徳島　大川原高原、旭ヶ丸、にせ高鉾山：釋護法と釋信行の夫婦で山歩き

徳島　大川原高原、旭ヶ丸、にせ高鉾山

行程
　　９月１２日　キノコ（タマゴタケ）ウオッチング
　　　　　　佐那河内ネイチャーセンター、キャンプ場
　　９月２７日　風力発電　完成記念式
　　　　　　大川原高原－旭ヶ丸－不動峠－にせ高鉾山－高鉾山入口－不動峠－大川原高原

コースと概要　　以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルアースと
GPSトラック

○９月１２日は「タマゴタケ」の情報を聞いて、急遽出かけました。ネイチャーセンター、キャンプ場と巡り、タマゴタケの成長を定点観測。

○左の地図とGPSトラックは、９月２７日に大川原高原風力発電の完成記念式のイベントとそのついでに旭ヶ丸、高鉾山のコースを歩いたときの記録です。

○９月１２日（11日、1３日）　タマゴタケ定点観測(^_^)

11日に携帯電話で撮影されたタマゴタケ。これを見て翌日12日に出かけました。

翌日には傘が開いてしまいました。辺りをにも、いま生まれましたといった卵！は見つからずです。

まわりには色んなキノコがいっぱい。

キャンプ場の観察池にはオミナエシなど。リンドウはまだまだの感じです。

上の建設中の風力発電です。今月２７日が完成記念式、最後の追い込み中。建設中の運搬で傷ついた道路も補修してました。

キャンプ場の池

風力発電

タマゴタケ定点観測

　　　　　　　タマゴタケ定点観測の写真です

このタマゴタケは美味しいそうですが、お仲間のベニテングタケは毒キノコ。ベニテングタケは笠に白いイボが多数ついていますが、雨が降ると白いイボが流れてしまうこともあるそうです。また柄は白色で表面には白いササクレがありますとの事です。
少しなら大丈夫と食べる方もおられたり、田舎の道端で間違って売られたりもしているそうです。

ベニテングタケ

○９月２７日　　風力発電　完成記念式とイベント

大川原高原に建設中の風力発電の完成記念式がありました。
四電エンジニアリングとユーラス・エナジー・ジャパン発電施設が共同出資した大川原ウインドファームという会社が運営。
風車15基で総出力は1万9500kW。標準家庭約1万戸以上の電力がまかなえるらしい。塔の高さ100m程度、羽長約30mのプロペラ3枚となかなか壮観で、ずらりと並ぶとそれなりの景観になってます。説明には11月に営業運転開始と書いてありました。

朝の式典前

地元特産品の販売も

式典用に１基だけプロペラを回転させていました。秋の空に白い塔が映えてなかなか見事。遠く鳴門大橋も微かに見えていました。
午前中が式典なので、午後のイベントまで旭ヶ丸～高鉾山のトレッキングに出かけました。

旭ヶ丸から不動峠へ。風車を上から眺めている方はいらっしゃいましたが、縦走コースを歩いている人は皆無。静かな山道を花を探してキョロキョロしながら散策。

旭ヶ丸一等三角点

天岩戸別神社？

不動峠
石地蔵、お文の墓

にせ高鉾山

お文の墓の裏を急登して「にせ高鉾」へ。あまり歩かれていないようで若干のやぶになっています。ところで、この通称「にせ高鉾」の正式名はなんというんでしょうか。この一帯での最高峰（１０３１ｍ）だし、正式の名称があるのでしょうが、地形図には出てきません。
急登を登り切るとピークの位置がはっきりとは判らない草原のようになっています。今回はススキが繁っていて見通しがありません。

　「にせ高鉾」から林道に下りて高鉾山の入口まで行きましたが、かなりな藪。ダニ、リケッチアに怖気をふるって高鉾山は中止。それにイベントの開始時刻に間に合うか怪しくなってきました。
　取り敢えず、弁当を食べようと林道の上の高圧鉄塔へと行きました。鉄塔のコンクリート台に座ろうと下の雑草を踏み倒して準備を開始です。弁当を出して、さあ座ろうとコンクリート台を見たら、アリが・・・いやあ凄い数のアリが這い上がってきました。どうもアリの巣を踏みつぶしたようです。どうにもならずに、「アリさん、ゴメン」と撤退しました。結局、林道に戻って立ったまま食事のです。

遊歩道を登って不動峠に戻った時点では、イベント開始時刻に間に合いそうもなく、こりゃあマズイと走る、走る。一軒茶屋まで駆け下り、駆け上り・・・いやあ、久しぶりに山道を走りました。