徳島 黒笠山 |
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行程 10月15日
徳島市内=藍住出発=道の駅 貞光ゆうゆう館=黒笠山 登山口
4:40 5:30 6:20 7:10-7:25
−鳥居(鹿威し)−黒笠神社−−矢筈山分岐−−山頂
8:30 10:05 10:37 10:55-11:30
−黒笠神社−鳥居(鹿威し)−登山口=木綿麻温泉=徳島市内
12:15 13:25 14:15 |
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コースと概要 以下、クリックで地図、写真拡大します |
広域地図 |
黒笠山 周辺 |
阿波のマッターホルンといわれる黒笠山、山渓のガイドブックによると剣山から見る黒笠山はマッターホルンに似た雰囲気もあるようです。標高は1703m。広域地図に見られるように「天狗塚〜三嶺〜丸石〜ジロウキュウ〜剣山」の稜線、その北側にある「塔丸〜丸笹山」の稜線を挟んで、更にもうひとつ北の「石堂山〜矢筈山〜黒笠山・・津志嶽」の稜線にあります。赤線はGPSで採取した歩行ルートです。 |
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今回のコースを小島峠から見上げるかたちでカシミールによる3D図を描いてみました。赤線は今回のルートです。マッターホルンと呼ぶには相当の想像力が必要な感じですね。それではと、剣山に昨年登ったときに偶然ですが黒笠山方面を撮した写真がありました。塔丸の奥に黒笠山、矢筈山らしき稜線が見えます。うーん、マッターホルンは無理かな(^_^;)。 |
カシミール3D図 |
剣山から見た黒笠山 |
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登山口〜黒笠神社〜山頂 |
貞光から剣山の見ノ越へ通じる国道438号線、途中から林道白井線に入り、狭い道を標高約700mまで走行。この林道は生活道でもあるようで、各集落への分岐が所々にありました。第2白井橋を渡ったところが林道の終点になる登山口です。数台の駐車が可能な広場に、なにわナンバーの車が停まっていました。帰りには香川ナンバーの車もあり、人気のある山のようです。後でネット検索すると、この広場に車を置くのは地元に迷惑かもと気になさっている方もいらっしゃいましたが、開放してくださっているのかな? |
登山口の沢 |
登山口 |
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登山口にある民家の方が栽培されているホトトギス。少し先の綺麗な沢を過ぎると石積みが・・。 |
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後で役場に尋ねると昭和30年代までは集落があったそうです。一軒だけ
まだ不在になって間もない感じの民家が、立派な梁のあるお宅が残っていました。 |
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黒笠神社 鳥居 |
鹿威し |
トリカブト |
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急勾配の山道をひたすら直登です。鳥居と洒落た鹿威し、更にトリカブト(シコクブシ?)の群生を過ぎると見晴らしが開けてきました。 |
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色づき始めた紅葉と青空を楽しみながら、頂上近くの黒笠神社に到着。ここから更に急登を1時間弱でやっと山頂です。ひたすら直登のなかなか手応えのある山です。山頂の直下は短いですが、岩と鎖場になります。 |
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山頂から剣山方面 |
山頂から矢筈山 |
見下ろした紅葉 |
狭い山頂からの展望と、コワゴワ見下ろした紅葉です。 |
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山頂〜下山〜温泉 |
同じコースをピストンして下山。急勾配の山道でしたから、下山の方が足にはこたえますね。靴紐の締めが甘かったためか、久しぶりに足の爪を痛めてしまいました。
下山後に寄った木綿麻温泉とその横の市で販売していたソバです。太さは3〜4cmくらい、長さはまちまちで数cmくらい。味も食感も変わってます(^_^)。 |
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追記 |
標高が約700mの登山口の集落、そして廃村になったようですが標高1000mもの所にある立派な石積みの跡。気になって調べてみました。合併して一宇村の名前は無くなったようですが、村の一番古い記録が1409年の室町初期だとか。山の中の村ですから、一番低いところで標高240m、最高は矢筈山の1848m、そして民家があるのは240m〜1140mの間らしい。35の集落のひとつである白井はその中でも標高の高い方で2番目くらいのようです。 |
一宇村の集落
高度分布 |
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拝殿の棟札 |
黒笠神社の拝殿は白井集落の「堂の峰」の上部にあるそうです。拝殿にあるらしい棟札の写しが一宇村史に掲載されていました。文政8というのが読み取れ、中央には黒笠大権現と書かれてますね。臼須祥(?)野命、大山住野命の名前も読み取れます。字体が現代風です。書かれている文政という年代と一致しませんですね。最近になって書き直されたのかも。書かれている神様の大山住野命、一般的に聞く「大山祇神(オオヤマツミノカミ)」の事なのかとも思いますが??。 |
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