讃岐山脈:大川山
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行程
  2014年3月28日
   徳島市内=(徳島道)=美馬IC=琴南公民館=随神門の先に駐車-展望テラス
     7:00                           8:30-9:00       10:05
   -山頂 大山神社-中寺廃寺跡へ-山頂直下-駐車場所=琴南公民館
     10:40-11:15     ~11:55            14:10     ~14:30
   =美馬IC=(徳島道)=徳島市内
    

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

カシミールとGPS
先日の香川の花いっぱいの山歩きに味を占めて、昨日(3/28)香川に再訪。
昨年の2月に初めて行った大川山。車を置かせてもらった地元の公民館で入手したパンフレットに載っていた国指定史跡「中寺廃寺跡」が気になっていました。

中寺廃寺跡
まだ調査中のこの史跡は大川神社の近くにあるらしいので、覗いてみたい。更に欲をいえば、5日前の花いっぱいだった山の近くでもあり、花も楽しめるかもと期待でしたが・・・まだ花には早すぎたようです。廃寺跡もすぐ近くまでは行ったが、戻りがたいへんかなと途中でUターン。

徳島から登山口まで1時間半と近い。自家用車と公共交通の違いはあるが、横浜時代によく行った丹沢とアクセス時間はあまりかわらない。表丹沢では大山、大山三峰、仏果山・経ガ岳などの山を選択できた。阿讃山脈も、この付近だと大川山、竜王山、大滝山などが選べる等、よく似た感じと思いながら登山口まで走行。

三頭トンネル手前
太陽マーケット

随神門の先 駐車

出発

展墓テラス

テラスから
象頭山、大麻山、
まんのう池

花はなく、
やっとフキノトウ

植物観察路
前は琴南公民館に車を置いたが、今回は中寺遺跡にも行こうと、林道を少し上まで行った所に駐車。山頂手前で展望テラスに寄り道。霞んでクリヤではないが象頭山などの展望。
展望テラスから引き返し、植物観察路をキャンプ場へ。花はまだなくフキノトウが出てきたところかな。

バードウオッチ

ヤマカガシ

やっとスミレが・・
ここは小鳥観察のメッカでもあるらしく、大砲のようなレンズをつけたカメラを据えている方もいらっしゃいます。 道の真ん中に寝そべっていた大きなヤマカガシも動きが鈍く、ノンビリと日向ぼっこの状態です。
キャンプ場のすぐ上が大川神社。
大川神社は文武天皇の時代に役の行者が祠を建てたとの伝承。
大山祗の命と木花咲耶姫命が合祀されています。神社の下にお墓、先代?先々代?の神官の奥様かな。


本殿

神官さん

二等三角点
境内に入ると、お祭りの準備をされていた神官さんが出てきて説明して下さった。農耕の神、安産の神として崇拝され。雨乞いでも有名だそう、
讃岐・阿波の人達から尊崇され石垣にも阿波のなになに、讃岐のなになにと寄進者の名前が彫られています。神官さんによると、皆さん財閥だそうです(^_^)。

石垣

龍王堂

本殿入り口

ヤマガラ

大川山から遠く見えたイチゴハウスへ

史跡工事

クローズされた入口
さて、中寺廃寺跡です。
平安時代に栄えたお寺だそうです。地元での伝承はあったそうだが、書かれた書物がなくて、「幻の山寺」となっていたとか。 最近の調査で仏塔跡などが見つかり、2008年に国の史跡に指定されたそうです。琴南公民館で尋ねたところ、この春頃まで工事が続くようです。
大川神社から急降下して尾根道をたどりましたが、標識もまだなくて不安になります。 工事中の標識と鎖でクローズされた所までたどり着きましたがここから更に細いコンクリート道がどーん下がっています。おそらく廃寺跡への道だろうとは思いましたが、ここをまた登り返すのは・・・シンドイ、やめた・・・と軟弱にも引き返しました。

花にも会えず、中寺にも行けずと消化不良なので、帰る途中に5日前によった沢沿いの道にユキワリイチゲを見に寄ってきました(^_^)。