神奈川:弘法山
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行程  2011年12月7日
   小田急 鶴巻温泉-吾妻山-弘法山-権現山-浅間山-小田急 秦野駅

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルアースとGPS

カシミールとGPS

カシミール断面図
小田急沿線の吾妻山~弘法山~権現山~浅間山のハイキングコースは駅から駅とアクセスもよく手軽なため、首都圏時代には何度も訪問した懐かしいコース。
四国に移ってご無沙汰してました。7年ぶりの訪問になるかな。


陣屋

陣屋
小田急線の鶴巻温泉駅を下りて、日帰り温泉施設「弘法の湯」から温泉料亭「陣屋」の前を通ります。ランチ付きの日帰り温泉で利用したときは将棋名人戦に使われた部屋で休憩しました。
東名の下を潜って急坂を登るとハイキングコースに出ます。ここも野性猿に悩まされているようです。以前は湯河原と丹沢山塊の間を行き来して猿も、こんな人里まで来るようになったみたい。

ハイキングコース入口

野性猿に注意

快適なコース

吾妻山

吾妻山
ほどなく吾妻山。ここには日本武尊と弟橘比売の話が残されています。三浦半島走水から房総に移動しようとした時、荒れた海を鎮めるため、弟橘比売が海に身を投じた。無事に東国を征した日本武尊がこの山頂で「あずまはや・・」と妃への想いにくれたという伝説です。広島の吾妻山には、イザナギが亡くなったイザナミを探して「我が妻よ~」と叫んだとの話がありますね。
更に快適なコースを進むと、なんと熊に注意の看板。こんあ町近くまで熊が出たんだ。
この先で大山に繋がる山道があるから丹沢の奥から遊びに来たのかも。以前には、大山北尾根あるいは三峰から唐沢峠の途中で唐沢川の源頭に下りた所には熊がよく出没という話がありました。
そして、これも驚きの軽トラック(@_@)。MTBでもつらいような凸凹山道を下ってきたのか、立木に激突して動けなくなったらしい。
そして弘法山。ここは弘法大師が修行したという話が残されています。途中、曹洞宗にかわるが、釈迦堂には大師の像が安置されています。釈迦堂の後ろには経塚があったそうだが、いまは大銀杏があるだけ。

弘法の乳の水

鐘楼
井戸は「弘法の乳の水」と呼ばれていて、白く濁っており、乳の出をよくしたそうです。いまは井戸は封じられていて、横に手押しポンプがついています。
弘法山から権現山へのコースです。ここの平坦な道では草競馬が行われていたそう。今は春には桜祭りの屋台が並びます。

権現山

展望台


富士山
そして権現山。山頂は千畳敷と呼ばれている、ちょっとした広場。展望台もあり、富士山、箱根の金時山・明神ガ岳・神山・駒ヶ岳そして三浦半島・江ノ島・真鶴の眺めも良い・・今回はだいぶ霞がかかってます。
権現山から桜の多い浅間山へと移動。
後は下って道路を秦野駅へと行けば、懐かしいこのコースともお別れです。

浅間山へ

大山

浅間山