愛媛 石鎚山、寒風山、笹ヶ峰
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行程  9月19、20日
 9/19  徳島市内=伊予西条IC=国道194号=県道40号=土小屋
           6:00                  ~1h30m 10:15-10:40
        --弥山--天狗岳--弥山--土小屋、白石ヒュッテ
        12:55-13:30     14:20-14:35     16:10
 9/20  土小屋=瓶ヶ森林道=旧寒風山トンネル-桑瀬峠-寒風山-笹ヶ峰
         5:50           7:30-8:00      8:45    9:50  11:35-12:10
        -寒風山-桑瀬峠-旧寒風山トンネル=新寒風山トンネル=伊予西条IC=徳島市内
          13:35  14:40     15:15                             ~19:00

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

石鎚山

瓶ヶ森林道

寒風山、笹ヶ峰
高速1000円を利用して石鎚山と寒風山・笹ヶ峰へと行ってきました。一日目は石鎚山。首都圏時代に2回訪問していますが、今回は初めての土小屋コース。土小屋の白石ロッジに宿泊し、翌日は 瓶ヶ森林道から寒風山と笹ヶ峰をピストン縦走。
素晴らしい晴天に恵まれて展望と花を満喫。

○9/19 土小屋~石鎚山ピストン

土小屋

売店、上は白石ヒュッテ

石鎚神社
土小屋遙拝殿
伊予西条ICから国道194号を通り、新寒風山トンネルを過ぎたところで県道40へ。沢貯水池に沿ったくねくね道、疲れました。10時過ぎ、やっと土小屋。山にはまだ雲がかかっていて寒いくらい。
二の鎖で成就社コースと合流、あまりに太くて持ちにくく、鎖の輪に足も入れる鎖場は敬遠し、巻き道で山頂の弥山へ。鎖場は「試し鎖」「1,2,3の鎖」とあります。以前に登った試し鎖が一番おっかなかったかな。

成就社、土小屋 合流

閉まっていた二の鎖小屋

弥山 山頂小屋へ

リンドウ

ハガクレツリフネ

小さなトリカブト

シラヒゲソウ
登山道の花。リンドウが多いですねえ。小さなトリカブトとレイジンソウらしい花も。
花が多いですね。リンドウ、フウロ、ツリフネなどは群生です。

レイジンソウ

シコクフウロ

ヤマブキショウマ

シオガマギク

今回の山頂小屋

1998年 白石小屋

2002年避難小屋
山頂 弥山の小屋です。横浜から1998/8と2002/4に来たとき、そして今回で小屋はすっかり様変わりです。
1998年は民間の白石小屋、2002年は取り壊され、今回は石鎚神社の経営小屋。
弥山の神社です。太い鎖を巻き付けた岩の上に神社があり、三の鎖はここまで登ってきます。
行者らしい方が何人かいらして、熱心に祝詞を奉納している方も。下山中には背負った赤ちゃん、行者装束の小学校低学年の男の子もいる三世代の信者の方ともすれ違いました。なんと暗くなってから白石ヒュッテに戻ってこられた。

鎖を巻き付けた大岩

神社

弥山のハイカー

弥山から天狗岳

何人か登っています
山頂、弥山には大勢のハイカーがおられます。
そして、もうひとつの山頂、天狗岳です。
お弁当の後、頂上目指して出発。
鎖場と狭い岩場道を伝って天狗岳へ。最後は鎖なしの岩場、実は藪に隠れて谷に落ち込んでいます。

鎖場

鎖場

最後の岩場

天狗岳から弥山

山頂から

山頂から

山頂から
山頂からの展望、面河方面と堂の森方面のふたつの尾根がゆったりとのびていっています。
そして山頂から山腹はもう次第に秋色になってきています。
白石ヒュッテでは夕食に岩茸が出ました。
翌朝は小屋のテラスからモルゲンロートを眺めてから出発。

秋色の山腹

秋色の山腹

土小屋から夕方の山頂

翌日のモルゲンロート
○9/20(1/2) 瓶ヶ森林道

日の出

まだ赤く染まる
石鎚山
瓶ヶ森林道は全長が27km、標高1100-1690mを走り、伊予富士、東黒森、西黒森、瓶ヶ森などの山々にアクセスする登山口があります。山頂を繋ぐ尾根道と並行して走っているようです。舗装されているが一車線幅。ガードレールがない所もあって紅葉シーズンなどは大型バス、RVなども入り対向がたいへんらしい。
途中で日の出を拝み、まだ赤く染まっている石鎚山を眺めながら寒風山へと向かいます。
朝が早くて車が少ないとはいえ、結構すれ違いがありました。大型RVとはドアミラがごつんも(汗)。だいたい下がってくれない車が多く、下手すると数十mをバックする覚悟も必要とか。
遠くまで続く山並みが素晴らしい。

瓶ヶ森の女山

子持ち権現

遠く続く山並み
○9/20(2/2) 寒風山、笹ヶ峰

登山口
瓶ヶ森林道の展望に感激しながら終点の旧寒風山トンネルまで走行。将にピョンといった感じで駐車場に飛び出しました。
既に沢山の車が駐車していて、寒風山もしくは笹ヶ峰までの縦走に行かれたようです。トイレもありますが、個室はひとつのみ。何人か待機してました(汗)。 樹林帯の中の歩きやすい登山道を桑瀬峠へ。ここで伊予富士と寒風山に分岐するようです。
峠からはほとんど笹尾根歩きとなり日差しが強いので汗が噴き出します。
峠からはハシゴのある近道を選択。
寒風山の山頂は狭く、登山者も多いので休憩することなく笹ヶ峰へと出発。ところどころに林があり日陰もありますが、ほとんどは笹原で展望はバッチリ、でも暑い!!。笹ヶ峰から東に延びる尾根、ちち山、冠山から平家平の方面です。
山頂に近づくとコメツツジの群落が迎えてくれます。
山頂は広く360度の大展望です。
平家平穂無面への尾根、赤石山方面への尾根、黒森山方面への尾根の三つの流れに別れています。振り返れば寒風山方面への尾根が飛び込んできます。
山頂には石鈇神社(いしづちじんじゃ)と書かれた祠。
笹尾根が多いためか、花は石鎚山より少ない感じですが、リンドウの群生とシコクフウロはかなりありました。

リンドウ

ハハコグサ

シコクフウロ