徳島 中津峰
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行程  2012年1月14日
 徳島市内=金谷 駐車場-(いやしの道)-山頂-パラグライダー基地-(林道)
          9:25               11:30  11:45-12:30
 -森林公園 駐車場-如意輪寺 分岐-(いやしの道)(やかん道)-金谷-立岩神社=徳島市内
       13:00      13:35                       14:30

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

カシミールとGPS
今日は一人で中津峰山に。今回は年末と逆コースをと「いやしの道」から登ることに。 いつもの道だし、誰一人おらず静かなものだから、先日なんとなく理屈レベルで気づいた「覚者の道」、これを少しでも感性で知ることができないかと、良く言えば瞑想、実際はボンヤリ迷走かな。ふと気づくとヤブ漕ぎしてました(青いる部分)・・覚者の道ならず藪漕ぎの道でした。 帰りも違うコースにしましょうと、森林公園の端の方から下りて、下山後は立岩神社を探すことに。
この立岩神社は登山口のすぐ近くだが、2007年に一度行ったきり。その後は道を忘れてしまいたどり着けていません。


たたらの滝

如意輪寺 分岐
山頂手前の雪
前日の降雪で多少の雪を期待したが、山頂付近で少し砂糖菓子のようにお化粧しているだけでした。
気温は3℃ほど、途中の登山道は風もあって寒かったが、山頂では陽当たりもありまずまず。今回は山頂から更にパラグライダー基地の方まで移動してお弁当。気温は低いが、遠くは春のようなモヤがかっかてます。

山頂の天津神社

大川原高原 風車

パラグライダー基地手前


山方比古彦神社

立岩神社
そして下山後は立岩神社の捜索です。2007年に訪れたときもしばらく探してまわったですが、その道をすっかり忘れてしまい再訪しようとした昨年は失敗。
登山口にある山方比古彦神社(金山神社)と対になっている感じです。こちらあ立岩神社は少し離れていて細い薄暗い道を奥へ登ったところにあります。
人の気配が感じられない雰囲気のある場所にあり、ご神体の大岩もたいへん変わっています。 なんでも日本一の巨大陽石だそうで、天津魔羅をまつっています。

ご神体の大岩

横から

説明
当社は日本一の巨大陽石を御神体とする神社である。陽石は高さ七メートル、巾四メートルの巨岩で、基部正面に左右二個の大玉石を配し、素朴にも男性を象徴しているが通俗的信仰はなく、祭神は天津麻羅といわれている。御神体の正面はたたら跡(金山神社)を向いており、古代金属器の製作に名工鍛冶・天津麻羅がかかわったことを暗示している。
古事記によると、八咫の鏡は「・・・天の金山の鉄を取りて、鍛人天津麻羅を求ぎて伊斯許理度売命(注:岩戸隠れの際に八咫鏡を作った神、日本書紀では石凝姥命)に科せて鏡を作らしめ・・・」とあり、この地で八咫の鏡を製作されたものと推定されている・・・
徳島では阿波が古事記-神話時代の舞台であったと研究を続けている団体がいくつもあるようです。2007年に初めて訪問したとき、同じく所在を探しでおられた50代くらいのスーツを着られた知的な風貌の男性に出会いました。お話しを伺うと、転勤で徳島に来られているそうです。この方も「古事記の舞台が阿波であった、天皇家は阿波の出である」といったロマン溢れる話を追いかけておられるようです。忌部の話、”因幡の白兎は実は徳島の蒲生田岬での話”などを聞かせていただきました。ここも三種の神器「八咫の鏡」に関わる神社なので、探しながら来られたようです。

登山道にある神代の時代の説明板