山梨 中央線 笹子:滝子山
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行程  2011年2月23日
   (東京=大月)大月=笹子-道証地蔵-大鹿山分岐-大谷ヶ丸分岐-白縫神社
     前日移動  6:54 7:15  8:35-8:45   9:50      11:25       12:10
   --山頂--檜平--初狩駅=八王子=町田=秦野
   12:15-13:10 13:50 16:45-16:54

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルアースとGPS

カシミールとGPS
約40年間の首都圏時代に歩いた山は色々、それぞれの山にそれぞれの思い出が、その中でも特に思い入れのある二つの山を再訪。まずは中央本線の大月から更に西に二つの駅、笹子駅からアクセスする滝子山。
標高は約1590mほどだが、笹子駅から歩き初狩駅に戻る行程は長く歩きがいもたっぷり。徳島の山頂近くまで車でアクセスできる楽ちん登山に慣れてしまって、登り5時間、下り4時間に少々疲れました(汗)。
19995年から登り始めて今回が10回目。毎回、色々な思い出が伴っています。五十肩で腕が上がらないなか岩場の「寂しょう尾根、南陵」コースにチャレンジしたこと、ズミ沢でのハルゼミの大合唱と冬には氷の大シャンデリアと氷花、そして社会人生活を大きく変える決断などなど。

以前に見た氷花

以前に見た氷花


笹子駅から滝子山

笹子駅
今回はおっかない岩稜(寂しょう尾根)への分岐を通り過ぎ、ズミ沢沿いの登山道からアクセスです。林道を道証地蔵から沢沿いの登山道に降ります。 きれいな滝が続く沢沿いの道です。
桜森林公園そして寂しょう尾根への分岐を通り過ぎると道証地蔵です。

桜森林公園

寂しょう尾根分岐

道証地蔵
随所に雪が残っていますが、踏み固められていてアイゼンは不要。日当たりの良い所では雪も消えてしまっていました。
途中のザレた斜面トラバース部分の雪は全くなかったですが、それでもなかなか緊張します。
青空とカラマツ林の斜面は雪もなくポカポカ。
大菩薩嶺からずーっと南下してくる小金沢連嶺は気持ちの良い縦走コース、その南端に位置するのが滝子山です。山頂の多少手前の広い斜面に出ると、小金沢連嶺の大谷ヶ丸へ分岐する道が現れます。雪も深くなり少し手前からアイゼンを装着。
話は戻って、思いで話。ある時に林道の途中でもらった長電話。何度も断った新会社の運営要請です。

雪も深く

大谷ヶ丸 分岐
断れない方からの電話でもあり、課題の個人事情もほぼ解消のため、この電話で引き受け。
・・・懐の山 起業決断 雪の道
雪の斜面の遠くに八ヶ岳そして南アルプスを眺めながら感慨にふけっておりました。
山頂手前の白縫神社。鎮西八郎為朝の妻、白縫姫が保元の乱の後、我が子の為若丸、家臣13人と流浪、滝子山に至って水場のある場所に小屋を造ったという言い伝えがあるようです。ここから山頂まであとひと息。

白縫神社

山頂
そして山頂
天気予報とは違って快晴に恵まれて展望もばっちりです。
あまり広くない山頂ですが、富士山と南アルプスの展望を楽しめます。
ポカポカと気持ち良く、1時間ほどの食事休憩。
ぼんやりと富士山を眺めていてハプニング、昨夜仕入れておいた美味しそうなお握りがころころと。遙か遠くまで転げ落ちて回収できず(;_;)。

女坂

檜平から三ツ峠と富士山
そして下山は初狩駅へ。途中で岩の多いコースと10年ほど前にできた女坂コースに分かれます。
いずれも初狩駅に出る前の桧平で三ツ峠山と富士山のダブル展望も楽しめます。
下山したところに「方外山房」、滝子山に初めて来たときから気になっている山房です。
初狩駅の裏側にある旅館「参籠八幡」も気になる施設です。

初狩駅へ

方外山房

参籠八幡
この日は中央本線で八王子、八王子からは町田に出て小田急で秦野駅へと移動。明日は、これまた思いでの山、大山に登る予定です。