徳島 文化の森〜植物園
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行程  12月21日
   徳島市内=文化の森 駐車場−あづり越−植物園−あづり越−文化の森 駐車場

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

グーグルアースとトラック

カシミールとトラック
友人ご夫妻と近場の「文化の森 総合公園」から諸物園の尾根道をピストン縦走。人気のウォーキングコースで、いろんなグループの方が歩かれています。今回もすれ違った方達の色々と情報を頂き、無農薬ミカンの試食とか謎の別荘探検など楽しませてもらいました。本来なら3時間から4時間のコースでしょうか、4人でわいわいと楽しく寄り道、脇見に道草で、10時に歩き始めピストンして戻ってきたのが16:20頃。6時間半弱(笑)。


文化の森

文化の森 散策路

縦走路 入口
文化の森には県立の図書館、博物館、美術館他の施設があり、裏山には遊歩道のある公園になっています。遊歩道の先に植物園への縦走路入口があります。
なかなか快適な縦走路です。孟宗竹の林林を抜けて明現神社まで登り、そして「あづり越」へと下ります。徳島に上陸した義経が屋島へ向かう途中にあづりながら越えた峠だとか。でも、密やかに進軍といってもねえ、軍隊がこんなとこ越えるとは思えません。

快適な縦走路

明現神社

あづり越
コース途中に案内マップと新聞記事が架けられていました。kyoさんが新聞社を案内されたときの記事じゃないかな。その記事に「もとは阿津伊地越」と書かれてましたから、後から誰かが作り上げた義経伝説のお話しなんでしょう

ところで、「あづる」なのか「あずる」なのか?徳島大学の仙波教授の阿波弁講座には「あずる」と出ていました。
「あずる」・・・難儀する。手間取るの意味で、阿波弁と言うより、西日本 中国地方や四国地方(神戸、淡路、島根、岡山、広島、山口、四国各県など)で使われていると書いてありました。


なんの綿毛でしょう

万年青の自生

冬イチゴ

今年筍
コース途中で綿毛、万年青(天然かしら)、冬いちご。そして今年筍(季語なんですね)。
 
そして、コース途中ですれ違った方に教えていただいたミカン畑。出荷用のミカンの横に無農薬のミカンの木が沢山。
嬉々として収穫している様子です(笑)。

ミカン畑の所有者の心意気でしょうかしら。ありがとう。

皇帝ダリア

ユキヤナギ
なんだかんだと楽しみながら、やっと到着した植物園です。広々とした園内にはほとんど人影もなく我々で占有。
皇帝ダリヤが花をつけていました。ユキヤナギも残り花なのか、狂い咲きなのか?
植物園の上の四阿で食事をしました。下には動物園、遊園地が見られます。

こちらの立派な建物はトイレです。以前に、このコースですれ違った方から「通称、1億円のトイレ」と教えてもらいました。今回すれ違った方からは、「いやあ、2500万円だよ」とディスカウントの情報。いずれにしても高価ではあります。

植物園からの展望

通称、1億円トイレ

謎の別荘
縦走路の途中の「謎の別荘」です。
以前に独りで歩いたときは、廃屋かなと思っていました。きれいなんですが、大型廃棄物が散逸したような感じもあったものですから。籾摺り機、初めて見る五右衛門風呂のパーツ(友人に教えてもらって、初めて判りました)。古い石油ストーブもあったかな。まあ色々です。
縦走路から数mの所です、ちょっとお邪魔しました。持ち主の方の思い入れなんでしょうか、家の外壁が丸みを持っています。これは設計も建設もたいへんだったでしょう。小屋根はビールの空き缶で葺かれています。まだ吊したばかりの干し柿もあります。
家の外に置かれた棚にきれいな食器が並んでいます。ちょうどすれ違った常連の方達に教えていただきました。ほんとに現役の別荘だそうです。日曜日などバーベキューをされているとか。