徳島 神山森林公園、神通の滝
徳島 大川原高原、神通の滝
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行程
  2月15日
   徳島市内=神山森林公園 駐車場−西龍王山−野鳥の森−駐車場
                    約2時間のウォーク
   =神山町 上分=神通の滝 駐車場−神通の滝−駐車場=徳島市内
                       片道 約20分
  2月17日
   徳島市内=大川原高原 一軒茶屋−旭ヶ丸−鉄塔広場−一軒茶屋
                  4時間弱(うち、食事1時間)のスノーハイク
   =神山町 上分=神通の滝 駐車場−神通の滝−駐車場=徳島市内

2月15日 コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルアース

神山森林公園

神通の滝
風邪で自粛していたアウトドア活動を再開\(^_^)/。徳島の西側、剣山山地の手前にある神山町の森林公園でウォーキング。そして更に山の奥へ移動。氷瀑(神通の滝)を見学。
やはり自然の中を歩くのは狭い施設の中でのスイミングより楽しいですね。


森林公園 全体図

快適な広場

大川原高原 方面
神山森林公園は手入れの行き届いた広々とした施設です。桜のシーズンなどは訪れる人も多いのでしょうが、冬それも平日という事もあって人影は無し。
我ら二人以外は整備作業をしている方達だけ。都会の人で溢れる施設に比べてとんでもなく贅沢です。
標高400m弱の管理棟から標高500m弱の西龍王山に登り、遊歩道を野鳥の森、泉の広場へと移動。お弁当をひろげていると可愛い小鳥が寄ってきました。
コンデジで思いっきりズームアップ。流石にぼけています(;_;)。

徳島市内 方面

西龍王山 八大龍王

小鳥

クチナイの実

シイタケ栽培

フキノトウ
管理棟近くのクチナシの実、そしてシイタケの栽培地(見学用?)です。
車で下りる途中に売店で元気なオバサンと連れ合いがなにやら長話。シイタケを植え付けた原木で話をしていたようで、もう顔を出し始めた原木を売ってもらったようです。フキノトウを沢山分けてくださいました。、

そして、この際にと更に奥のスーパー林道に繋がるところまで1時間ほど車を走らせました。
氷瀑で知られている「神通の滝」がある筈です。途中から一段と狭くなる林道(実は国道193号線(^_^;))を山の方へと入っていきます。入口には全面通行止めという標識。たぶん、もっと奥の峠越えの方でしょう。まだ民家もあるし大丈夫だろうと、おそるおそる入っていきました。途中で神の滝の標識、ここで左に分岐して、更に狭い林道、積雪が凍結した林道へと入っていきます。まあ、四駆でスタッドレスだから行けるところまで行ってみましょうてな感じです。アイスバーン状態で横滑りをし始めたときに登山口に到着。
人の気配はないですが、重機そして機械をおいた工事会社の建物があって駐車場として開放しています。4台くらい置けるかな。空き缶を吊ってあって、駐車料金100円を投入するようになってます。
駐車場から山道を登ります。約15分と書いてありますが、積雪がカンカンに凍っていて20分はかかります。

アイゼンつけて氷瀑へ

氷のシャンデリア

神通の滝

神通の滝壺

途中の氷柱
2月17日 コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルアース

大川原高原
引き続いて、友人ご夫妻と大川原高原のスノーハイクと更に山の奥に入った氷瀑「神通の滝」の見物に行ってきました。
大川原高原は徳島市内から30分足らずでアクセスできる山系です。標高1000mちょっとの旭ヶ丸が最高峰。雪が降ると市内から白い積雪が光って、おいでおいでと誘うようですが、例年だともっと奥の剣山近傍と違ってすぐ消えてしまいます。今年は白く光っている期間が長くて期待できそう・・・かな??


身支度中

旭ヶ丸へ

ストックが
こんなに埋まる
いざ行ってみると、期待以上の積雪です。
一番上の駐車場、一軒茶屋では少し地面も顔を出していますが、旭ヶ丸への縦走路に入るとたっぷりの雪。トレースが付いていて膝が埋まるくらいですが、深いところでは太股くらいまでありそうです。
大きなゴミ箱もやっと頭を出しています。
ウサギの足跡、おそらくキジの足跡が残っていました。

埋まるゴミ箱

ウサギ?

キジ?
旭ヶ丸から先はトレースが消えていましたが、前に来たときに見つけた風の当たらない鉄塔広場を目指します。
雪質が意外にさらさらで、ずぼずぼと足が埋まります。多いところでは太股くらいまであって転ぶと、なかなか起き上がれません。
鉄塔広場でゆっくりと食事して、やはりトレースのない林道を回り込み、その先で一軒茶屋の方面へ登り返します。
トレースがないものだから、方角をみて適当に登り返しています。雪がないとおそらく入れないだろう雪の吹きだまりになった広場に出ました。深いところは腰くらいまであります。

霧になった雪

除雪した雪の壁

雪遊びの広場
雪の中を這いずって一軒茶屋の上に戻ってきました。ちょうど、霧の固まりになった雪が向こうの谷から吹き寄せてきました。
一軒茶屋までの道は風力発電の工事用に除雪されて、雪の壁ができていました。
もう少し下のネイチャーセンター近くの斜面では雪遊びの家族連れが楽しんでいます。

一軒茶屋に戻った時間が14時と早めであったので、15日に行った氷瀑「神通の滝」に友人夫妻を案内する事に
駐車場に車を置き、身支度。アイゼンを着けてさあ出発です。登山道はカンカンに凍っていて4本の軽アイゼンはちと心許ないくらいの感じです。沢には氷の芸術。
上から落ちてくる水が作った氷柱のシャンデリアも見事です。沢の氷は「飛沫氷?」と言うのでしょうか。
長さが1m以上もある氷柱に水が落ちて、真ん中が中空になっている尺八のような氷柱です。暫く見ていると、水琴窟のような音が響いてきました。
そして「神通の滝」です。一部ですが水の状態で落下していますし、滝壺も完全凍結ではありませんが、見事です。
帰り、ずっと下りてきた「神山の道の駅」でまた霧状の雪の固まりが山の方から吹き下りてきました。まるで大きな白い固まりがゆったりと踊っているようです。
実は、神通の滝から駐車場に戻ったときにも経験しました。向こう側の山から霧の固まりが右に左にと踊るように吹き下りてきました。まるで、龍が空を舞っているようです。
そういえば、ここの滝はGPSトラックの記録が異常になってしまいます。15日の時も、今回もとんでもないコースを歩いたというか何百mもあちこちに飛び跳ねたという記録になっています。そんなこんなでホームページにコース記録をアップできません。ここは谷ではありますが、空は開けています。いま使っているGPSは高感度で、いままでこんな事はありません。いつか原因を突き止めようと思います。