徳島 一ノ森~槍戸山
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行程  2012年5月23日
   徳島市内=神山=木屋平=コリトリ(垢離取)=藤の池本坊-剱山本宮ー追分
    5:30?  605-6:30                  7:30-7:50   8:10     9:10
   -一ノ森ヒュッテ-槍戸山-一ノ森山頂-一ノ森ヒュッテ-追分-藤の池本坊=神山=徳島市内
    10:30-10:50  11:30-12:15  13:00   13:15-13:35  14:15    15:00

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

カシミールとGPS

一ノ森からカシバード
ミク友ご夫妻と昔の剣山の表参道「コリトリ(垢離取)」からのルートで一ノ森(標高1879m)~槍戸山(標高1825m)へ行ってきました。 剣山(標高1955m)からの尾根続きですが、今回は剣山をパスです。 7年前に徳島に移り、近くの山歩きをはじめたときの事です。山の地図そして道路標識に「コリトリ」の名前を見て、なんだろうと頭の中が疑問の渦。その後、3年目に「垢離取」だと判明しました。このルートはかっての剣山参拝の表参道で入口のコリトリで身を清めてから山に入ったらしい。


藤の池入口から
東宮山

藤の池本坊入口

入口前
コリトリから藤の池本坊までの登山道は痛みが激しくてまた急勾配、かつ林道に出たり入ったりのルートとなる。我らは軟弱に林道を藤の池本坊の入口まで車で走行。藤の池本坊前は広くなっていて車も置けるが、途中は対向のしずらい荒れた狭い林道だ。
最初の入口を潜るとすぐ第二の入口。この先に「八大龍神王」の碑がある藤の池と「ハミノ窟」。この藤は富士とも書かれたりもします。「ハミノ窟」、謂われありそうだが不明のまま。ハミ=まむしでしょうが・・。

第二の入口

藤の池

ハミノ窟

沐浴 禊ぎ

沐浴時の偈文

護摩の道場
「藤の池本坊は麓の村「木屋平」にある龍光寺が本院。藤の池本坊は別当、神仏分離令の前は剣山本宮、大剱神社も別当だったとの事。龍光寺の本尊は阿弥陀如来、富士之池本坊は剱大権現。なので藤の池本坊の奥宮は神社造りだとの事。
石段をあがると奥宮。多数の石碑などがあります。
奥宮の屋根の造りが神社的。

奥宮へ

種々の石碑

照空孝観和尚

奥宮の屋根

坂を登ると

剱山本宮
毎年7月15日に1200年の歴史がある柴燈大護摩が行われるそうです。全国から大勢の信者が集まるようで、以前にネット検索していると大手旅行社のツア募集を見た事があります。コリトリに沢山のバスが停まり信者で溢れている写真もありますが、いまはどうなんでしょうね。
こおコースは2回目、前は9月で葉が茂り見晴らしはもうひとつ。今回は花、気持ちよい新緑を楽しめました。
行程半ばほでで追分。ここから「一ノ森」と「剣山 行場」に分岐するが、行場への道は崩落で封鎖されたまま。
見晴らしもあり、剣山の山頂ヒュッテも見えます。
途中にあった、何本もの根性木が貼り付いた大岩です。
この後、にくぶちへの分岐を分けて、もうすぐ一ノ森。
一ノ森が近づくと林は笹原にかわり、白骨樹も出てきます。
ヒュッテのシンボルツリー、昇竜もモミの葉に隠れそうだが健在。

一ノ森 手前

アカカンバ林

白骨樹とヒュッテ

ヒュッテのシンボル

ヒュッテ

近くの白骨樹

ヒュッテ前の庭

ヒュッテ前の庭
今日のヒュッテは臨時休業、内田さんの後新管理人さんには会えず。前の庭は補修中でネットも外されてました。
お茶休憩の後、槍戸山をめざします。山頂をちょっと過ぎた白骨樹のオブジェの所で昼食。
再び一ノ森へとUターン。シンボルツリー昇竜の二代目候補を発見(^_^)。一ノ森三角点と少し離れた鯉のぼりの「いる山頂。
ここら付近の稜線からはジロウキュウ、間の三嶺そしてすぐ近くの剣山の展望が得られます。
後は同じ道を下山。下りの方が目の前の新緑を楽しめますね。
今回は、フタリシズカ、ミヤマハコベ、ニリンソウ、ワチガイソウ、ムラサキサギゴケ群生などの花にも出会えました。