和歌山:友ヶ島とりやめ紀三井寺、和歌山城
夫婦で山歩きホームページトップへ

行程  2011年10月22日
   徳島市内=(南海フェリー)=和歌山港=紀三井寺=黒潮市場=和歌山城=明石大橋=徳島市内

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します
地元のバスツアで和歌山の無人島「友ヶ島」の探検ウォーク。登山靴、雨具にスパッツにヘッドランプなど完全装備で勇躍、いざ出発です。
さて、徳島港から和歌山港までフェリーで移動ですが、いやあ揺れました。横になって寝てましたが、やたら揺れて添乗員さん気分が悪くなったらしい(^_^;)。
そして和歌山に到着、これは友ヶ島への定期船はかなり厳しそうと覚悟を決めたところに、な・・なんと運行取りやめとのアナウンス。なんでも警報が出たらしい。急遽、和歌山の観光に切り替わりました。
友ヶ島・・・実は、今回のツアまで和歌山のどこにあるのかも知らず、無人島ってほんと?と知識は皆無。和歌山の南の海上だと思い込んでましたが、なんと淡路島と和歌山の間にある4つ程の島の総称で島内には民宿が3軒もあるらしい。住民登録していないので形式的には無人島らしい。
大阪湾を護る要塞として砲台等が築かれ民間人は二次大戦終了まで入れなかったらしい。要塞跡の探検、野生化した鹿に台湾リス、そうそう孔雀の写真もありました。


山門

三井水の一つ
「清浄水」

231段の結縁坂
さて、急遽切り替わった和歌山ミステリー観光。午前中は紀三井寺でした。奈良時代に唐の僧が開基した寺で正式名は紀三井山金剛宝寺護国院だそう。
結縁坂(けちえんざか)には紀ノ国屋文左衛門にからむ逸話が残っています。
境内にはH18年にできた千手十一面観世音菩薩を安置した真新しい仏殿があります。

本堂

本堂 吉祥天女

千手十一面観音

風鐸
新仏殿の軒から吊り下がった半鐘のような鐘ですが、正式には風鐸というらしい(ミク友に教えていただきました)。

もうひとつの疑問だったのが、大きな千手十一面観音像のれ額にある膨らみ。名称を忘れていましたが・・・あれは 白毫(びゃくごう)。 仏(如来)の眉間のやや上に生えているとされる白く長い毛。右巻きに丸まっており、伸ばすと1丈5尺あるらしい。
ヒンズー教の第3の眼あるいはインド哲学の第6チャクラとは異なるもののようです。
手塚治虫のコミック「三つ目がとおる」には超能力の第3の眼が描かれてました。
また、ヒンズー教徒は同じ位置に赤い印(ビンディーやティラカ)をつけますね。

黒潮市場

ボルトヨーロッパ
昼食は黒潮市場へと移動。大勢の観光客で賑わっていました。
大きなマリナシティー施設ののひとつです。
テーマパーク「ポルトヨーロッパ」、フィッシャマンズワーフ「黒潮市場」、リゾートホテル「ロイヤルパインズホテル」、「紀州黒潮温泉」、「紀ノ国フルーツ村」、「ソルカサ・デル・マール」他にも数施設の集まった一大観光拠点です。
たっぷりと海鮮の昼食を楽しんだ後は、和歌山城へ。やはり戦争で焼けてしまったために昭和33年に再建されたコンクリート城。
変わった根っこはテレ朝の「なにこれ珍百景」で紹介されたらしい

天守閣

石段を登る根っこ

御橋廊下

三つ寄せ鍬形の瓦

御橋廊下の中

イタズラ(^_^)
瓦の変わった紋章は「三つ寄せ鍬形」信長、秀吉、家康の三人が兜をつけて天下を論じた夢を見た家康が、その記念に紀伊家に下賜したという話があるそうです。
御橋廊下は殿様が大奥に通う禁制廊下。こういう話を聞くとイタズラしたくなります(^_^)
 悪天候で島への連絡船が停まったおかげで、まず行かないだろう紀三井寺と和歌山城を観光できました。