八ヶ岳:北横岳、双子池、蓼科山、車山、美ヶ原
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行程  2011年10月6~9日
  10/6 四国=諏訪IC=ピラタスロープウェー駐車場=ピラタスロープウェー-坪庭
        -北横岳ヒュッテ-七つ池ピストン
  10/7 北横岳ヒュッテ-北横岳-大岳ピストン-双子池-亀甲池-天祥寺原-蔘科山荘
        -蔘科山頂ヒュッテ-山頂ピストン
  10/8 蔘科山頂ヒュッテ-女神茶屋=ピラタスロープウェー駐車場=プチホテル花南
        =車山リフト駐車場=リフト-車山=車山リフト駐車場=すずらんの湯=プチホテル花南
  10/9 プチホテル花南=八島湿原=美ヶ原 散策=諏訪IC=四国

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

全行程

北横岳~蓼科山
ミク友と10月6~9日と久しぶりの北八ヶ岳を訪問。
○初日はピラタスロープウェーで坪庭、北横岳へ。七つ池をまわって北横岳ヒュッテに宿泊。
○二日目がメインコース。大岳を経由して双子池へ。双子池から亀甲池を経由し天祥寺原そして将軍平から蔘科山頂ヒュッテに到着。 十数年前には坪庭~北横岳~大岳~双子池、翌日に天祥寺原と将軍平を経由して蔘科山。その日に女神茶屋に下山しています。
○三日目は車移動がメインで、車山、八島湿原そして美ヶ原とまわって帰宅です。
お天気も良く、八ヶ岳はもちろん南アルプス、中央アルプス、木曽御嶽、北アルプスの展望に恵まれました。大岳からは一昨年に登った荒船山、妙義山も眺めることができました。
     ===ミク友にはずーっと車の運転をして頂きました。ありがとうございます。===

北横岳~蓼科山

コース断面
北横岳~蓼科山

コース断面
蓼科山~女神茶屋
さて、2日目のメインコース。GPS記録を見ると、なんと1200mを下って、1300m登ってます。 累積標高差ですが、滑りやすい岩の道を下り、また岩の道を登り返すキツイ行程でした。標準コースタイムをかなり水増ししたが、余裕を食いつぶして山頂ヒュッテに16時着。

10/6 四国=ピラタスロープウェー駐車場=坪庭-北横岳ヒュッテ
連休前のためお客はまばら。この季節にしては山の展望もまずまずです。

ピラタスロープウェ-

ピラタスロープウェ-

ゴンドラから紅葉

ゴンドラからシラビソ
ロープウェーを降りた坪庭。溶岩の中の遊歩道を北横岳めざします。この季節は花も少ないです。
遊歩道から三ツ岳分岐を通りヒュッテへ。
ヒュッテに荷物を置いて、近くの七つ池に行くも紅葉は終わってしまったようです。

シラタマ

ゴゼンタチバナの実

北横岳ヒュッテ

七つ池
ヒュッテのお客は連休前でまだ少なくて若夫婦ひと組と中央線の事故で到着が遅れた岩手の女性おふたり。
予約のみのヒュッテでロープウエーから電話してきた若夫婦は夕食なしと気の毒。我々の夕食はたっぷりの馬肉を使ったすき焼き、食べきれません。 分けてあげたかったけどねえ。
夕方~夜中と霧で夕陽も星空も諦めです。意外と暖かく、気温は0℃程度だったようです。
10/7 北横岳ヒュッテ-北横岳(南峰、北峰)-大岳-双子池-亀甲池-天祥寺原
       -将軍平(蔘科山荘)-蔘科山頂ヒュッテ、山頂

ヒュッテ前で日の出

北横岳 南峰

霧氷の着く山頂

北横岳 北峰
翌朝、やはり霧です。ヒュッテの前で太陽が一瞬見えたが、ご来光は諦め。山頂の木には霧氷が着いてます。
北横岳山頂からは岩々した道を下山。途中で大岳分岐から大岳をピストン。

蔘科山と霧氷

苔の花?

紅葉

大岳 登り

大岳

大岳

荒船山、妙義山

赤岳、阿弥陀方面
大岳です。強い風で身体が揺らぎます。なんと一昨年に行った荒船山と妙義山が見えます。
大岳分岐に戻り、岩々の道、所々は苔の道を双子池に下山。ここで十数年前、岩から穴ぼこに落下、メガネを無くしました。

苔の道

庭園のような道

双子池とヒュッテ

双子池

亀甲池へ

亀甲池の紅葉

天祥寺原
予定より約30分遅れて双子池に到着なので、ここでの休憩と次に予定していた昼食休憩を併せてお昼に。
ここから亀甲池への道、思ったよりアップダウンがあって負荷多し。亀甲池から天祥寺原は笹の平原歩きでホットする。
天祥寺原からの急な登りはまた岩々です。ヒーヒー言いながら、やっと辿り着いた蔘科山荘で休憩、山頂ヒュッテに16時頃到着と電話。

天祥寺原から

蔘科山荘

山頂ヒュッテへ

最後の登り

山頂ヒュッテ

影蔘科と山頂ヒュッテ

山頂

十数年前の山頂
山頂ヒュッテで暫く休憩、荷物を置いてすぐ上の山頂へ。十数年前は霧で何も見えなかった山頂です。
遠望はないが、広々とした岩々の異様な光景の山頂です。
夕陽で少し輝いています。
広い山頂の端にはなにやら碑のようなものが・・・でも疲れてパスです。

広い山頂

山頂

夕陽に輝く山頂
10/8 蔘科山頂ヒュッテ-女神茶屋=ピラタスロープウェー駐車場=車山=プチホテル花南

夜中に登ってきた

我々も下山

我々も下山
翌日です。蔘科山頂は残念ながら霧で日の出は見られず。気温は-5℃くらいに下がったようで霜が降りています。寒い外トイレに出てみると、夜中に登ってきた女子学生の組に遭遇。寒くて、岩も滑ったそう。軽装の学生もいて大胆なこと。風も強く体感温度はかなり下がりました。すぐ下山したようです。元気だわ。
我々も霧は晴れず、まだ風も強いが下山を開始。暫くは岩伝いの歩きにくいコースです。風が強いと少々怖い。
そうそう十数年前のとき、もっと風が強くて霧も濃く、岩場で立ち往生してしまった母子がおられました。

我々も下山

我々も下山

お、ミッキー岩だ

弁当岩(^_^)

十数年目の食事

笹と森
少し下りると風も収まり、岩の歩きにくさも軽減します。途中で十数年前に下山中に昼食をとった大岩、特徴ある大岩ですぐわかりました。
更に下ると緩やかな笹と林の道になります
標準コースタイム1時間40分、十数年前の実績コースタイム2時間を大幅に超える2時間50分で女神茶屋に到着。到着の少し手前で携帯でタクシー会社に連絡、ピラタスロープウェー駐車場までの移動を依頼。

黄葉し始めたカラマツ

少し紅葉

女神茶屋

途中の白樺湖と蔘科

車山リフトの店で昼食

車山リフトの店で昼食

車山リフトの店で昼食
ピラタスロープウェー駐車場からミク友の運転でビーナスラインを霧ヶ峰高原へ。
登山道を横目にリフトで山頂へ(^_^;)。
3,4人が乗れる大きなリフトです。山頂には車山神社(4本の御柱あり)。ここは百名山で言ってる霧ヶ峰の最高峰みたいだけど?

リフト駅

大きなリフト

車山神社

気象レーダー観測所

山頂標識

ゆったりの高原

遊歩道を下山
気象レーダー観測所の向こうに山頂標識。ここから湿原へ遊歩道あるようだが、花もなかろうと真ん中の駅までは歩いて下山。
真ん中の駅からまたリフトにて下山。
3日ぶりの風呂を目指します。

人工降雪用?

ナナカマドの紅葉

赤い実

観光馬車

すずらんの湯

プチホテル花南

ご主人の和風創作料理
美味しかった(^_-)

夜は女将のジャズなど
宿でもらった無料券で「すずらんの湯」、ゆっくりと入浴、かつ足も念入りにマッサージ(^_^)。
プチホテル花南

お勧めですよ(^_^)。

URL
10/9 プチホテル花南=ビーナスライン=八島湿原=美ヶ原=四国
翌日はなかなかの晴天です。朝食前にミク友は白樺一周の遊歩道へ、私は車山の登山コースの途中まで往復。
昨日のマッサージ効果で筋肉痛はほとんど無し。 車山(入口(^_^))から宿への帰りはジョギングですぞ\(^_^)/。

車山 登山道から

車山 登山道から
当初の計画では八島湿原を覗いてから帰る予定でしたが、ヤル気まんまんのミク友は美ヶ原まで運転してくださいました。このコースも途中の展望地から八ヶ岳はもちろん、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの展望が得られます。

車山 登山道から

八島湿原

八ヶ岳

南アルプス

中央アルプス

木曽御嶽山、白山
ビーナスライン途中の展望地からの展望です。この季節にして素晴らしい。
そして美ヶ原。アンテナのいっぱい立っている王ヶ頭は敬遠。牛伏山からの好展望を楽しむ。

牛伏山の牛君

王ヶ頭と飛行機雲

牛伏山より下山

王ヶ頭をバックに放牧

北アルプス

北アルプス
、2004年のあまり天気の良くない時に来ていますが、ここも百名山だったようです。今回は好天に恵まれて、牛伏山からの北アルプスの展望は素晴らしかったです。
紅葉はもう一つでしたが、素晴らしい展望に恵まれて満足。最後の宿も良かった。
2週間前から天気予報を毎日ウオッチして、数日前に計画を1日だけ後ろにずらしたのが大成功。お天気も良く、連休混雑も避けられました。
ただ、自分の体力低下の認識不足、コースタイムを上乗せし余裕だと思っていたが、結果はぎりぎりいっぱいになってしまった事は反省ですね。これまでの計画では休憩時間で余裕をもたせていたが、次からはコースタイム5割増しをして、なおかつ休憩時間も組み入れるようにしないと。

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