飛騨 郡上八幡の観光
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行程  9月3日
   下呂市金山=美山鍾乳洞=岩崎製作所 食品サンプル体験-宗祇水-
    -郡上八幡城=真宗大谷派のお寺、念興寺=下呂市金山  

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します
飛騨の山と旅、3日目です。やはりお天気はもうひとつ。名古屋圏のスポット的な集中豪雨が続いています。当初予定していた木曽御嶽(濁河経由)を諦めて、今回の旅でお世話になっている友人ご夫妻が郡上八幡の観光に案内してくださいました。
私は郡上八幡は初めて、興味津々でした。


美山鍾乳洞

美山鍾乳洞

美山鍾乳洞
まずは美山鍾乳洞、世界でも珍しいらしい「立体迷路型鍾乳洞」です。一帯は美山洞穴群と呼ばれ、約2億5千万年前のペルム紀の海底で石灰岩が多く数十の鍾乳洞が分布。ナウマン象、ヘラ鹿、ヒョウ、大角鹿などの化石も発見されている。
事前に申し込むと、照明の無い未開洞で、ケービング体験もできるらしい。


食品見本 体験工房

各工程

各工程
続いては食品見本の体験工房です。
郡上八幡の代表的な地場産業だとか。ここ出身の岩崎瀧三氏が設立した会社が全国の大半を創り出しているそうです。今は合成樹脂で製作しているが、前は蝋細工。体験工房では蝋を湯に流して作ります。写真はレタスを作っているところ。

そして宗祇水。「日本名水百選」の第1号だとか。
生活用水として湧き水の祠から順番に飲料水、米等洗い場、野菜等洗い場、そして写真では切れて写っていない「さらし場(桶などをつける)」と別れているようです。もっと広い場所で長い流れかと思ってましたが、小規模で湧水の量も少く、澄み切った水という印象はなしです。いまでも実用になっているのかしら?
すぐ近くには飛び込みで有名な新橋があります。12mくらいあるとか。水深は大丈夫かな?

宗祇水

飛び込みで
有名な新橋


山内一豊・千代の像
少し離れた城山には郡上八幡城。
城に行く途中に、最近立てられたばかりの「山内一豊、千代」の銅像がありました。
NHKの大河ドラマでは近江の出身とされた千代が実は郡上の出身であると書かれてます。城の中にも千代に関連した展示が随所にあり、町の中にも「山内一豊夫人顕彰会」の看板が散見されます。頑張っているようですね(^_^)。
戦国時代末期(1559)に遠藤盛数が砦を築き、寛文7年(1667)、6代城主 遠藤常友の修復によって幕府から城郭として認められたとの事。
その後、城主は次々と替わっていったようですが、明治4年の廃藩置県とともに廃城、翌年から石垣を残してすべて取りこわされたそうです。いまの城は、昭和8年に再建されたものだとか。

天守から郡上八幡

郡上八万城

鬼の首の念興寺
最後に真宗大谷派のお寺、念興寺に立ち寄りました。
藤原高光が瓢ヶ岳に出た鬼を退治し、そのシャレコウベを粥川太郎右衛門という人が念興寺に持ち帰って供養したと言われているそうです。
残念ながら鬼の首を見られるのは土・日だけだとか。訪問したときは法事でもあるのか本堂にも入れませんでした。
首といや、右のクムジュンのゴンパには雪男の頭が置いてありました。こちらは見学できました(^_^;)。

雪男の頭のある寺