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徳島 大川原高原 |
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行程 2011年1月2日
徳島市内=大川原高原・一軒茶屋パーキング-旭ヶ丸-お文の墓-鉄塔下 広場
09:10 10:10-10:40 12:15-12:50
-一軒茶屋パーキング=市内
~14:00 |
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コースと概要 以下、クリックで地図、写真拡大します |
カシミールとGPS |
展望地図 |
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市内のすぐ近く、標高1000mほどの大川原高原。市内から見える山頂付近の牧場が白くお化粧してます。シーズン初めてのアイゼンつけての散策をしようと出かけました。
登山道の積雪は数cmくらい、吹きだまりで20cmほど。でもアクセス道路は随所でアイスバーンです。前の冬から装着したままのスタッドレスタイヤ、大丈夫かなとおそるおそる走行。なんとか、まだ劣化はしておらず、4WD走行で問題なく上の駐車場まで到着。 |
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帰りの道路は日を浴びて雪も氷もシャーベット状態で問題なし。とはいえ、これから登ってくる車があちこちで停まっていました。寒いなか、狭い林道でチェーンを装着するのはたいへんでしょう。チェーン装着しているにもかかわらず身動きできない車もいました。後輪にチェーンを巻いて駆動力はなんとか維持できたようだが、前輪がハンドル切ったまま回転もせずにスケートのように滑っています。いやあ怖い怖い。レスキューに向かうJAFの車と途中ですれ違いました。・・・うーん、やはりスタッドレスと4WDが最適、万一のためのチェーン持参が王道かな。 |
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このシーズン初めてのアイゼン装着(6本の軽アイゼン)。せいぜい数cmの積雪だが、久しぶりの雪歩きはなかなか楽しい。 |
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途中の展望台から。北側には風力発電所の風車がきれいに並んでいます。この工事で痛んだ道路は修復されたが、一部でアジサイの群生が刈り取られてしまったりも。小さなスケールでの開発と環境のトレードオフかな。
寺田寅彦の随筆「雨の上高地」です・・・『大正池からそこまで二里に近い道程を山腹に沿うて地中の闇に隧道を掘り、その中を導いて緩かに流して来た水を急転下させてタービンを動かすのである。 |
風力発電 |
雲早山~旭丸 |
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この工事を県当局で認可する交換条件として上高地迄の自動車道路の完成を会社に課したといふ噂話を同乗の客一人から聞かされた。かうした工事が天然の風致を破壊すると云つて慨嘆する人もあるやうであるが自分などは必ずしもさうとばかりは思はない。深山幽谷の中に置かれた発電所は、吾々の眼には矢張その環境にぴつたりはまつてザハリッヒな美しさを見せてゐる。例へば悪趣味で人を呼ぶ都会の料理屋の造り庭の全く無意味なこけおどしの石燈籠などよりも、寸分無駄のない合理的な発電所や変圧所の方がどの位美しく気持がよいか比較にならないやうに思はれるのである。』・・・いまは殆ど使われない林道の開発だと?、寺田寅彦のいう風景とは異なるが、ずーっと将来をみた林業のインフラ整備と考えるか?破壊と考えるのか?
展望台から見る南側には剣山に繋がっていく山並みが見られます。左の方には雲早山、右の方は旭丸か? |
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旭ヶ丸 |
不動明王とお文の墓 |
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途中の旭ヶ丸(1019.5m)の三角点標識、標識の下をふと見ると可愛いお地蔵さんです。いままで気がつかなかった。
少し先を高鉾山方面へと下ると「不動明王」と悲しい伝説の「お文の墓」。昔の村と村を繋ぐ通行路の峠になっていて、石造りの標識が残っています。 |
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登り返して我が家のダイニング「鉄塔広場」へ移動、お弁当の後はぐるりとまわって旭ヶ丸、一軒茶屋へと戻ります。 |
鉄塔広場へ |
我が家のダイニング |
吹きだまり |
一軒茶屋から市内 |
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---雪の上の足跡--- |
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