愛媛 西山、西赤石山
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行程
  4月25日
    友人ご夫妻 来宅
  4月26日
   徳島市内=新居浜IC=山根総合公園=マイントピア別子=銅山の里 自然の家
     7:00             〜9:00       〜9:30    
   =マイントピア別子東平ゾーン−(柳谷コース)−昼−銅山峰ヒュッテ−銅山越え
                               12:00-12:20 12:35-12:45 13:13
   −西山−銅山越え−(馬の背コース)−東平ゾーン(観光)=銅山の里 自然の家
          14:34                 16:15
  4月27日
   銅山の里 自然の家=東平ゾーン−(馬の背コース)−銅山峰ヒュッテ−(近道コース)
                6:45-6-53                〜8:30      8:32
   −西赤石山分岐−西赤石山−カブト岩分岐探し−ヒュッテ近道−銅山峰ヒュッテ
     9:30-9:50   11:20-12:05  15〜20分くらい  13:30      14:00-14:25
   マイントピア別子東平ゾーン=マイントピア別子端出場ゾーン=新居浜IC=徳島市内
   15:00-15:20            

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

広域マップ

GPSトラック
アケボノツツジを求めて、大阪の友人ご夫妻と愛媛県新居浜市の別子銅山のあった西赤石山に行ってきました。
広域マップとGPSトレースマップです。
前日に拙宅に来ていただいた友人夫妻と徳島道を新居浜ICに向けて出発。ICから南下するとすぐマイントピア別子という道の駅+温泉+鉱山観光の施設。更に狭い林道を上っていくと同じマイントピアの東平(とうなる)の施設があります。
その東平の自然の家が今日の宿です。荷物を置かせてもらって、一日目は西山を往復とマイントピア別子の東平ゾーンの見学です。二日目はメインの西赤石山の巡回コースの筈でしたが、道が判らず山頂ピストンコースとなってしまいました。そして、肝心のアケボノツツジは・・・蕾も硬く、ついているかどうかも判らないような状態。花はゴールデンウィークよりももっと後でしょうね。

○4月26日 西山

山根総合体育館

マイントピア別子
道の駅

道の駅 売店
新居浜ICを出てすぐの山根総合体育館へ。本日の宿、自然の家の受付窓口だそうです。カーナビは何故か狭い路地を案内してくれました。手続きを終えてマイントピア別子へと移動。帰りに入浴を予定しているので、ちょっと覗いてみました。
1691年に住友家が開杭した別子銅山、昭和48年に閉山されたらしいですが、想像以上に大規模な銅鉱山だったようですね。江戸時代には海外輸出もされ、明治になってからは住友グループの礎となったそうです。

自然の家 受付

棟が並んでます

食堂

我々の宿泊棟

リビングから寝室
山の中腹に大きな町ができていて、小中学校は勿論、社宅から病院、劇場、接待所などの施設そして高架鉄道などもあったようです。自然の家はその東平にあった小中学校の跡に建てられたようです。教育委員会の管轄だそうです。立派な施設で格安。
一棟を借りますが、定員は20名。ふたつ寝室があって、それぞれに2段ベッドで10人分あります。なんと、ひとり1050円と格安です。我々4人ではもったいない。

リビングの流し

脱衣所

風呂

さて、荷物を宿泊棟に置かしてもらって、西山登頂とマイントピア別子(東平)の見学に出発。

変電所

銅山峰ヒュッテへ
東平に駐車して出発。歩き始めてほどなく広場に出ます。いろんな施設があったようですが、この看板には変電所跡と書かれています。ここから西赤石山へのコースがいくつか分岐しているようです。
途中で見かけたヒカゲツツジ、ミツバツツジ(トサミツバツツジ?)、スミレなど。ショウジョウバカマを多かったですが、アケボノツツジは?

ヒカゲツツジ

ミツバツツジ

スミレ

柳谷コース

柳谷コース

柳谷コース
馬の背コースは勾配がきつく、柳谷コースが楽とのガイドブックに従って、まずは柳谷コースを選択。
ところが、これが長い!。だいぶ迂回したコースのようです。予定より早く銅山峰ヒュッテの手前でエネルギー補給(^_^)。
やっとたどり着いた銅山峰ヒュッテです。管理人の女性が、連休のお客に備えて忙しく働いていました。ご主人が亡くなって、独りで切り盛りされているそうです。ここから、峰地蔵、銅山越えは約30分。

ヒュッテ手前のスミレ

銅山峰ヒュッテ

銅山越え

西山へのザレ道

山頂の先で

遠くにアケボノツツジ?
風が吹きつけるなか、ザレた道を山頂へ。ツガザクラの群生地のようです。ここからもアケボノツツジが眺められる・・・筈でしたが、遠くの谷間に朧にピンクらしきものが少し見える程度。
帰りは長い柳谷コースを敬遠して馬の背コースで下山。東平の歴史資料館を見学。無人状態で我々だけでしたがオープンしていました。

歴史資料館

至る所に旧鉱道

実物展示

実物展示

実物展示

写真展示

写真展示

写真展示
鉱道跡の実物展示、資料館の中の写真展示などを見学。想像以上に大規模な銅鉱山だったようです。江戸時代には海外輸出もされ、明治になってからは住友グループの礎となったそうです。山の中腹に大きな町ができていて、小中学校は勿論の事、社宅から病院、劇場、接待所などの施設そして高架鉄道などもあったようで驚嘆しました。

夕食は自然の家の本館にある食堂です。夕食が850円、朝食が600円でした。

夕食

○4月27日 西赤石山
翌日は馬の背コースから銅山峰ヒュッテに回って、近道コースで西赤石山を目指しました。
銅山峰ヒュッテの女主人さん、今日も忙しく働いていました。ここが本宅で市内では公営アパートに住んでおられるとの事。ヒュッテというより民宿のスタンスなのかもわかりませんね。部屋数も多いし、沢山の布団を置いてあり維持管理は大変でしょう。
デジカメの充電池、チベット旅行で使い切ってしまったのに充電するのを忘れていました。バッテリー切れで、携帯電話のカメラで撮影したものと一部は友人から頂いた写真です。
アケボノツツジは昨日の写真のように遠くに少し見えただけ。西赤石山の山腹〜山頂には全く花もありません。、蕾もあるのかないのか判らないような状態でした。

マイントピア方面

西山方面

山頂

アケボノツツジ?

アケボノツツジ?
山頂で出会った地元の方のお話しでは例年より蕾のつき方が悪いそうです。
山頂からはカブト岩を経由して東平へと下山する予定でした。山頂のすぐ手前に錆び付いて字が読みにくい道標がありますが、カブト岩とか東平とは書かれていません。山頂を通り過ぎた方も探しましたが、東明石山への尾根道でどんどん離れていくようです。やはり手前の道標がそうらしいと急斜面を下ってみました。ところが、急降下していくと踏み跡が途絶えてしまい、右に行く方向には暫く踏み跡ありますが、先は谷へ落ちていく感じ。こちらはおそらく造林小屋跡へという点線コースでしょう。
ところが実線コースのカブト岩への道が見つかりません。また山頂に戻って、出会った二組の方に尋ねましたがご存じないとの事。諦めて元木田道をピストンすることに決定。10分ほど下ったところでナタを持ったいかにもベテランの方に遭遇。カブト岩への道はそれで良かったそうです。左に分岐、岩の上を渡って行くので踏み跡がないとの事・・・残念。

ヒカゲツツジ

東平の銅山跡

東平の銅山跡
結局、アケボノツツジには出会えず。カブト岩へのコースも見つけられずと、少し残念な結果となってしまいました。
まあ、ヒカゲツツジ(実は、前日に出会った方に教えていただくまではヒカゲツツジとは判りませんでした)にも出会えたし。別子銅山の歴史の一端にも触れられたし・・・・・・よしとしましょう。

端出場ゾーン本館

観光鉄道らしい
マイントピア別子 東平ゾーンから端出場ゾーンへ車で移動。観光用の鉱山鉄道とか砂金採りなども楽しめるようですが、そこまでは時間がなくて温泉で汗を流しました。