福島:安達太良山
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行程  2012年11月01~03日
 11/01 徳島市内=羽田空港=二本松IC=岳温泉
        7:00-9:30 10:40-11:00        17:00
 11/02 岳温泉=奥岳-くろがね小屋-あだたら渓谷-奥岳=岳温泉=新野地温泉
        8:20   8:50   11:20-12:45 14:15-14:45                16:15
 11/03 新野地温泉=磐梯吾妻スカイライン=岳温泉=二本松IC=神奈川
         8:30                         ~12:30    ~15:00

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

羽田-岳温泉

二本松
岳温泉周辺
上京のついでに、久しぶりの東北の山を目指しました。
羽田からレンタカーで岳温泉へ移動。翌日は安達太良山の予定だったが・・・なんとまあ寒波襲来で初冠雪。アイゼンは用意していたが、山頂は風速30mをこえてゴンドラも運休です。
歩けるところまで行こうと出発したが、林のない場所では歩けないほどの強風です。これは危険だと登山は断念。
せめて温泉のある山小屋として知られている「くろがね小屋」までは行くことにしました。
途中の道は積雪し一部が凍っていましたがアイゼンがいるほどではなく、小屋に到着。登山口から一緒になった岡山から来られた男性と意気投合、ここの温泉にも一緒に入浴して情報交換。私達は前日の宿で飲んだ美味しい二本松の地酒「奥の松」を紹介。
登山口に戻り、奥岳から岳温泉まで我々のレンタカーで送り、ついでに一緒に地酒購入をする事に(^_^)。下山途中に安達太良渓谷の遊歩道で滝と紅葉を楽しみ、我々は岳温泉から新野地温泉の宿へと移動。

安達太良山

陽日の郷 あずま館

新野地温泉
岳温泉の宿、「陽日の郷 あずま館」は客対応の良い快適な宿でした。翌日は新野地温泉にある一軒の旅館を予約。野趣たっぷりの露天風呂もあり「秘湯を守る会」の推薦宿のようだが、客対応が最悪でした。詳しくは最後にレポ。

11/1 徳島-羽田-岳温泉

渋滞車からモノレール

そしてスカイツリー

やっと那須高原SA
今回は羽田からレンタカーを利用する初めての取り組み。空港カウンターから送迎車が出るので大きな荷物もOKでした。地方では経験することのない凄い渋滞に久しぶりにはまってしまい、なかなか東北道に入れません(^_^;)。
なんと福島西ICと二本松ICの間が事故で通行止め、またもや渋滞ですが、なんとか空港から約5時間で宿に到着。

陽日の郷 あずま館

今回の客室

自然派ビュッフェ
「ゆいの一楽」


美味しかった酒
奥の松

コーヒーサーバーのあるラウンジ
2012年7月にリニューアルオープンしたそうで、館内は広々としていて書、彫刻、絵画などが展示されています。室礼というらしい。随所にお客を念頭に置いた造りで、スタッフの対応も素晴らしい。
11/2 岳温泉-奥岳-くろがね小屋-新野地温泉
さて、翌日。登山口の奥岳まで車で20分ほど。残念ながら小雨と強風にとなりました。取り敢えず装備をしてから行けるところまで行く事に。
風が凄くてゴンドラも運休です。山頂は30mくらいの風だそう。

安達太良登山口

レストハウス

登山口付近は紅葉

富士急ホテル

登山口

スキーリフト
行けるところまでいこうと悪天候のフル装備で出発。すぐ、工事中の富士急ホテル。インターネット予約ができない理由がわかりました、今度の震災で壊れてしまったそうです。スキー場のリフトを過ぎて薬師岳への登り口に入ると、風を防ぐ林がなくなり立っているのも難しく・・・諦めてくろがね小屋までに変更。
地元のツア小団体さんは諦めてあだたら渓谷の遊歩道に変更。リーダーの方に馬車道と旧道を教えてもらい、旧道を行く事にします。

地元の小団体

馬車道と旧道

旧道

紅葉

紅葉

旧道 岡山の男性

青空もちらりと

勢到平
レストハウスで会った岡山の男性とほぼ一緒に行動。お孫さんは首都圏にと私達と似たような環境。実家が横浜で岡山に転勤して定住・・・こちらは私達とは~逆パターンかな。
山頂方向から下りてこられた男性と遭遇、風強く引き返されたそう。周囲は次第に雪景色に、初冠雪らしい。

下りてこられた男性

雪と紅葉

金明水神 石碑

雪の馬車道

配管から吹き出し?

雪煙(^_^)

くろがね小屋

くろがね小屋
くろがね小屋に近づくと源泉からの配管でしょうか。硫黄の吹き出している跡が。
小屋の更に奥が岳温泉の源泉。馬車道も源泉管理用に造られたのかも。
登山口から標高差約400mのくろがね小屋。ここから山頂ま標高差は約400m。1時間ちょっとでしょうが、風はおさまらず諦めて小屋で休憩。

くろがね小屋

小屋周辺

小屋周辺

小屋の奥は源泉
江戸時代の温泉街

小屋の前 ナナカマド

小屋の中

2階の部屋

温泉
温泉のある山小屋で、軒先の南部鉄製の黒い鐘がシンボル。通年営業だが、冬は奥岳から雪中行軍(^_^;)。江戸時代には一帯が温泉街として賑わったそう。
温泉でくつろいた跡、のんびりと携帯食で軽い昼食をとって下山。帰りはあだたら渓谷の遊歩道を通りました。
あだたら渓谷の遊歩道、紅葉は少しピークを過ぎた感じでもあり、お天気がもうひとつなので、煌めいた印象ではありません。
滑りやすい木道(写真写していて転びました(^_^;))をアップダウンして登山口。クラブツーリズムの添乗員さんから遊歩道の様子を尋ねられました。風が収まらずゴンドラは運休のまま。観光ツアは困るでしょうね。

奥の松

岳温泉から
野地温泉へ

野地温泉
レストハウスで先にくろがね小屋を出発した岡山の男性と合流。今夜の宿にされている岳温泉までお送りし、ついでに美味しかったお酒「奥の松」を探して酒屋巡りしました。香りの良いワイン風のお酒です。
岳温泉からは野地温泉を通過して、今夜の宿の新野地温泉へと移動。
新野地温泉は標高1200mほどにある温泉宿で展望は抜群。
秘湯を守る会の推薦宿でもあるようです。

新野地温泉

外の露天風呂

内風呂

部屋食
11/3 新野地温泉-磐梯吾妻スカイライン-神奈川県
流石に温泉は趣があって良かったです。2階の屋内風呂にはシャワーもあり頭・身体を洗えます。1階にはなかなかの雰囲気尾ある階段通路を通り屋内風呂。更に奥には屋外風呂へ繋がっています。
そこかしこから蒸気が噴き出しす屋外の風呂は雰囲気も抜群。お風呂で一緒になった男性はご夫婦であちこち旅をされている横浜の方で、私達の横浜時代の隣町がお住まいとの事。盛り上がりました(^_^)。
紅葉を楽しみながら磐梯吾妻スカイラインをドライブして、吾妻小富士の山頂へもと期待したが、なんと路面凍結で通行できず。でも、樹氷・霧氷と紅葉のコラボレーションをたっぷりと堪能できました。
蛇足:今回の宿の感想
 いつもの旅行では宿は横になれれな十分と、内容の善し悪しはあまり気にならないのですが、
今回は一泊目の宿と二泊目の宿で印象が全く異なりました。

気持ちの良いフロワー

気持ちの良いフロワー

各所に彫刻、絵

気持ちの良いフロワー

気持ちの良いフロワー
セルフのコーヒーも
岳温泉の宿、「陽日の郷 あずま館」はリフォームされたきれいで広々とした宿でした。なんといっても客対応の良い快適な宿でした。

広々した部屋

夕食

美味しかった酒
食事は食堂でビュッフェスタイルですが、その場でステーキなども焼いてもらえるし、スタッフの対応も良かったです。
到着したときに前に出ていたスタッフの方の対応も素晴らしかった。山用からその後に孫達の家に滞在する時の荷物も詰めた大きなスーツケースを運んでくれ、車も駐車場にまわしてくれました。

新野地温泉

宿
翌日は新野地温泉の宿。野趣あふれた露天風呂もあり「秘湯を守る会」の推薦宿のようだが、客対応が最悪でした。
①部屋食を約束時間より早くセッティングし温泉から戻っての身支度ができない、②朝食には約束だった普通のご飯が品切れで冷えたまずい麦飯しかなく、謝罪もない、
部屋の暖房器の裏側に落ち込んだ帽子が真っ白に、なんと裏側は誇りが山のように積もってます、
④建屋が古いのは趣あるが、風呂場のすきま風をぼろぼろのビニールで覆っている(覆いきれず寒いこと)、

一見もっともらしい秘湯を守る会

本沢温泉を思い出した風呂への道

素晴らしい露天ではあります
チェックアウト時に経営者からはなんの謝罪もなく、そのくせネット割引の書類出しが遅れた我々をまるで役所のように責めてくるといった最悪の宿でした。
まさに経営者の姿勢が従業員のモラルに反映する典型的な例だったかも。