淡路島 七福神めぐり |
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行程 2010年1月10日
松茂集合=護国寺=万福寺=国民休暇村(食事)=覚住寺=室生寺=八浄寺
9:00 ~10:00 =10:30 ~12:40 ~13:30 ~14:45
=智禅寺=長林寺=松茂
~16:00 ~16:45 |
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コースと概要 以下、クリックで地図、写真拡大します |
グーグルアースとGPS |
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徳島/高松のツア「淡路島の七福神めぐり」で初めての七福神参りです(^_^)。
七福神信仰は室町時代からのようですが、神様の人数も対象も紆余曲折があったらしい。あっけらかんと現世利益を祈願する信仰のきっかけは誰が作ったんでしょうね。それにしても、バラモン/ヒンズー、中国の道教それに日本の神様(恵比寿神)と国際色豊か仕掛けはなかなかのもです。
淡路島の七福神めぐりは四国、近畿圏では有名らしく、沢山のツアバスにマイカーが押しかけ各寺院では凄いラッシュでした。巡拝ルートは全て真言宗のお寺。住職さんの流暢な漫談のような話を聞かせてもらえます(^_^)。 |
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護国寺、布袋尊 |
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万福寺、恵比酒太神 |
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まずは、淡路島の南にある「護国寺、布袋尊」すぐ近くの万福寺、恵比酒太神」にお参り。ここ淡路島では「えびす」は「恵比寿」でなくて「恵比酒」と書くようです。何故なのか、あまりの人に圧倒されお寺で尋ねるのを忘れてしまいました。各種辞書を調べても「酒」を使っているものは見つかりません。ネットでも殆ど出て来ません。
ところで布袋尊は唐~宋の禅僧だそうです。恵比酒太神は大国主命の長男、事代主命。もしくはイザナギ、イザナミノミコトの第3子、蛭子尊の説もあるとか。 |
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続いて国民休暇村に移動。バイキングで早めの昼食。
なかなか見晴らしの良い高台にあります。 |
休暇村から |
休暇村から鳴門大橋 |
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覚住寺、毘沙門天 |
隣の神社 |
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昼食後は東海岸を北上し、覚住寺、毘沙門天へ。
毘沙門天のおおもとはヒンズー教の神様。クベーラという名前だったそうですが、仏教に取り込まれて四天王のひとりになっています。その時の名前は「多聞天」。サンスクリット語で「ベイシラマナ」。
真言宗のお寺で神仏習合がいまも息づいています。隣り合わせの神社も一体だったのではないでしょうか。
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続いては室生寺、寿老人。境内に太鼓橋があります。長寿橋だそうでこれを渡ると10年長生きするといわれているそう。
寿老人は、なんと老子が天に昇ってなったという仙人だそうです。道教の神様ですね。三千年の長寿を保つ鹿をつれていたり、桃を持っていたり、これらはみな長寿のシンボル。 |
室生寺、寿老人 |
長寿橋 |
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八浄寺、大黒天 |
福手洗 |
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そして八浄寺、大黒天です。境内には七福神から水を受けられる福手洗いがありました(^_^)。
大黒天は、ヒンズー教で暗黒を司る死の神様「マハーカーラ」。最高神シヴァの夜の姿だそうです。 仏教に取り入れられ大黒天、更に密教の大黒天が元になった仏教の天部に属する神になり、神道で密教の大黒天と大国主命が神仏習合とややこしい経歴の持ち主。 |
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あと二つは西海岸に移動して南下していきます。南に向かって「智禅寺、弁財天」最後に「長林寺、福禄寿」とまわりました
弁財天は、ヒンズー教の女神、サラスヴァティが仏教に取り込まれたみたい。更に、日本では神道が混じり込んで、市来姫とも習合したようです。須佐之男神の剣から生まれた宗像三女神(市杵島姫神・湍津姫・田心姫神)の一人だそう。
福禄寿は、中国の道教の神様で南極星の化身と言われています。 |
智禅寺、弁財天 |
長林寺、福禄寿 |
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ということで、正々堂々、あからさまな現世利益を謳う七福神めぐりを初めて経験。
この七福神めぐりは江戸時代に完成した信仰で、室町時代に禅宗の僧侶が遊びで始めたらしいとの事。 |
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