愛媛 岩黒山、筒上山、手箱山
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行程  5月13日
   徳島市内=松山ICー=土小屋−手箱峠 根本道場−手箱山
    〜4:00         9:40-9:55   11:50     12:30-13:00
   −手箱峠−丸瀧山 修験道場−岩黒山−土小屋=松山IC=徳島市内
     |     14:45        |15:10 〜15:50
      −筒上山−−−−−−−−筒上山組とゆっくり組の2班に分かれる


コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

広域MAP

GPSトラック図
スポーツクラブの山の会ツアに参加して、アケボノツツジと石鎚山系の展望の山、岩黒山(1745.6m)〜筒上山(1859.3m)〜手箱山(1806.2m)に行ってきました。護法は治りかけの風邪と捻ったばかりの腰痛を抱えての参加でしたが、なんとか歩き通せました(^_^)。


土小屋 標識

ロッジ

神社遙拝殿
大きなバスでの移動のためか、松山ICから回り込んで林道を土小屋まで(公営バスだと松山駅から3時間とかなり遠い)。石鎚山の登山口で石鎚神社遙拝殿そしてロッジ、レストハウスに国民宿舎も完備の立派な登山基地です。
何故か、標高1492m(ほんと?)で、「イヨノクニ」と語呂合わせしてました。
土小屋近傍での展望です。石鎚山(天狗岳)はツアのお仲間から頂いたものです。
私の写真はバスの車窓から撮したものですから、イマイチ・・・ボツです。そして向こうの山腹遠くのピンクはアケボノツツジでしょう。

土小屋から石鎚山

土小屋から遠くに
アケボノツツジ

土小屋 駐車場

岩黒山への登山道

木立の間から石鎚山
やはり全国的に人気のある石鎚山の登山基地ですから車も人も多いです。我々も20名を超える迷惑?団体ですが、東京から来たクラブツーリズムの団体にも遭遇しました。

行きは岩黒山の巻き道を通って丸瀧山へ。修験道場があります。裏の行場まで行くとアケボノツツジの花が沢山ありそうでしたが、残念ながら余裕無くて見に行けませんでした。

巻道のアケボノツツジ

ショウジョウバカマ

丸瀧山 修験道場

石鎚山の展望

ヒカゲツツジ

修験道場を過ぎて筒上山〜手箱山を目指します。丸瀧山の行場はヒカゲツツジの群生地もあるらしい。約1時間で筒上山の下の手箱峠です。
アケボノツツジ、カニコウモリの若葉を眺めながら約1時間で、目の前に巨大な石積みの壁が現れます。石垣の左奥に小さく人が写っています。こんな山中に驚きです。
筒上山への入口(手箱峠)に大峰宗覚心寺派の修行道場がありました。まるでお城のような石垣があって驚かされます。道場は鎖で閉じられたフェンスの中にあり、どういう寺でいつ造られたのか等なにも説明が書かれてなかったですね。
大峰宗石鎚山覚心寺手箱山根本道場と長〜い名前です。本部が高知にある修験道のお寺で、大峰宗は「おおぶしゅう」と読むらしい。 実は筒上山といわれている方が手箱山だったのではないかと書いてある本もありました。この宗派と寺社の情報を調べてみましたが、山歩きをされた方のレポが殆どで、歴史とか謂われについての情報は殆ど見つかりませんでした。この石垣ができたのは最近のことらしいですね。写真の本に大峰宗覚心寺管主の修行中の話がほんの少し出てきます。

まずは手箱山まで行って食事と縦走路を約
40分ほど。山頂には古びた鉄の四角いアングルと古びた倉庫のような小屋がありますが、特にこれといった特徴はないようです。
思い思いに腰を下ろして弁当で昼食。あまり落ち着き余裕もなく、筒上山そして岩黒山を目指してピストンですが、予定より時間がかかったようです。

手箱山へ

手箱山山頂

筒上山 登頂
手箱山から二組に分かれました。筒上山も目指す早い組と筒上山をスキップする遅い組の二組です。体調不調の私はちょっとバランスに自信がなくて後者に参加。連れ合いは前者に参加。早い組はすぐさまピストン、みるみるちに手箱峠を目指して下っていきました。
とはいえ、筒上山は鎖場もあって、我々が峠に到着した時は、まだ登っている最中でした。遠くに豆粒のように見えます。鎖場はツアのお仲間から頂いた写真を合成したものです。

ワチガイソウ

コミヤマカタバミ

オオカメノキ

岩黒山

から石鎚山
花を見ながら岩黒山へ。二組は山頂で合流。石鎚山の展望もありました。


帰りのバスから日没
今回はちょっと時間とコースのバランスが悪かったかも。忙しすぎました。「登った、記念写真撮った、降りた」じゃつまらない、サガルマータの登頂じゃないんですものね。山に入るからには、全身に自然の伊吹を取り込み、花もじっくりと楽しみ、風景を愛で、山座同定もじっくりとやる等の余裕が欲しいです。