徳島 中津峰山
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行程  3月20日
   徳島市内=如意輪寺=中津峰山頂−−展望台−−パラグライダー基地
      8:30    9:15  10:50-12:05  12:20〜12:35 13:15〜13:30
   如意輪寺=徳島市内
    〜15:20            

友人ご夫妻と中津峰の山歩き
 この冬は異常な暖冬が続いていましたが、3月に入って冬に逆戻り。ここ徳島でも四国の中央付近の高地、剣山周辺では雪が降りました。市内から眺める奥の山並みは白化粧。
 これならスノーハイキングができるかなと、剣山の前衛になる標高1122mの高越山への車のアクセス状況を地元の温泉施設の方にご相談。数日後なら大丈夫だろうが、明日だとアイスバーンのため山道走行は危険との事。残念ですが、そうでなくとも馴れない山道走行です。 友人ご夫妻が初めて調達された軽アイゼンを使用できるチャンスだと思ったのですが、山へ行くまでが危険じゃ仕方ない。諦めて、当初予定していた徳島市内の中津峰へと行くことにしました。
コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します

広域MAP

GPSデータ
中津峰の標高は773mですが、徳島市の最高峰なんです。 中津峰の山頂にベンチ等色んな施設を作られている愛好グループが整備された人気の「いやしの道」、南側からの「星の岩屋コース」と色々あります。今回は、友人ご夫妻が中津峰山頂へ行くのは初めてという事で、一番ポピュラだと思っている如意輪寺コースをピストンしました。山頂周辺には山頂とは違った方角の眺望が得られる展望台、こうした里山では全国的にも珍しい規模のパラグライダー基地などもあり案内しました。

中津峰山如意輪寺は真言宗のお寺でご本尊は如意輪観音菩薩のようです。住職さんがチベットの寺院に行かれた時の記録がお寺のホームページにアップされています。そういえば、ダライラマは観音菩薩の化身ですものね。本堂にマニ車も置いてありましたが、チベットのお土産でしょうか。

如意輪寺 本堂へ

立木観音

本堂

斑雪

結構寒い

山頂 神社入り口

山頂の天津神社
流石にアイゼンは必要としなかったですが、山頂手前では斑雪の状態。日陰になっているために結構寒かったですね。
日当たりの良い山頂は暖かく快適、1時間も談笑しながらオニギリ弁当を楽しみました。 山頂からは、西の方に剣山山系、以前に友人夫妻と行った高丸山などの稜線がくっきりです。南には先日行った椿自然公園などのある阿南市、眼下には勝浦町の展望です。

山頂

高丸山 方面

徳島、鳴門、淡路

パラグライダー基地

フキノトウ
山頂から西に少し下がっていくと展望台があります。ここからは北方面の徳島市内、阿讃山地、鳴門大橋、淡路島などの展望が拡がっています。 再び山頂に戻って、次は少し南に移動。草原状のピークがふたつほどあります。パラグライダーの基地です。立派なジャンプ台?もあります。まだまだ食べられそうなフキノトウも(^_^)。
ピストンで如意輪寺に戻り参拝と見学。如意輪観音座像は国の重要文化財だそうです。以前に文化財巡りで案内していただいた時、
護摩堂で五大明王の像とか、四天王像を見学させていただきました。なんと応挙の松上孔雀之図とか狩野正信の絵などもありました。
今回は、本堂のちょっと下にある岩の隙間を潜ってお参りする不動明王の祠にお参りして来ました。

大岩の隙間

隙間を潜って

不動明王に参拝