徳島:剣山(オオヤマレンゲ)
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行程
 2013年6月29日
  徳島市内=(徳島道)=美馬IC=貞光ゆうゆう館=見ノ越-西島-刀掛けの松
    6:10                          8:20-8:30  9:35   9:50
  -行場--一ノ森-頂上ヒュッテ-頂上-ジロウキュウへの鞍部-大剣神社下
        11:25-12:30  13:30   13:45           
  -西島-見ノ越=徳島市内
   14:40   15:30                     

コースと概要    以下、クリックで地図、写真拡大します

カシミールとGPS
オオヤマレンゲの観賞と山トレを兼ねて剣山へ。この時期、流石に近くの里山は暑くて山トレにはつらいです。 剣山へのアクセスに便利な国道が崩落のために2012年に通行止めになり、いまだ開通は未定。今回は徳島道からぐるっとまわって登山口の見ノ越まで。 ここで岡山から来られた方に伺うと、なんとアクセス時間は徳島市内からの我らとあまりかわらないではないですか。早く道路回復して欲しいものです。  


見ノ越 小集団

西島の集団
流石に百名山。見ノ越には県外ナンバーの車、ツアバスなど沢山います。私達が到着したときに大勢の団体さんが出発され、これは混雑がたいへんだろうと覚悟です。
大集団に続いて縦走かなと思われる小集団も出発。そしてリフトの上の駅、西島での集団です。こちらは所行ツアかな。リフトで来たらしくて、道路いっぱいに拡がって体操中、歩きにくいです。
ヤブウツギの花も終わりかけ。、この後も登山道の各所で、こんなにあったんだと言うほど数多く見られました。
途中、「りーりーりー」ときれいな鳴き声が響き渡ります。この季節、中央線の滝子山で「ジージージー」と煩くハルゼミの鳴き声が響きましたが、こちらは澄んだ鳴き声です。里山倶楽部kyoさんにヒグラシではと教えて頂きました。

ヤブウツギ
セミの鳴き声
西島から太鼓岩そして遠く三嶺の展望。
そして崩落現場のズームアップ。 現場の上にあった大岩は除去されるなど、修復は進んではいるようですが、まだ斜面の保全工事はできていないようです。また、路面も盛り上がったままで車の通行まではまだまだのよう。

三嶺方面

崩落工事

刀掛けの松

ヒメレンゲ

カニコウモリ
刀掛けの松からオオヤマレンゲのある行場コースへと分岐。こちらは閑散として静かなものでした。 いつもは花の多いコースですが、ヒメレンゲが至る所に群生するもヒメフウロなどは見あたらず。そういえば見ノ越からの途中のヒメシャラも裏年なのかな。
穴吹川の源流を過ぎて、目的のオオヤマレンゲの場所へ。ちょうど花盛り。茶色くなりかけたものもあるが、蕾もまだあるといった状態。清楚な白い花が沢山ついています。他にハイカーもおられず、じっくりと観賞する事ができました。

穴吹川源流

小さなギンリョウソウ

オオヤマレンゲ
堪能した頃にご夫婦と思われるお二人が来られました。ご主人は山にも花にもお詳しく、アケボノツツジの隠れた名所など色んな情報をいただきました。

一ノ森へ

一ノ森ヒュッテ前

一ノ森ヒュッテ前

一ノ森ヒュッテ
この後に一ノ森ヒュッテの前でも、ダニについての詳しい有用な情報を色々と教えていただきました。なんと小一時間もお付き合いしてもらったようです。
お弁当を終えて剣山山頂ヒュッテへと移動。

一ノ森 山頂

剣山へ

二ノ森神社

ジロキュウ~剣山

ツマトリソウ

マイヅルソウ

ニガナ

山頂ヒュッテ
途中の登山道も花が色々。
山頂ヒュッテ前には新居綱男さんの育成されているタカネバラがきれいな」花を咲かせています。イシダテクサタチバナの花はちょっとまばらです。キレンゲショウマは蕾ができはじめてます。
飲み物をいただいてから山頂へ。

タカネバラ

イシダテ
クサタチバナ

剣山山頂

ジロウキュウ

お塔石

ミゾホウズキ

バイケイソウ
ジロウキュウ手前のコルからトラバース道へ。大剣神社のお塔石を見上げながら久しぶりの下の遊歩道を西島へ。
西島で地元のご婦人、パラソルをさしたままトントンとバランス良く歩かれるご婦人と一緒になって見ノ越まで下山。

へんなキノコ



ショウキラン
新聞でタカネバラの紹介記事を見て来られたが、うっかりとオオヤマレンゲの方へ回るのを忘れたと大ボヤキなさってました。この方に私達が見落としていたショウキランを教えて頂きました。いつも二人で歩かれているそう。その相方の方(後で、つるぎ昔乙女さんと判りました)がなんと見ノ越で待っておられました。またお会いできる事を楽しみにしています。