徳島 剣山 |
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2005年6月14日 |
夫婦で山歩きホームページトップへ |
6/14は梅雨の晴れ間との予報。トレーニングも兼ねて剣山を訪問しました。西日本第2位の標高をもつ剣山には、約45年前の高校生の頃に友人と登ったことがありますが、山歩きを趣味にしてから初めての訪問です。徳島、いや四国を代表する山のひとつである剣山です。四国に転居したのですから、「お山」に挨拶をい早くしないといけません(^_^)。 |
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行程
徳島市内=見の越−西島−大剣神社−剣山 頂上ヒュッテ−−山頂−−二ノ森
6:10 8:50-9:10 10:15 10:45 11:05-11:20 11:30-12:10 12:40
−一ノ森 三角点−一ノ森 山頂−一ノ森 ヒュッテ−行場/花畑−刀掛けの松
13:05 13:10 13:15-13:30 〜14:00 14:52
−西島−−見ノ越==徳島市内
15:05 15:45-16:18 |
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コースと概要 以下、クリックで地図、写真拡大します |
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45年前に来た時の登山口も忘れてしまいましたが、貞光駅からバスで桑平という登山口まで行った筈だと、地元のスポーツクラブの先輩の方に教えて頂きました。夫婦池を通って見ノ越で一泊しました。今回は、見ノ越まで車で入り、もちろん日帰りです。見ノ越から大剣神社を経由して山頂。山頂からは一ノ森にまわって、お花畑と行場を通って見ノ越へという小巡回コースをとりました。舗装された林道、リフトの存在、植生保護のための木道など45年前とは様変わりしてましたが、なんとなく記憶がよみがえってきました。 |
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見ノ越へ |
剣山ドライブウエイの入口になるのでしょうか、葛籠(つづろう)というお堂がありました。夏山シーズンをはずすとバスの終点はここのようです。45年前はこの近くの桑平から隣接したコースを登ったようです。いまはドライブウエイ(林道?)が通っていて、一気に見ノ越まで車で入れます。夏山〜秋の紅葉に訪れる人が多いのでしょう。大きな駐車場が用意されていました。45年前にはなかったお店・民宿も数軒ありました。左の石段を登るとお寺、右の石段を行くと神社を通って山頂への登山道があります。45年前に宿泊したのはお寺の宿坊だったと思います。剣神社の記憶はポッカリと抜けています。 |
葛籠お堂 |
見ノ越の店 |
見ノ越 駐車場 |
円福寺 |
剣神社 |
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見ノ越〜剣山山頂 |
見ノ越から標高差300mほどの西島駅までリフトが通っています。山歩きにきて乗る人はいないでしょうから、観光用でしょうね。この駅の近くには西島神社があります。見ノ越の剣神社、山頂の手前には大剣神社、山頂には剣山本宮と書かれた神社がありました。宝蔵石神社という別名もあるようで、各神社の関係、縁起よく判りません。少し調べてみましょう。そういえば、ソロモンの秘宝があるとかミイラが見つかったとか、オロチがいるなど、なにかと噂の多い山でもありますね。 |
リフト |
西島駅 |
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三嶺でもそうでしたが、大きなヒメシャラの木が多いですね。大剣神社へ行く途中のヒメシャラ、ヤナギそして三嶺方面の展望です。流石に霞んでいます。 |
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大剣神社 |
石塔 |
山頂の雲海荘 |
山頂の本宮 |
本宮のご神体 |
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剣山 山頂 |
山頂ヒュッテは設立50周年とか555年とか60年とか諸説?あるようですが、ヒュッテにおられたおばさんが「今年は区切りの良い節目」だと仰ってました。とすると、45年前に来たときに小屋はあったわけですが、全く記憶にありません。無人になった測候所は記憶に残っています。 |
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笹に覆われたたおやかな山頂は記憶のままですが、植生保護のために敷設された木道、これは流石に45年前はなかったです。 |
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剣山から一ノ森へ |
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剣山の山頂から一ノ森へ。しばらく続く草尾根を過ぎると、シコクシラベ、アカカンバ、ゴウヨマツ、ナナカマドなどの森林となります。所々には立ち枯れた白骨樹もあって、このコースは見応えがあります。 |
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遭難碑 |
二ノ森神社 |
奥宮参り |
一ノ森 三角点 |
測候所の方の遭難碑、新田次郎が署名が入っていました。二ノ森の祠と剣山本宮の奥宮参りの案内図です。 |
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庭園のようなゴヨウマツとハッコツジュの庭園のような風景。
そして三角点と別の所にある一ノ森山頂です。
すぐ下には一ノ森ヒュッテがあり、小屋番さんから色々お話しを聞きました。教えてもらった昇龍のハッコツジュです。 |
ゴヨウマツと白骨樹 |
一ノ森 山頂 |
一ノ森ヒュッテ |
昇龍 |
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一ノ森からお花畑へ |
一ノ森から行場を通り西島のリフト駅まで山腹をトラバースする、奥宮参りの行場と交錯したコースに入りますと、「お花畑」の案内板が出てきます。花が見られるのは、もう少し後ですが、キレンゲショウマなどが群生しています。 |
行場の小屋 |
行場と花 |
お花畑の案内板 |
花畑の素 |
花畑の素 |
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下山〜 |
刀掛けの松 |
お花畑からのコースはここで表登山道と合流。刀掛けの松です。平家伝説があるそうです。
剣山山頂近くの大岩に「草薙の剣」を納めるために登頂していた時のことだそうです。途中で大汗を掻いている従者に「剣をおいて、汗をぬぐうよう」にと優しく安徳天皇が気遣った場所だそうです。 |
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見ノ越まで下山し、林道を帰る途中で夫婦池に寄りました。45年前にはなかった資料館とラフォーレつるぎ山という宿舎施設がありました。 |
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花などです |
ヤマシャクヤク |
エンレイソウ |
ヤブウツギ |
ヤブウツギ |
ニシキウツギ? |
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リフト駅で育成中のキレンゲショウマ、まだ葉だけです。先を鹿に食べられてしまったらしいキレンゲショウマ、そして花はこれからのクガイソウです。 |
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番外編 |
オオミズアオ |
天の岩戸?? |
見ノ越のトイレにいた大きな蛾です。15cmくらいはありました。写真を撮すときは、綺麗な色だなと思いましたが、写真をしげしげと見ると鱗粉が凄いです。見るだけでアレルギーを起こしそうです。
もうひとつは、全く関係のない看板・・・天の岩戸の看板です。いろんな伝説のある剣山ですが、天の岩戸もあったという内容です。 |
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