南八ヶ岳:赤岳~横岳~硫黄岳
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行程  2010年9月13,14,15日
   9/13 神奈川=茅野=ミク友と合流=美濃戸口(高原ロッジ泊)
   9/14 美濃戸口-美濃戸-(南沢)-行者小屋ー(文三郎尾根)-赤岳(山頂小屋泊)                         7:00-7;15 8:20-8:30     11:05-11:45              13:45
   9/15 赤岳-赤岳展望荘-大権現-三叉峰--横岳-ー硫黄岳山荘-硫黄岳
        6:45    7:10    8:24-8:40 8:50  9]05-9:30 10:20-11:20  11:20
         -赤岳鉱泉-(北沢)-美濃戸-美濃戸口
          12:55-13:20       15:20
   9/16 美濃戸口=帰宅

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルアースとGPS

カシミールとGPS
大好きな八ヶ岳も2006年に友人ご夫妻他と縦走して以来、ずっとご無沙汰でした。
今回はミク友と茅野駅前で落ち合って赤岳~横岳~硫黄岳をミニ縦走。お天気がもうひとつで、残念ながら南・北・中央アルプスの遠望も得られず、雄大な日没と日の出のスペクタクルも見られなかったですが、久しぶりの八ヶ岳を満喫\(^_^)/。

9月13日 茅野で合流~美濃戸口
中央本線の八王子駅(何年ぶりだろ)から特急あずさで茅野駅まで移動。茅野の市民館にて車で来られたミク友と合流です。
初めて見る市民館の立派な施設にビックリ。友人の車に乗せてもらい美濃戸口へ、本日のお宿は美濃戸高原ロッジです。

懐かしい八王子

茅野駅 市民館・美術館

美濃戸高原ロッジ
9月14日 美濃戸口~美濃戸~行者小屋~赤岳
   ◎美濃戸口~行者小屋

八ヶ岳山荘

美濃戸山荘

南沢の途中
自称「我が家のリビング)
翌朝は6時に朝食にしてもらって、7時に出発。バス停美濃戸口と懐かしい八ヶ岳山荘はすぐ近くです。登山届けを提出して林道に入り、1時間ほどで美濃戸山荘。以前のままの姿、お茶の接待も同じです。ここから南沢を行者小屋まで登ります。途中の我が家のリビング?も健在。
南沢を登っていく途中で、後ろを歩くミク友から「あれは、なんだろう」と声がかかります。最近、目が衰えてきたため、向こうから歩いてくるカモシカに気づかず。危うく正面衝突するところ(^_^;)。

正面衝突のカモシカ

悠然と去っていきます

快適な散歩道
行者小屋に近づいた森の小径。森の中にはキノコ、シラタマノキなどが見られます。
黄色のニョキニョキキノコは以前にも来たときも出会ったなあ、名前は不明です。
南沢を二時間半ほどで行者小屋。途中で出会った二人連れの男性はテント泊とのことだが、他にはテントの人はいないようです。ここで、2回かなあ・・テント泊したのが懐かしい。当時よりテン場が自然復帰してしまったみたい。夏山シーズン終わって、荷下ろしと荷揚げのヘリが往復してました。

行者小屋

テン場

荷下ろし・荷揚げのヘリ
   ◎文三郎尾根~赤岳山頂

急登の階段

中岳、阿弥陀岳

岩場

岩場
行者小屋で軽く昼食して文三郎尾根に取りつきます。鉄の階段が整備されてから楽になったとはいえ急登にあえぎます。中岳への分岐を過ぎると岩場です。
鎖、掴みやすい岩などがあり緊張はするが、歩きやすいコース。通過時間も約30分と手頃です。
残念ながら霧が出て遠望はもとより、近くの山頂小屋、阿弥陀岳もボンヤリとしています。
山頂には、赤嶽神社と太政宮のふたつの神社。太政宮には六神三十柱が祀られてます。初めて聞く神様も。

山頂手前の岩場
キレット分岐

霧の中に山頂小屋

山頂

展望荘、横岳方面

横岳から硫黄岳方面

阿弥陀岳

山頂小屋
山頂小屋には14時前に到着、ビールを飲みのんびりと休憩。霧の晴れ間に八ヶ岳山稜が姿を見せてくれます。
登山客も少なくてのびのび(^_^)。雲が多くて夕陽の荘厳なパノラマは見られず。
スタッフの奥様が連れてきた元気な2歳の男の子。

空いている客室

夕陽と阿弥陀岳

赤岳山頂に三日月

スタッフの奥様と
2歳の男の子
9月15日 赤岳~横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉~美濃戸~美濃戸口
   ◎赤岳山頂小屋~横岳~硫黄岳山荘

霧に霞む赤岳山頂

霧の晴れ間に展望荘

コケモモの実かな

赤岳展望荘
さて、翌朝。期待したご来迎も富士山、南・中央・北アルプスの展望は。霧で皆無です。展望は諦め7時頃に出発。
行者小屋におりる地蔵尾根分岐を通り過ぎ、今回で一番の難所、横岳~硫黄岳の岩場へと向かいます。

展望荘jから出発

地蔵尾根分岐

いよいよ岩場へ

なんだか切り立ってます
岩場のアップダウンを繰り返しますが・・・
岩の間に秋の花から夏野の残り花が顔を見せてくれます。
リンドウ


コウメバチソウ?


大権現

三叉峰

横岳山頂

ミヤマキンバイ
硫黄岳山荘へ

最後の岩場

ヤレヤレ(^_^;)

保護育成で
増えたコマクサ花畑

花の終わり、可哀想かな

硫黄岳山荘
   ◎硫黄岳山荘~硫黄岳~赤岳鉱泉~美濃戸~美濃戸口

硫黄岳山頂へ

硫黄岳

天気予報
硫黄岳山荘で美味しいコーヒーを楽しみ、山小屋とは思えないホット便座のウォッスレットトイレを見学。ここ限定のタルチョバンダナ(高~い、1000円)をゲットして山頂へ。広い尾根をケルンを頼りに約30分登ります。以前にケルンが見えないくらいガスの濃い事ありました。怖いですね。
爆裂火口もガスで中が見えません、まるで噴煙のようにガスが湧きだしてきます。携帯の天気予報(ウエザーニュース)に繋ぐと、赤岳鉱泉付近はこれから雨。予定変更し赤岳こうせんの宿泊をキャンセル、美濃戸口まで下山することに決定。

爆裂火口

山頂 シェルター
以前、大風の時に利用

赤磐の頭付近

途中の阿弥陀岳展望

ジョウゴ沢

赤岳鉱泉
ひたすら赤岳鉱泉を目指して下山。一時間半ほどで到着し、カレーライスの昼食をいただきました。夕飯はなんとステーキだったらしい、残念。
赤岳鉱泉で30分ほど昼飯休憩の後、北沢コースを下山。
増水時は山側の巻き道に入るらしいが、実に分かりにくそう。

イタドリ

酸化鉄?赤い沢

沢横の木の通路

トリカブト

トリカブト

ハナイカリ

キバナヤマオダマキ
北沢を林道まで下山したところ、雨の中での撮影です。だいぶピンボケですね(^_^;)。

美濃戸山荘前

高原ロッジの洋室の方

ロッジの写真
コオロギラン
やはり途中から本降りとなりました。2時間ほどかけてやっと美濃戸山荘まで下山、小休憩です。
ここで美濃戸口で泊まった高原ロッジに電話。本日の宿泊を頼みました。
9月16日 美濃戸口~帰宅
夜半からかなりの雨です。これだと北沢を歩くのはちとしんどかったかも。
翌日はゆっくりと朝食。そして雨の中を出発です。途中の高速、岐阜の辺りで激しい雨となりました。運転してくれたミク友は疲れたでしょう。ご苦労様でした。
そして、まだ明るい内に自宅までおくっていただきました。ありがとう_(..)_。

思いがけず雨にも遭遇、展望ももうひとつでしたがが、久しぶりの懐かしい八ヶ岳、勝手にホームグランドと思っている八ヶ岳を十二分に堪能できました。
八ヶ岳に初デビューのミク友も楽しんでいただけたようで良かった良かった\(^_^)/。