徳島 矢筈山
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行程  9月26日
  徳島=(徳島道)=美馬IC=(県道44号)=落合峠--矢筈山--落合峠=美馬IC=徳島
    6:30集合                  8:30-8:50 10:55-1200  13:30 

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します
ミク友ご夫妻のお誘いで私達夫婦には初めての矢筈山を訪問。またもやミク友の車に同乗させていただく大名山歩きです(^_^)。
徳島西部の山間部、三嶺・剣山の北部に位置する矢筈山。標高は約1848m。徳島、四国に特有の笹に覆われた山でした。
この4人組の山歩き、これまではお天気に恵まれ、「晴れ男・晴れ女」との自信に溢れてました・・・が、ここにきて、どうも様相が変化。今回も予報に反して登りは霧、下りは雨。
矢筈山という山名はここだけではなく、徳島だけでも他に3つ。香川にもありますし、九州、岡山、姫路、伊豆などにもあるようです。山頂が双耳峰になっていて遠くから見るとその形が弓矢の矢の端の弦をかける部分に似ていることから名前がついたのではと全国的には言われているようです。

もっとも今回の矢筈山の由来はちと違うようです。山頂の西の肩にある中央が窪んだ巨石「矢筈岩」の形からの命名のようです。古くは「筑ヶ山」と呼ばれていたとか。新編美馬郡郷土誌に、この山系を総称して「筑ヶ峰」と言い、矢筈山を「雌筑(メンツク)」、黒笠山を「雄筑(オンツク)」と崇め小祠を祀っていたと書かれているそうです。


落合峠 鳥帽子山方面

落合峠 祠??
徳島ICから高速、その後は狭く曲がりくねってはいるが舗装された県道44号を約2時間で落合峠。広々としていて気持ちの良い場所、トイレも避難小屋もあります。到着時はまだガスがかかっていて、予報ではこれから回復するはず。写真は帰りに撮ろうと思ったのが失敗。なんと雨になって風景写真は撮れず。
笹尾根、所々は滑りやすい急坂などを約2時間で山頂です。途中にサガリハゲ(なんて山名だ(^_^))分岐、間違って登ってしまった大岩など変化もあります。山頂からは石堂山、黒暈山への縦走路も。どちらも、特に後者は道が笹に覆われてしまっています。

登山道

山頂 縦走路

山頂
天気予報を信じて下りまで待機してしまった登山道の途中の写真、結局は前と濃くなってしまった霧の中で写真になってしまいました(^_^;)。どれが大岩でどれが矢筈岩なのかなあ?
まだトラノオが少し残っています。ツリガネニンジンはあちらこちらに花をつけています。
フウロもまだまだ多かったですね。1週間前の八ヶ岳では終わりかけていた秋のキリンソウ、こちらでは活き活きしてました。
アサマリンドウ、リンドウはお天気悪くて開かなかったですね。