徳島 海陽町(大里海岸 日の出)
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行程  1月15日
   徳島市内=大里海岸 左義長、日の出=城満寺=徳島市内
    ~AM3:45     AM5-30-8:00   8:40-10:00          

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルとGPS

カシミールとGPS
友人ご夫妻にお誘いいただき、徳島県南の左義長に注連縄飾りを燃やしに行ってきました。まだ暗い内に到着、左義長の後は大里海岸で寒さに震えながら、日の出を待ちました。
日の出と共に雲が赤く染まりながら光り輝き、海上には海霧が立ち上るなんとも幻想的な景色を楽しむことができました。


どんど焼き
今年の大里海岸のどんど焼きは1月11日の日曜日だったそうです。海岸は人気もなく静かでした。近くの鞘浦の港の方に移動、こちらのどんど焼きに持参した注連飾りを入れさせていただきました。
この後、大里海岸へと移動して日の出を待つことに。
気温は低く寒かったですが、風がなくて海は凪いでいました。上空は晴れ渡り、天空には下弦の月が輝いていますが、残念ながら水平線上には雲が拡がっていました。風がなく、暖かい海水からの水蒸気が冷たい空気に触れて、次々に海霧が沸き上がってきます。
そして7時を過ぎて日の出を迎えると、水平線上の雲が赤く染まり輝来始めました。なんとも幻想的な景色です。
海霧、日の出に染まり、かつ輝く雲。そこに漁に出ているのでしょうか、小舟のシルエットが。いやあ感激の瞬間です。
朝日に赤く染まった仲間の方達。

先ほどの小舟が戻ってきました。網を曳いているのでしょうか。

和奈佐意富曾神社
日の出を心いくまで観賞して通りに出ると、なにやら難しい名前の神社があります。式内社 阿波國那賀郡 和奈佐意富曾神社(わなさおふそ)だそうです。
元は、勇壮なダンジリ祭の大里八幡神社に祀られていたが、延喜式の神名を伝えるため、分祀されたと紹介されていました。色々と調べている方がおられて、祭神も諸説あるとか。『大日本史』:大麻比古神、『式社略考』:和奈はワナであり鳥獣を取ることに長けた人々。『名神序頌』:日本武尊の子・息長田別命、等々。
帰りは、名月観賞などで訪問している大里海岸の近くにある曹洞宗のお寺「城満寺」へ。
ここで友人は尺八を献奏。
城満寺は永仁3年(1295年)に海部の郡司が瑩山禅師を招いて建立した名刹だそうです。今の大槻住職が 20年以上も全国を托鉢して本堂を造られたそうです。先日は座禅堂も完成、落慶式に参列させていただきました。
記名帳には全国、神奈川、長野、沖縄などから来られた方のお名前が見られます。

記名帳

尺八献奏
山と旅とは少し違ってますが、素晴らしい景色の写真を残したいのでホームページにしました。