徳島 剣山
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行程  5月16日
    徳島市内=見の越−西島−大剣神社−剣山 頂上ヒュッテ−−山頂
      5:35  8:45-9:05      10:25   10:45-11:10      11:15
    −一ノ森 三角点−一ノ森 山頂−一ノ森 ヒュッテ−行場/花畑−刀掛けの松
                 12:20-13:10            
    −西島−−見ノ越=徳島市内
            15:15 

コースと概要  以下、クリックで地図、写真拡大します
5月16日から我が家へ遊びに来てくださった連れ合いの友人と3人で剣山に行ってきました。徳島の山は初めての方ですから、案内する第一候補は剣山、そして次は三嶺でしょうか。天気予報はあまり芳しくなかったですが、まだしもマシな感じの17日に出かけました。心配しながらではありましたが、流石に晴れ女として強い自信をお持ちの友人のお陰で、初めて見ていただく剣山、ジロウキュウ、三嶺などの展望もあり、時折小雨がぱらつく程度のまずまずの山行きでした。

 つるぎ町の貞光から国道438号線を南下、どこからが起点か判りませんが「剣山ドライブウエー」を見ノ越まで行きます。所々?随所?で対向車には注意が必要ですが、路面は舗装されてます。殆どの部分にはガードレールもありますが、国道あるいはドライブウエーというより林道そのものですね。登山口のある見ノ越、その手前にある剣山スキー場までは生活道でもあります。やっと車が対向できる道の両側に集落(郵便局はもちろん旅館もあります)。最初に、この道に入ったときは怖くて・・・今は慣れました。車は通らないですが、ネパールの標高3000m以上まで延々と続く道(集落と段々畑があり、地元は生活道。我々トレッカーは登山道)と類似した感じもあります。

見ノ越手前から剣山とジロウキュウ
こちらは少し右の三嶺  友人はご主人様が首都圏から九州へ転勤なさった事もあって車での山歩きにも慣れてられたようですが、九州で山にアクセスする道は整備されてますから、今回の道路は少し怖かったかも(^_^;)。特に帰りに使った見ノ越から東に進む国道438号線の続きは至る所に落石の跡もありましたから余計怖かったでしょう。
見ノ越の手前の展望場所からは剣山・ジロウキュウも三嶺も見ることが出来ました。

剣山頂上へ
見ノ越の剣神社から歩き始めました。数人おられた方達はリフトを利用されたようです。神社の先で出会った方は、これから石鎚山に行って九州から伯耆大山を経由してと凄い事を言っておられました。

見ノ越の民宿

剣神社

岩と白骨樹

中腹の大剣神社

大剣神社 上の岩

頂上小屋手前

頂上小屋
剣山本宮
大剣神社から20分ほどで宝蔵石神社(剣山本宮)と頂上ヒュッテのある山頂部に到着。頂上は保護のための木道が敷き詰められています。
三角点から更にジロウキュウへ縦走する気持ちよさそうな笹尾根です。途中で出会ったヒル君とシロバナネコノメソウです。

頂上 三角点

ジロウキュウ

途中で出会ったヒル君

シロバナネコノメソウ

剣山頂上から二ノ森、一ノ森へ

ショウジョウバカマ
エンレイソウ
新田次郎の署名
測候所の方の遭難碑
ジロウキュウと剣山 二ノ森の周辺です。ミヤマクマザサの笹尾根とシコクシラベ、アカカンバ、ゴヨウマツなどの林の尾根道です。
一ノ森頂上、三角点そして一ノ森ヒュッテ。ヒュッテの外のベンチで昼食。管理人さんが出てこられてお話しを聞かせてもらいました。ゴヨウマツ、ハッコツジュが見事です。
一ノ森から行場
剣山本宮の奥まいりという行場の横を通る一ノ森〜刀掛けの松〜西島〜見ノ越とトラバースする横道です。所々で行場が見えますが、かなり怖い(^_^;)。
この横道が花畑になっていて、キレンゲショウマの群生地です。まだまだ、やっと地面に顔を出したところです。今年は他の花も遅いようで、期待したヤマシャクヤクは蕾の状態でした。

行場の案内図

横道
バイカオウレン
まだ蕾のヤマシャクヤク
ケマン(エンゴサク)

???

ワチガイソウ
花はこれからといった感じですが、それでも幾つかの花があちらこちらに群生していました。
下山途中で出会った剣山山頂ヒュッテの新居綱男さんです。登山道の整備をされていました。徳島では知らない人はいない(かな?)有名人です。テレビのローカル版によく出演されています。
イワボタン
(ミズネコノメソウ)

カニコウモリの葉

新居綱男さん

剣山頂上で雨具を着けましたが、一ノ森での食事は屋外で出来ましたし、下山時に少し小雨がパラツク程度。連れ合いの友人の「晴れ女」伝説は本物でした(^_^)。