徳島:剣山
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行程
 2016年1月2日
  徳島市内=徳島IC=美馬IC=貞光ゆうゆう館-見ノ越
  見ノ越--西島--刀掛けの松-頂上ヒュッテ-頂上-頂上ヒュッテ-西島-見ノ越
  コリトリ=木屋平=神山=徳島市内   

コースと概要    以下、クリックで地図、写真拡大します
 まるで初春の残雪のような剣山
正月三が日の剣山訪問は、2009年・2010年・2014年・2015年に続いて今回で5回目。これまでからは想像できないほど、そして怖くなるほど雪が少ない剣山でした。温暖化の影響なんでしょうか。気温も高く、見ノ越からの登り口で0℃、山頂ヒュッテが-1℃。登山口に戻ったときには2℃まで上昇。

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徳島道・美馬ICから貞光ゆうゆう館へ。ここから国道438号線で見ノ越まで走向。道路に雪が出てくるのは民家を通り過ぎたヘアピンカーブの辺りから。降雪量は極端に少なく、一部凍結した所もあるとはいえ、ノーマルタイヤでも走れそう。例年、深い雪に突っ込み動けなくなる車がいるスキー場跡にも雪はほんの少し。自由開放されている元スキー場は雪遊びができそうもない。

そして見ノ越の駐車場。特に雪の多かった昨年の1月3日には山のような積雪で車が入れなかったが、今年は悲しいほど積雪はなし。
   

出発の空 木星?

貞光ゆうゆう館

国道438号

昨年1/3

昨年1/3 見ノ越
話は飛んで、帰りの道。なんと、例年は通行止めで入れないはずの木屋平/神山方面への国道438号線に入っていく車が3台。見ノ越駐車場からそちら方面へ出るトンネル手前の通行止め標識が横にどいている。そういう管理なのか?、あるいは誰かが動かしたのか?
思い切ってそのまま走向したが、なんと道には全く雪もなく乾燥していて問題なし。
信じられない状態です。

 さて、頂上への登山道です。これまた例年の積雪もモンスター風の樹氷もなし。
積雪に埋もれそうになる頂上ヒュッテ前の宝蔵石神社の鳥居も夏の姿のまま、その手前の積雪で歩けなくなる夏道も問題なく通過。
   

今年の見ノ越

剣神社
剣神社 三嶺 リフトトンネル
西島:矢筈~黒笠の展望
   

三嶺、塔丸

西島辺りからジロウキュウ方面

大好きな風景 西島から大岩そして三嶺

西島から大剣神社
へのルー

高城山
   

安徳天皇
伝説の刀掛けの松

刀掛けの松 枝折れ神社

昨年の刀掛けの松

昨年の枝折れ神社
   

テンニンソウの跡

頂上への夏道 うっすらと積雪

昨年はモンスターツリーがあったが

昨年はモンスターツリーがあったが

頂上ヒュッテ前の宝蔵石神社鳥居
  頂上の木道の雪もお愛想程度だし両側のロープに付着するエビノシッポも全くなし。 まさに初春の雰囲気。
登山口から中腹の西島あたりまでは霞んでいるものの多少の展望もあったが、頂上ではガスが拡がり目の前のジロウキュウの秀麗な頂きも全く見えません。
   

山頂ヒュッテ

山頂

山頂

ジロウキュウはガスの中

昨年の頂上
    下山は大剣神社まわりを選択。こちらは登りの直登道より多少は雪が多めでアイゼンを装着するも、雪のない土と石の多い場所もあって歩きにくい。
そして、例年だと滑って落下と上斜面からの雪崩が心配な西島へのトラバース道もまるで夏道の風情。

昨年完成のエコトイレ

昨年完成リニューアルの山頂ヒュッテ

大剱神社へ

大剱神社

西島トラバース道
   

可愛い雪だるまがポツン

剱神社から三嶺

剱神社 石段

木屋平へ

木屋平道 通行止め標識
いやはやここまで異常気象が進行しているとは。
確かに10年以上も前の北アルプスの夏の朝だとシャツに毛糸のセーターとフリースにゴアテックスの雨具まで重ね着しても震い上がっていたのに、いまやヒートテックの下着一枚でも過ごせるようになってしまった。
海外の山でも氷河が凄まじいスピードで後退し、森林になってしまった場所も。
日常の平野とは異なる場所では温暖化による異常な変動を身にもって感じます。

今年は8月に入ってから色々とあって、ホームページの更新が滞っています。
11下旬になってから、取りあえずはMIXIにアップしていた記事をコピーしていってます。