愛媛 皿ヶ嶺 |
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行程 7月23日
徳島市内=徳島道=愛媛道=川内・重信IC=風穴入口 駐車場
~7:00 ~10:00
--竜神平---山頂---引地山分岐--風穴=徳島市内
11:20-12:20 12:45-13:10 14:10 |
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コースと概要 以下、クリックで地図、写真拡大します |
グーグルアースとGPS |
カシミールとGPS |
友人と男3人で愛媛の皿ヶ嶺をトレッキング。
今年の夏は日本アルプス・東北の山へ出かける計画をし損ね、この暑さでは2000mに満たない四国の山はたいへんと敬遠してました・・・が、ネット知人の六甲での汗との戦いアルトレ、高尾~陣場の酷暑縦走のレポを見て急遽計画。
去年、コマクサご夫妻に案内いただいた皿ヶ嶺。約1700mの標高だが、森の中を登っていくと広々とした湿原に出る快適なコースでした。友人の車に乗せていただいての大名登山です。
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登山口の風穴です。
霧がかかるほどの冷気が岩の隙間から吹き出しています。江戸時代には藩主用の氷室になっていた(らしい)窪地にブルーポピーが栽培されています。
温度計で測ってみると、手すりの所でなんと14℃でした。 |
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温度は14℃ |
風穴の青いケシ
メコノプシス・ベトニキフォリア |
パーローシャン峠の
メコノプシス・ホリドゥラ |
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ここの青いケシはメコノプシス・ベトニキフォリア(ヒマラヤの青いケシと言われる)。近くにお住まいのT氏を始めとする会員の方が栽培なさっているとか。主に雲南省の高山地帯にあって多年生。
メコノプシス・ホリドゥラの方 は標高4000mを超えた地域にしか生えず、天上の妖精、幻の青いケシとも言われ、一稔性。ブータンの国花。 |
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===ところで風穴。どうして冷たい風が吹き出してくるんでしょう===
ネット検索してみましたが、山歩きレポはそれこそ山ほどヒットしますが、学術的な研究レポートはほぼ皆無です。ひとつだけ、愛媛県の愛媛県総合教育センターが出している自然教育の指導説明書がありました。
・気温が20度のとき、最も低いところで6度だ。
・吹き出す岩の隙間の奥行きは1~2mくらい、洞窟にはなっていない
・何故に温度が低いのか--この周辺に水が流れ込んでいるためで、その気化熱だ。
・北斜面が切り立った崖で、それが崩れて大きな岩が積み重なった。
降った雨がその岩の間を流れ込み、周辺が常に湿った状態にある。
と書かれてました。気化熱だけで、こんなに継続的に冷えるってほんとかしら。
また、風穴から夏は冷たい風が、冬は周囲の最低気温よりも高い風が流れ出るとの情報もありました。冷たい風が比重の関係で吹き下ろすのなら分かるけど、暖かい空気が下に吹き出すのは変ですね?? |
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風穴から登り始めてすぐの登山道脇に白い花が群生。
凄い数の花が咲いています。葉っぱがなんとなくアジサイ的だけど・・・帰ってから調べるとギンバイソウでした。 |
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そして竜神平です。標高1100m強にある広い湿原です。雨が少ないためか乾いていましたし、花を探して草を踏みつけて中を歩くので、そのうち裸地化しそうですね。 |
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ミズチドリ |
ヌマトラノオ |
タチカモメヅル |
ツチアケビ |
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竜神平と皿ヶ嶺の山頂付近で見かけた花達。 |
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山頂の標識 |
陣が森、石鎚山の方面 |
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竜神平から約1270mの山頂まで30分ほどです。
帰りは十字峠から旧風穴道を下山。下の方から風穴に来ている家族連れの声を聞きながら、滑りやすい山道らしい山道を下りていきます。
登山道は森の中の日陰ではありますが、風がなく蒸し暑くて多量の汗を流して風穴に到着。火照った身体にここの冷風が快適です。一気に汗も引いていき、寒いくらい。 |
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