飛騨 簗谷山 |
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行程 9月2日
下呂市金山=金山巨石群=岩屋ダム(ロックヒル)=簗谷山登山口-山頂
7:40 ~8:00-8:30 ~8:30-9:05 ~9:30 ~11:20-11:35
-登山口===美輝の里===下呂市金山
~13:10-13:30 ~14:00 |
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コースと概要 以下、クリックで地図、写真拡大します |
金山巨石群
家綾ダム
簗谷山 |
当初の計画では、木曽御嶽に濁河から入って五の池小屋に宿泊、翌日は剣ヶ峰まで移動、濁河にピストンの予定でした。が、少し前から続くピンポイントの激しい集中豪雨が収まらず。流石に大きな山での激しい雨は避けたいと、友人夫妻に近場の里山に案内してもらいました。
途中、考古天文学の遺跡:金山巨石群、ロックヒル式の岩屋ダムに立ち寄ってから標高1231mの簗谷山へ。うまくすれば木曽御嶽が眼前に拡がる筈でしたが、生憎の雨で展望は皆無。その代わりに・・・熊との遭遇、ヒルの襲撃と盛り沢山な経験です。 |
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○金山巨石群、ロックヒル型の岩屋ダムを観光、簗谷山へ |
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組織的な考古天文学的調査が行われた日本で最初のサイト。巨石の石組みは英国のストーンヘンジのように、太陽暦の観測用に設計されと推定されている。縄文時代の遺跡だそうで、巨石の残留磁化方向がマチマチ、運ばれてきたものかも?巨石の隙間に射す太陽光から夏至・冬至・春分秋分はもちろん星の動きも観測。 |
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少し先の上流にはロックヒル式の岩屋ダム。馬瀬川に建設されたダムで高さ127.5メートルの傾斜土質遮水壁型ロックフィルダムで、洪水調節と下流地域へ供給するかんがい用水、上水道用水、工業用水の確保、さらに水力発電を行う多目的ダム。
建設で大きな集落が水没。先ほどの巨石遺跡を残した縄文~弥生の大きな集落もあったのでは? |
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そして簗谷山の登山口に到着。流石にこの天候で平日、ハイカーは誰もいません。登りはじめて「すぐ。凄い数のトチの実が落ちています。何故か、全員で必死になって拾い集めました。
そして、更に登っていくと・・・ |
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あちらこちらの木肌に熊の爪痕。鹿による皮剥とは全く違っています。大きなブナには、熊が冬ごもりする「うろ」らしき穴も。
熊さんのテリトリーのようです。 |
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山頂
今回の仲間です |
山頂標識 |
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途中で降り出した雨も次第に本降りに、熊野事も忘れて黙々と山頂へ。山頂は少し開けていて風が吹き付けます。
簡単な休憩とおやつを食べて、そそくさと周回コースで下山です。登りと別コースにもなるし、雨も降るし、そして爪痕のついた木もなく油断してました。 |
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今回は手軽に軽装でという事で雨具と水を少し持っただけ。ザックは置いてきたのでベルもありません。黙々と下山していると、先頭にいたご主人が「熊ー」と叫ぶと、ドスンと大きな地響きが。そう木に登っていた熊が私達に驚いて落っこち谷に逃げていったのです。こちらに来なくて助かりました。
その後は、曲がり角になる毎に、最後尾にいた私が「熊追い」の雄叫び。カナダの山でグリズリー対応に教えてもらいました。 |
ガマ |
もうすぐ登山口 |
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というわけで、この後は熊さんとは遭遇することもなく、無事に登山口まで戻ってきました・・・が、ここでまた大騒ぎ。やはりいました。そうヒルです。全員のスパッツに2~3匹かな。実は途中で首筋についたのがひとりいましたが、騒ぎになるので密やかに外しました。下山してしまえばOKと注意してスパッツをとるように伝えます。友人夫妻は初めての経験で、やはり奥様は大騒ぎ。丹沢でヒルの大群に襲われてから馴れてしまった私(^_^;)・・・指でつまんで外してあげたりと始末に大わらわ。結局、友人の奥様が取り残した一匹に吸い付かれて血が止まらなくなました。 |
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途中、オオサンショウオのいる白滝に寄ってから温泉施設「美輝の里」で汗を流してから下呂市金山に帰着。
色んな出来事のあった里山歩きでした。
後で地元の方に熊の話をすると、「熊はいて当然、地域には注意が流れている」との事。以前から共存?していて驚かないようです。 |
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