徳島 黒沢湿原
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行程  8月6日
   徳島市内=徳島道=池田=黒沢湿原 入口−湿原の散策=徳島市内

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します
コマクサご夫妻にお誘いいただき黒沢湿原に行ってきました。
徳島市内から池田ICそして長い林道を長時間の運転ありがとうございました。
花に詳しいお二人から湿原にある花を色々と教えていただきました。

 四国交通(株)のホームページで「四国の尾瀬とも呼ばれる黒沢湿原」と紹介されてます。徳島県の西の端、三好市の標高550m付近に広がる、面積約40ヘクタールの四国最大の山頂湿原だそうです。尾瀬はちょっと大袈裟かも。また山頂というより盆地ですね。
 三好市のホームページでは、「東・西・北の三方が標高600m余りの山々に囲まれ、南方は緩傾斜して松尾川に向かう湿原の中に26.7haの湿原があり、この湿原の畦畔から山麓にはオオミズゴケ・サギソウ・イシモチゾウ・キセルアザミなどの水生植物が繁茂していると紹介されています。なお、黒沢(くろぞう)という地名は、黒い土と沼沢(しょうたく)に由来したものだそうで、粘土層の上に火山灰や腐植土が3〜4m堆積してできた湿原とか。池(沼)もありますが、尾瀬などの地塘とはまた違うようですね。

実は、350年ほど前に水田として開拓された場所だそうです。深い沼地で田げたや田船、竹いかだを使っての田植えなど大変な苦労を強いられたとか。いまは自然を満喫できる湿原として開放されています。当時より乾燥しているんでしょうか、いまは幾つかの小さな池(沼)が点在しています。

ヒツジグサ

サギソウ
池(沼)には沢山の睡蓮が花をつけていました。睡蓮に混じって所々にはヒツジグサも。コマクサさんから睡蓮とヒツジグサの見分けを教えていただきましたが、もうひとつ学べていません(^_^;)。この写真はヒツジグサだと思います。
もうひとつは、黒沢湿原の顔ともいうべきサギソウです。実は、全滅して、よそから持ってきて育成したと聞きます。睡蓮もどこかから持ち込まれたものらしいですね。
遊歩道の脇に咲いていたコオニユリ、キキョウです。イトトンボを見つけました。
花とトンボを調べておられる方のホームページに黒沢湿原が紹介されていました。そこに掲載されている写真と比較すると、オオアイイチトンボ、オオイトトンボ、キイトトンボのどれかだと思いますが???。

コオニユリ

キキョウ

・・イトトンボ?