徳島 高ノ瀬山(オオヤマレンゲ)
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行程  6月26日
   徳島市内=上那賀町=四季美谷温泉=奥槍戸=丸石 登山口-剣山・三嶺 縦走路

   -丸石-丸石避難小屋-高ノ瀬山-石立山分岐

   -丸石-丸石 登山口(奥槍戸)=平の里=徳島市内
   

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルアースとGPS

カシミール
2006年だったか、沢山の「天女の花(オオヤマレンゲ)」が自生した場所が見つかったという話を耳にしました。四国最大の自生地と見られるとの事。場所は三好市の剣山山系で、暫くして高ノ瀬山の辺りとまで判り、いつかは行きたいと思っていました。
今回、やっとその願いをかなえることができました。


四季美谷温泉

奥槍戸 山の家

登山口 駐車場所
徳島市内から国道195号線を南下、長安口ダムから国道193号線を北上、大釜の焼きの手前で板州木頭川に沿って西に四季美谷温泉。温泉から落石いっぱいの町道槍戸線を大ぼら橋に。ここでスーパー林道に合流し奥槍戸へ。
山の家の前を通り、スーパー林道の剣山トンネルを潜ると登山口。ここまで約3時間です(遠いなあ)。
駐車場所には数台置けそうです。先行車が2台駐車していました。
道の反対側に登山口の標識です。剣山まで1時間半と書いてあります(近いんだ)。標識には「熊に注意」の看板も出ています。
念のために鈴を取り出しました(^_^)。

登山口

熊に注意

縦走路

トゲアザミ

縦走路を丸石へ
登山口から剣山~三嶺の縦走路まで30分と確かに短いです。途中の登り道には沢山のアザミ。縦走路に出ると気持ちの良い草尾根が拡がっています。
縦走路に出て30分弱で丸石の頂上。三嶺への縦走路ら右90度方向に分岐する尾根が小ピークに続いています。地図には名前もなく、ピークから更に下山する道はなさそう?。縦走路は樹林帯に入り、30分弱で丸石避難小屋に到着。

丸石

樹林帯

丸石避難小屋

更に樹林帯を

鹿の食害

熊の爪跡
小屋から樹林帯を進むと、すぐ二重カズラ橋からの道と合流。樹林帯に注意していると、鹿野食害による皮剥とは違った爪跡。熊です。昨年のことです。岐阜の簗谷山で爪跡を見つけたすぐ後に熊に遭遇しましたし、ちょっと怖いです。
避難小屋から樹林帯を小一時間で高ノ瀬山に到着。最後の登りはちと急登で石、木の根・枝に掴まるところも。変化あって楽しい縦走路です。

高ノ瀬山への登り

高ノ瀬山

三嶺の展望

石立山 分岐

1番目札のある
オオヤマレンゲ

少し拡大
山頂から少し先、石立山分岐の標識の手前にお待ちかねのオオヤマレンゲ。縦走路の右側、急斜面の下へと群生、約100本が拡がっているとか。
分岐標識を少し三嶺方面に行ったところに展望の良い場所があります。この季節で流石に霞んでいますが、まずまずの展望です。

塔丸、名頃方面

三嶺方面

中東山、石立山
オオヤマレンゲを眺めながら食事です。地元の木頭から来られたご夫婦としばし歓談。ずっと点検と保護をされてきているとか。鹿の食害が深刻、保護活動への支援をと仰ってました。ハイカーによる踏み固めも問題でしょうねえ(^_^;)。
前に行った樫戸丸、剣山のオオヤマレンゲよりも木の本数も多くて花が見やすいです。近くには赤と白のドウダンツツジ、ヤブウツギも。

熊の爪跡

熊の爪跡

熊の爪跡

ギンリョウソウ
1時間半近くもたっぷり堪能して元来た縦走路をピストン。樹林帯では熊の爪跡が多数。ギンリョウソウもありました。
樹林帯を出て丸石から草尾根、ジロウキュウと剣山へと繋がっています。下山したところで子鹿に遭遇。
駐車した場所にはヤマボウシの花が咲いていました。

剣山、ジロウキュウへ

子鹿

ヤマボウシ
帰りは高ノ瀬峡に沿ってスーパー林道の終点「平の里」へと車を走らせました。来た道よりは落石がましかなと思ったけど、なんのなんの。もう見ない振りして通り過ぎました。1時間ほども走ったような気がします。