讃岐(阿讃)山脈 大滝山
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行程  2012年12月6日
   徳島市内=脇町IC=大滝山県民いこいの森キャンプ場-苫尾峠口-苫尾峠-苫尾山
     7:30               9:30-9:50                    11:00  11:13
   -三本松-大生峠-城ヶ丸-大滝山-西照神社-大生峠-(中復道)-けやきの大木
      11:25  12:00  12:20   12:40 12:50-13:30  14:00            15:10
   -苫尾峠 分岐-うどん谷口-大滝山県民いこいの森キャンプ場=奥の湯温泉=脇町IC・徳島市内
      15:20     15:35            15:40

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

カシミールとGPS
昼前からお天気が回復という天気予報を信じて阿讃山脈(讃岐山脈)の大滝山(標高946m)へ。 徳島道を西に走るにつれて天候は悪化。次第に雨模様となってきましたが、天気回復をひたすら信じて(願って)、登山口まで約2時間の走行。
登山口では小雪が舞う天気となりましたが、雨よりはましとだろうとフル装備で出発。身支度していると公園センターの方がお声をかけてくれました。きっと心配なさったんでしょう。帰りにまた出会えて、無事に戻った事を報告です。

センターでいただいた
イラスト地図
コースは香川県の大滝山公園センターの第1キャンプ場前に車を置き、苫尾口から苫尾峠~三本松~大生峠(おおばえとうげ)~大滝山・西照神社と尾根歩き。帰りは大生峠から中腹を通る中復道を苫尾口(もしくはウドン谷口)の設定です。
いつもは温泉を利用せずに帰るのですが、今回は近くの「奥の湯温泉」を予定です。


苫尾口

雪まぶし

遊歩道
苫尾口、大屋敷橋の手前に車を置かせてもらい、身支度。小雪が舞い始めたので、レイヤードの上に雨具を着けて出発。
葉っぱに砂糖をまぶした様な雪がきれいです。苫尾口から急登、すぐ広い遊歩道にぶつかるが、緩やかに登る右か少し下がり気味の左か判りにくい。最初は右に行ったが、左に戻る。
遊歩道を左に行くと、ウドン谷口から登ってくるの道と出会う。右に分岐した登り口から中復道の分岐へ。

雪まぶし

中復道 分岐

雪まぶし

雪まぶし

雪まぶし

苫尾峠

次第に雪化粧

三本松
更に登って行くと苫尾峠に。ここから尾根伝いに大滝山へ。右(西)に行くと細尾峠から竜王山への縦走路。
雪と風に引き返すか、中復道へエスケープするかと考えながらも、三本松の少し先の中復道への分岐を見送り大生峠(おおばえとうげ)まで到着。

雪まぶし

三本松 分岐

大生峠

城ヶ丸

大滝寺の立ち入り
禁止の看板

県境の標識

葉っぱにきれいな雪

東屋
ここまで来ると山頂、西照神社まで近いです。
香川と徳島の県境になっているようです。右側は徳島、大滝寺の境内。ロープあり、立ち入らないようにの看板。
ほんの少し先が大滝山の山頂らしい。山頂らしくないが、神仏分離前にはここに大滝寺の本堂があったらしい。

大滝山 山頂

大滝寺 本堂跡

大滝寺 石柱

西照神社

西照神社

大生峠

中復道

あちこち崩落
大滝寺に西照権現が祀られていたが、神仏分離で大滝寺と西照神社に別れる。主神が月読尊。高丸山の東照神社と対比、あちらは天照大神だとの説も。
中復道を苫尾口へと戻りますが、山腹に無理に作ったハイキング道なのか、所々崩落しかけています。
大ケヤキに出る前に道を間違え、完全崩落の昔?の道に入ってしまい怖い思いも。引き返しましたが。

大ケヤキ

大ケヤキ

ツルリンドウ実

大屋敷の廃屋?

奥の湯温泉
苫尾峠-苫尾口の道にぶつかったところで「うどん谷口」へと下山。この辺りは大屋敷という地名で、沢沿いに廃屋のような民家がありました。大きな屋敷があった場所なんでしょうか。そこで、ウドンを打ったとか(^_-)。
車に戻り、センターの方に戻ったと挨拶してから、近くの奥の湯温泉へと移動。塩江温泉の奥座敷で、以前にここは老人福祉の施設だったらしい。
 今回の山は、稜線で風も強く、一時期は雪の粒が顔にあたり痛いほどで、いやあ寒かった。
西照神社の境内で雪を被った金属製のベンチで震えながらのお弁当に、久しぶりに震え上がりました。
お弁当の後に手袋をはこうとすると、途中で小指が引っ掛かり入っていきません。あれ、手袋がおかしくなったのかと調べてもなんともない。ひょっと小指を見るとくの字に曲がったままです。どうも寒さにやられたようですが、暖めると回復。

 帰りは山腹にハイキング用に作ったとも思われる中復道を通り、途中の大ケヤキを尋ねてから苫尾口の車まで戻りましたが、途中で道迷いです。
 実は登りでもちょっとだけ道探索の羽目になってます。標識は多いのですが、どうも肝心の所で判りにくい感じもします。 帰りの中復道の迷いでは、ちょっと怖い思いもしました。
    ・・・やはり、山腹を削った無理矢理の道は崩れやすいですね。
       一部ですが、崩落している場所がいくつかあって、危険の標識がありました。
 そして最後のだめ押しで間違ってしまった道は怖かった(でも楽しかったかも)。 たぶん昔の道なんでしょうかしら、ほとんど崩落した斜面に 靴幅くらいの踏み跡が真っ直ぐにのびています。そして、もうひとつの道は稜線に向かって登っていく分岐になっています。この分岐にはなんの 記載もなく、少し上の方まで行くと道標がありました。なんと、それには苫尾峠へと書かれています。これだと、また稜線に登り返す事に なるのではと、引き返して踏み跡にアタックしました。
 これが崩落したザレの道で、 靴幅くらいの踏み跡も谷に向かって傾いています。一方、反対側の斜面もザレていて、掴まるような木も生えていません。 ともあれ、決死の思いで少し先の畝まで渡り、隠れていた先を覗くと、もっと 酷い状態がずっと続いています。これは危険と、諦めて峠への標識のある方へ戻ることにしました。しかし戻りも、またまた怖い思いです。幸いザレがまるで積雪のような感じで、靴を蹴り込むと、少し安定しました。
  なお、先程の苫尾峠への標識は厳密には間違いじゃないかな。どんどん上に登っていくように見える道ですから、これは苫尾峠に行く道だと勘違いします。苫尾峠・苫尾口と書いてあれば間違えなかったでしょう。

左NEXUS7
右ガーミン

NEXUS7拡大
今回は、いつも使っているガーミンのGPS(60CSx)と、最近に入手したアンドロイドタブレットNEXUS7のGPSのふたつを試しました。