徳島 剣山 |
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行程 2012年8月16日
徳島市内=神山=木屋平=見ノ越--西島--刀掛けの松-行場(花畑)-一ノ森
-山頂ヒュッテ-山頂-第二見晴らし台-トラバース合流-大検神社-西島
-太鼓くぐり-祖谷川源流-見ノ越=徳島市内
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コースと概要 以下、クリックで地図、写真拡大します |
カシミールとGPS |
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お盆~お盆明けと安定しなかった天気も、なんとか晴れ間も。 やっとこさ、ひと月ぶりの山歩き。 自宅からアクセスしやすく、かつこの暑さにも対応となると、やはり百名山の剣山でしょう。登山口の標高1400mほどの見ノ越まで約2時間半です。
キレンゲショウマを観賞すべく、刀掛けの松からお花畑の行場そして一ノ森へと回り、ら快適な尾根道を剣山山頂ヒュッテへ。山頂から、気になっていた第二展望台へのコースを歩くと、ジロウキュウ、お塔石の展望がいつものコースとは多少違って興味深い。ジロウキュウからのトラバース道に合流し、途中から御神水と大剣神社に登り返し参拝。沿面距離は約12.5Km、累積標高差は約1300mと多少の山トレにはなりました。 |
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県外ナンバーの車達 |
駐車場はいっぱい |
「天涯の花」碑 |
剣神社 |
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お盆も終わったが、登山客の車は多数。県外ナンバーが多いです。 |
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まずは快調に登り始めて西島に到着。
リフト駅裏のレイジンソウは見つからず。
しばらく展望を楽しみ安徳天皇の伝説のある「刀掛けの松」へ。子連れのファミリーハイカーも多いです。 |
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行場の至る所にシコクフウロの花。赤っぽい、青みがある、白い花と様々。花びらも丸いもの、裂け目のあるものが混じってます。 |
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はやくもトリカブト(シコクブシ)が花をつけています。流石にヒメフウロはそろそろ終盤ですね。
白い花火、多元宇宙のような花はシシウドかな?。 |
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キレンゲショウマ |
キレンゲショウマ |
キレンゲショウマ |
ギンバイソウ |
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そして今回お目当てのキレンゲショウマです。
鹿への保護ネットの中にギンバイソウも開いています。 |
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穴吹川源流の付近ではカニコウモリが群生。そして花の終わったオオヤマレンゲ、緑色のは実でしょうか? |
穴吹川源流 |
カニコウモリの花 |
カニコウモリ群生 |
オオヤマレンゲの実? |
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ところどころにミズホウズキの黄色い花。そしてスギゴケにも小さな白い花がついているようです。 |
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新田次郎による遭難碑のある「一ノ森~剣山」の尾根道に出て、一ノ森へと向かいます。 |
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ヒュッテ手前で変な毛虫 |
ヒュッテ白骨樹の昇竜 |
ヒュッテ前のレイジンソウ |
キツリフネ |
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寄生されたらしい毛虫を見つけ観察。なんだろ?
まずは山頂直下の一ノ森ヒュッテへ。今日はオープンしているようです。 |
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ヒュッテ前の庭には前管理人の内田さんが育てられたクガイソウ、シコクフウロなどが群生しています。降って横の道を登って一ノ森山頂へ。 |
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この山頂への道、それに剣山へ下る尾根道は笹が茂って歩きにくい笹漕ぎ状態。
その中でヘビに遭遇。逃げてくれません、暫く睨み合って、やっと撤退してくれました。威嚇はしてこないし、長くて黒い。まむしではなさそうだが、安全とってまむしとして対応。ほんとはカラスヘビだったようです。 |
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正面にはジロウキュウと剣山の間に三嶺の展望。左の方には槍戸山とホラ貝の滝から登ってくる草原。 |
ジロウキュウ、三嶺、
剣山 |
槍戸山と草原 |
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小さな花つけてる |
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剣山への尾根道。途中の鹿によるアカカンバの食害はひと月前にびっくりしたが、ダケカンバも同じ目にあってました。林は全滅ですね。 |
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山頂への尾根道で笹原につけられた縦横無尽の獣道、これも鹿の仕業か?
いちはやくアキノキリンソウも咲き始めていました。ひと月前に群れを成していたアキアカネは激減。
そういや、登り始めの煩いセミの鳴き声もぴったと無くなってました。 |
山頂へ 縦横無尽の足跡は鹿か |
アキノキリンソウ |
天下睥睨のカラス |
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山頂ヒュッテでおでんをいただき、持参のオニギリと昼食。宝蔵石神社に参拝したら、奥におられた神職さんが出てこられ、お祓いをして下さいました。
山頂からジロウキュウへの道は子連れのファミリーに塞がれて危なくて、少し戻ってしばらく展望を楽しみました。 |
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以前から気になっていた山頂から第二展望台へのコースを歩いて見ました。ジロウキュウ、御塔石の展望がいつものコースとは多少違っていて興味深いです。
このコースはジロウキュウからのトラバース道に合流します。 |
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御神水 トリカブト |
御神水 |
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トラバース道の途中から御神水へ。ここにもトリカブトがもう咲いていました。御神水は冷たくて気持ち良いです。御塔石の割れ目から流れてきているらしいが、落ちてくる様子は判りません。溜まり水を汲むようになります。
更に大剣神社に登り返して参拝。今日は神職さん不在でした。 |
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西島に出る直前のテキサスゲートのある分岐 。鹿の食害対策によってクガイソウが復活してきています。花の盛りには遅かったですが、まだ楽しめます。 |
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西島からは少し行程が長くなる太鼓くぐりコース。こちらには祖谷川の源流があります。太鼓くぐりの大岩は高さ10m近くだが、ひとつの岩ではなく重なり合って洞窟のようになっています。この洞窟をくぐれば上まで行けるのかも。吉川英治の鳴門秘帖に出てくる隠密を幽閉した洞窟はこれがモデルという話もあるようです。 |
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見ノ越から帰りの山道の出来事です。山道といっても一応は国道、でも落石の多い道ですし、冬には閉鎖されます。
山歩きも堪能し、気分爽快に車を走らせていると、突然に大きな「ガタン」という音。車が少し揺らいだ後に、こんどは「プシュー」という音が響きます。
これは数年前に日本一と言われるダートな剣山スーパー林道を走っていたときに出会った馴染みある音です・・・あちゃあ、またやったか。
そうなんです、スーパー林道の時は砕石のように鋭い歯のついた石にタイヤの側面を切られてしまいました。まだ、乗り出したばかりのアウトドア車のジムニーです。なんと、タイヤ交換の道具がどこに入っているのかも未確認のままでした。大汗かいて、おそらく一時間以上かけて交換完了。帰宅後に側面を裂いたタイヤは修理不能といわれました。
まさに同じ音、外に出てチェックすると、左の後ろタイヤはもうぺったんこです。後ろの方には黒っぽい落石が転がっています。そして道の反対側にはホイールキャップが落ちています。「あれ、誰か落としていったのかな」と相棒と話していて、ふと左の前のタイヤを見るとホイールキャップがありません(^_^;)。
さて、この車もタイヤ交換は初めて、ジャッキを引っ掛ける位置が判らず、ダッシュボードのマニュアルを引っ張り出して、なんとか交換終了。今回は30分弱です\(^_^)/・・・って、喜ぶ話か。
スペヤタイヤって幅が狭いし、ホイールも派手派手のオレンジ色。はやく交換しないと恥ずかしい(^_^)。
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