徳島 雲早山
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行程  8月22日
   徳島市内=神山町 上分=土須峠=雲早山トンネル=登山口-山頂
     8:05                            9:50-10:00 11:08
   山頂--登山口==岳人の森=上分=雨乞いの滝=神山道の駅=徳島市内
   11:40 12:30-12:40

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルアースとGPS
トリカブトの群生を見ようと雲早山へ。徳島県のほぼ中央部に位置し、登山口が剣山スーパー林道にある標高が1496mの山です。昔は奥深くてアクセスがたいへんな場所だったでしょう。いまは狭い林道のような国道を登り、最後は落石と崩壊の激しいスーパー林道を走行するとはいえ、車で標高1100mの登山口まで行けてしまいます。山頂までの登りが約1時間という歩き足りないような手軽な山になってしまったようです。残念ながらトリカブトには早すぎ、見頃は9月中頃でしょうか。
帰りに途中の岳人の森、雨乞いの滝に寄って帰宅。


土須峠と雲早トンネル
雲早山は2006年に単独で、2007年にはコマクサご夫妻に連れてきて頂いてますが、連れ合いは初めてです。2006年の時は甲斐駒ヶ岳で出会った広島のご夫婦と偶然にも山頂で一緒になり驚きました。
林道のような狭い国道を標高~1000mまで登ると土須峠と雲早山トンネルです。トンネルを抜け国道と別れてスーパー林道へ左折。ダートな道でパンクが心配。かつ落石と路肩の崩落したちょっと恐い道を行くとほどなく登山口です。少し前の雨による通行止めが解除されたばかりだったかも。
なんと登山口には中型バスとマイクロバスが駐車してます。いやあ大胆な(笑)。待機していた運転手さんのお話では30人を超えるグループは既に登っているとのこと。落石、凸凹をならしながら来られたらしい。おかげで我々は少し走行しやすかったです。
県内のグループからの依頼で四季美谷温泉の地下足袋王子さん他が案内したツアのようで、山頂でお会いしました。

登山口

山頂でツアグループ

水量多い沢

トリカブト群生

ちょっと庭園風
八ヶ岳に行きたいな

高丸山への縦走
分岐付近の森
沢沿いの快適な道です。赤テープの案内と急登は中央本線の笹子付近の山の感じです。
山頂まで約1時間、あっという間に着きます。1時間ほど先行したグループは子供を交えた幅広い年代層で人数も多いため、山頂で出会いました。案内の温泉スタッフの方と話を少ししましたが、すぐ皆さん下山されました。静かになった山頂に数種類の蝶が出現。

山頂の祠

現れた蝶のひとつ

実は合成写真
山頂で食事中に黒い雲が拡がり、雨になりそうと30分の滞在で下山を開始。登山口で先ほどのグループに追いつきましたが、車の出発は先行されてしまいます・・我々が先に行って万一の時に助けて欲しかったのですが(^_^;)。
まだ早いので、途中にある施設「岳人の森」に初めて立ち寄ってみました。料理も有名なのか、昼食のためにわざわざ林道のような国道をはるばると来る方達もおられますね(驚)。栽培されているレンゲショウマは終わってしまったそうですが、ヒオウギが満開。

ヒオウギ


神通の滝への道
通行止め

昨年2月の氷瀑
まだまだ時間あるしと、もう少し下から分岐して入っていく神通の滝を見ようと相談。ここは昨年の2月に訪問。見事な氷瀑を見ることができました。夏の姿を見たいと思ったのですが、なんと滝へのアクセス林道が崩壊してしまったようです。
それでは、ずとお下まで降りた神山の役場近くから入っていく雨乞いの滝に変更。こちらは二人とも初めてです。日本小滝百選に選ばれています。
あぜ道を舗装したような狭い道を思ったより奥まで行ったところに駐車場があり、そこから沢沿いの道を少し歩きます。水量も多く、見応えのある幾つかの滝続きます。

雨乞いの滝

左の雄滝

右の雌滝
一番奥に雨乞いの滝です。向かって左が雄滝、右が雌滝らしい。右の方が水量も断然多くて迫力があります。
途中の大岩にイワタバコが群生していました。そろそろ終わりかけといった感じですが、写しにくいイワタバコの花ですが、まずまずの写真になったのは初めてです\(^_^)/。