があります。これまでは、それに見合っただけのメリットもなかったので見送ってきました。
 ところが、今年になって、e-TAX で申告すると5000円が税金から控除される(1回だけです)、医療費控除などの領収書添付がいらない(保管義務はあるみたい)といった利点が付加されたようです。
  ならば、ITオタクとしては試してみないといかんかと、
2007年12月になってチャレンジした次第です

まずは、個人認証用のICカードを市役所(区役所)で作成します。
写真付きと写真なしのふた通りがあります。前者は運転免許証などに替わる身分証明にも使うそう。で、私はもちろん後者の写真なしを作成。
右のサンプル写真は横浜市の説明用の写真付き個人認証用モデルカードです。ICチップのついた住基カードですね。この発行手数料金が500円でした。
このカードと一緒に公的個人認証サービスのクライアントソフトが入ったCDを渡されます。
 クライアントソフトをインストールする前にICチップ付きの住基カード(個人認証カード)を読み取るためのリーダーが必要です。
 対応しているリーダーライーターの一覧リストが上記カード・CDと一緒に渡されています。
 パソコンショップでの購入になりますが、地方ではまずショップに置いていないです。インターネット通販で購入しました。宅配料金込みで3830円でした。購入したものは、いまどきまだあるんですねえ、USB Ver1でした。このドライバーはOS標準には入っていなくて、リーダーに付いてきたCDからドライバーをインストールします。まあ一般的な普通の手順どおりでOKです。
 カード一緒に受け取ったCDとその中身です。OS別のフォルダーにクライアントソフトが入っています。
 実はカードを作成してCDを受け取ったのが今年の9月頃です(今まで放置してました)。  CDに入っていたクライアントソフトの日付は2006年4月です。これがいけなかったのか、すんなりとはインストールが進行せず。エラーが出てインストールが完了しない状態でOSに戻ってしまいました。

 マニュアル見ても判りません。ほんとなら、、JavaVMのJREとかいうソフトの自動インストールに移るようですが、それが機能していないようです。
                それでは、JREってなんだ!!!
マニュアルにはJRE(Javaの実行環境)、Sun Microsysytems 社のホームページを参照としか書いてありません。そして、そのホームページのアドレスも書いていません。
もちろん有名な Sun Microsysytems 社ですから、ネット検索するとヒットするURLが無数に出てきます。でも、開いたホームページには JRE という用語はなかなか見つからず、Javaソフトウエアのインストールとしか書かれてません。これって、ホームページなんかで Java を使っている人には判っても、パソコンにあまり馴染みない方にはなんの事やらじゃないかな。
 
 JREってJava の実行環境を作るソフトですね。Java を利用したソフトを動かすため、自分のパソコンにインストールして使います。
 私の場合は、CDに入っていた個人認証用のクライアントソフトが古いため、既にパソコンに入っていた JREの新バージョンと不仲になったようです。
 仕方ないので、個人認証サービス(JPKI)のホームページから新しいクライアントソフトをダウンロードしました。その前に、念のためにパソコンに入っていたJREをアンインストールして、Sun Microsysytems 社から改めて新バージョンをインストールし直しました。いやはや面倒な事。
←JRE をインストールするホームページです
続いては、個人認証クライアントソフトをダウンロードする手順です
何故か、黙ってはダウンロードさせてくれません。市役所でもらったCDに入っている別のソフトで
の認証がないと駄目みたい。
  公的認証サービス 指定確証機関「財団法人 自治体衛星通信機構」・・・うーん、何者じゃ、
実はこれが略称JPKIの組織名です。
JPKIのホームページの中を探すと、
1.ソフトウェアを安全にダウンロードしていただくため、「公的個人認証サービスブリッジ認証局の自己署名証明書の登録」を行ってください・・・うんぬんが書いてあります。
・・・市区町村窓口で配布した「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」CD-ROM(※)を利用して、公的個人認証サービスブリッジ認証局(Bridge CA)の自己署名証明書をお使いのパソコンに登録することにより、安全にダウンロードしていただけますので、以下の手順にて御利用いただきますようお願いいたします。
※ CD-ROMの中央下部分に印字されている年月が「平成17年10月」以降のCD-ROMで本手順をご利用いただけます・・・
受け取ったCDの中身です。この中に赤の丸枠で囲ったソフト(JPKCIBCA.cer)というのが、
「公的個人認証サービスブリッジ認証局(Bridge CA)の自己署名証明書」なるものを自分のパソコンに登録するためのものらしいです。まあ、よくは判らないけど、これをダブルクリックして、次に進みます。
この後は以下の流れになります。 
 これでやっと、JPKIから新しい個人認証用のクライアントソフトをダウンロードできます。
 後は、これをインストールするだけです。

いやはや面倒な事だし、どうも合点がいかない

公的個人認証のサービスなのに、
いくら一般に流通しているとはいえ、
一民間企業のソフトウエアをその企業のホームページから自分で採ってこさせるとはねえ。、

全てのソフトを一体化して、自動的にインストールができるようなCDを付けるのが普通じゃない!!(怒)。

それに、この Java の実行環境 JRE は、次々バージョンアップしてますよえ。
いつの間にか自分のパソコンに取り込むという事も起こるはず。
その時に、このクライアントソフトはきちんと機能するのかな。