香川 四国村
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行程  5月4日
   徳島市内=鳴門IC=さぬき三木IC=屋島=四国村
   四国村散策=国道11号=鳴門=徳島市内

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

アクセスマップ

四国村 散策マップ
知人のお宅に伺ったついでに四国村に立ち寄る。四国村・・・四国民家博物館が正式名のようですが、源平の古戦場の屋島の麓に四国各地から古い民家を集めた野外博物館だそうです。
今回その存在を初めて知り、これは寄ってみなくっちゃといつもの行き当たりばったり方式の小旅行。ついでに、高速料金の大幅値下げによる混雑・渋滞もみておかなくっちゃと、行きは高松道を体験走行、帰りはもちろん一般道利用です。

行きに通った高松道です。確かに車が多い、それも本州ナンバーの車が多いです。片側2車線が一車線に絞られる手前で自然渋滞しますが、まあたいした事はありません。久しぶりに渋滞の感触をちょっとだけ楽しめました。
なお高松道は4車線化されるそうです。その南を通っている徳島道は2車線のままらしい。そちらは今回もほとんど渋滞なかったようですものね。

高松道
四国民家博物館の公式説明から・・・源平の古戦場として知られる屋島山麓に、四国各地から古民家を移築復原した野外博物館です。昭和51年に開設して以来、社会教育の場また観光スポットとして、「四国村」の愛称で多くの方々に親しまれてきました。自然あふれる約50,000m2の敷地には、江戸∼大正期にかけての地方色豊かな建物が配置されており、当時の生活の様子がうかがえるよう、たくさんの民具も展示されています。

さぬきうどん「わら家」

釜揚げうどん
説明の続きです・・・平成14年に新設した安藤忠雄氏設計「四国村ギャラリー」では、絵画や彫刻、オリエントの美術品などを展示し、四国村の新たな一面を見ることができます。お食事・休憩には、茅葺きの古民家を改装した手打ちうどん店「うどんのわら家」、神戸の異人館を移築した「ティールーム 異人館」をご利用いただけます。
その「わら家」です。ちょっとの間に凄い行列になっていました。先ほどは石段の下に並んでいる程度だっのが上をぐるりとまわって、更にずーっと下の道路まで。2時間上の待ちだとか。
屋島への入口になる道路は車、車・・車でしたが、大半は屋島に昇る車で、四国村に行く車は2割くらい。それでも、駐車場はほぼ満杯、8割方が海外・・瀬戸内海の向こうからの車で。四国の車は2割もいなかったかな。

成長した行列

祖谷のかずら橋

農村舞台

祖谷方面の古民家
川崎にある民家園にはよく散歩に行きましたが、四国村はもっとスケールが大きい。祖谷のかつら橋、農村舞台など。他にも和三盆の砂糖作り、和紙作り、醤油造りなどの昔の建物もあります。
祖谷の古民家ではボランティアの方から囲炉裏の横でお茶の接待をいただきました。その部屋の壁側に穴があります。そこで亡くなった方を湯灌したあとの湯を流した穴だとか。魂を留めるという意味合いだそう。うーん、一般的に言われている神道での魂への感覚、仏教での魂への感覚ともまた違っているようにも感じます・・・調べてみたいですね。

囲炉裏でお茶の接待
園内の植物園、花はほとんど終わりかけてました。
安藤忠雄氏設計の「四国村ギャラリー」。有名な設計家ですし、見る目のある人には素晴らしいものなんでしょうが、私のような素人にはさっぱり理解できません。愛媛の「坂の上ミュージアム」もそうでした。ふたつの造りはそっくり。打ちっ放しのコンクリートの建物は良いとして、そこらの倉庫のような外観に入口がまた人を寄せ付けない勝手口みたいな雰囲気。見る目のない私なんかには、見学者への愛情もいたわりも全く感じられない、独りよがりの設計としか思えません。もちろん入場せず。