徳島・香川 大滝山 |
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行程 6月9日
徳島市内=脇町IC=西照神社境内-大滝山 山頂-城ヶ丸-苫尾山(峠?)
7:30 9:30 9:40 10:04 10:03
-(中間遊歩道)-西照神社境内=徳島市内
14:40 |
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コースと概要 以下、クリックで地図、写真拡大します |
グーグルアースとGPS |
ネット知人のコマクサさんにお誘いいただいて標高946mの大滝山を訪問。
東西に延びる讃岐山脈のほぼ中間に位置し、山頂稜線は徳島県美馬市脇町と香川県高松市塩江町との県境になっているようです。讃岐山脈は阿讃山脈とも言われていますが、前者が正式名のよう。広辞苑では讃岐山脈しか出てこないし、ネットでも讃岐山脈が正式で、徳島では阿讃山脈といわれる事もあると書かれています。ひとつの記事の中で讃岐山脈と阿讃山脈を使い分けている例もかなり目に付きますが、どういう基準で使い分けているのか判然としません。 |
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霊気漂う境内 |
西照神社 |
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山頂に西照神社、すぐ下は大瀧寺があります。神仏分離令まではひとつだったのが、分離令の時に西照神社が独立したようです。本来の本尊、祭神は「西照大権現」だった筈ですが、神社の境内には「月読命、宗像三女神をお祀している。空海が本地垂跡説で西照大権現と改称したが、神仏分離令をもって旧に服した」と書いてます。開山が奈良時代の行基でしょ。どうもこの神社の書いている「旧に復した」という記述は嘘っぽいかも。 |
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神社の狛犬です。天保に奉納されたらしい。祠堂に逃げ込んだ母子を襲おうとする狼に、この狛犬が襲いかかって母子を助けたという伝説があるそう。境内の灯明杉にも謂われが書かれてます。幹周4.5m・樹齢500年で「千年杉」と呼ばれていて、「日清戦争が布告されたとき、杉の穂先に突然灯がともり、毎晩輝く。翌年に突然明かりが消えた翌朝に講話戦勝の報が入った」そう。 |
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神社のすぐ横に手書きの大滝山の札があり、徳島県と香川県の県境になっている稜線に出ます。少し西に |
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行くと、城ヶ丸の標識。山の解説書には三角点のある城ケ丸943mを頂上としているらしい。更に西に苫尾山という標識があります。 |
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少し離れたところには大瀧寺旧本堂跡の石碑が建っています。本堂移設のいきさつを調べましたが、情報は得られず。神仏分離令の影響?
稜線沿いにはミニ四国霊場があります。国八十八ヶ所総奥の院で別格霊場第20番らしい大瀧寺の巡拝霊場なんでしょう。
こういうミニ四国霊場はあちらこちらで見かけますが、四国遍路の始まりとされる衛門三郎の石碑は初めて見ました。 |
大瀧寺 |
衛門三郎の石碑 |
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1番札所 |
2番札所 |
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石碑は1番から88番札所までり、各お寺の本尊の名前が彫られています。全部を見たわけではないですが、ひとつ間違っているのではないかというのがありました・・・観音寺の千手観音ってあってます?
ここ大瀧寺は護摩供養、火渡りの荒行が有名らしい。2003年から チベット仏教の活仏による「チベット式 柴燈大護摩供」が行われているらしい。うーん、また行ってみなくっちゃ。 |
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山全体に快適な森が拡がっています。特に中腹の遊歩道は良いですね。ここのブナなど自然林は有名みたい。遊歩道とかキャンプ場など整備されていました。
途中にあった林野庁「森の巨人たち100選」のケヤキです。推定樹齢は300年以上だそうです。
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