箱根 明神ヶ岳〜湯坂路
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NIFTY山のフォーラムにアップした記事に多少手を加え、写真も追加しています。

日付 1月12,13日
コースと概要  以下、クリックで写真拡大します
ルート:
   1/12 新松田=関本=道了尊−明神ヶ岳−矢倉沢峠−仙石原高原−宿
   
   1/13 宿=宮ノ下−浅間山−千条の滝−鷹の巣山−浅間山−箱根湯本

天 候:1/12:快晴、1/13:曇り、時々晴
メンバ:連れ合いと二人

NIFTY山フォーラムの記事
 箱根で一泊する山歩きは初めて。少し贅沢かと思ったが、負担が軽い山で気分転換に温泉もと計画。前もって、ホームページで安いペンションを探して予約しておく。初体験のペンション利用である。

 道了尊では、本殿で参拝。奥の院コースではなく、一般コースを選択。秋に楽しむ紅葉は、まだ葉が落ちずに着いていた。団体より早く出発したため、ハイカーは少な目だ。道了尊からの登りは、それなりにきついが快調。見晴らし小屋で小休憩しただけで、山頂まで。山頂は暖かく、ゆっくりと昼飯。風の強いことの多い山頂だが、少し縦走路の入口に入ったところで、快適にくつろぐ。富士山もばっちりで、たぶん北岳に間の岳も見えるが、相模湾、東京方面は白いガスのべ一ル、スモッグで江ノ島も見えない。

 下りは、いつもの逆コースで矢倉沢峠へ。逆だと印象が違って面白いが、長かった。ほとんどハイカーもおらず静か、ところどころに笹の落ち葉で埋まっている場所あり、こういう登山道も珍しい。
 矢倉沢峠で小屋番の兄さんと話をする。オーナーが高齢のため、風を通しにきているらしい。ここの顔らしくて、ハイカーから次々と声がかかっている。80歳くらいのおばあさんが、声をかけて、とっとっとと金時に。なんでも50歳から始めて、金時に1900回?。登頂回数トップらしい。夏は北アだって。

 下っていると、お兄さんが追いつき、たまたま一緒にいた女の子と温泉に誘われる。我らは、これからペンションで入るので断る。
 いつものトイレと身支度の広場におりる。ここのうどん・ラーメン屋はオープンしていたが、時間早いし、ペンションのある仙石原方面へ。仙石の交差点にあるコンビニでビール、酒ちつまみを調達してから、夕食の店探し。これがたいへんで、目当てにしたホテルは高そうとやめる。しゃぶしゃぶの綺麗なレストラン東山まで行ってみたが、どうも倒産したようだ。仙石交差点方面に戻るが、ウドン屋、ラーメン屋と全部クローズ。遂にもとの国道の交差点にあるスナックまで戻ってしまった。小さなスナックでマスターとおばさんのふたり。でも、ショウガ焼き定食は味、量、価格とも満足。

 暗くなったし、バスでペンションへ。仙石高原で下車しろとのこと。道を聞いて歩くが、真っ暗。車は通るので、怖くてヘッドランプを使う。ふたつ目かみっつ目の道を曲がると、瀟洒なペンション、グッドチャットがあった。白い小さなペンションに豆球のイルミネーション。いかにも女の子風の造り。通された部屋は、当初予定を一日前倒しにして空いていたトリプルベッドの部屋。多分、ダブルのところにベッドみっつ。そのため、ベッドで一杯で余裕がない。
 まずは、風呂と他の客が食事になる間に入る。ふたつの風呂があって、内鍵をかける貸し風呂方式。ふたりだと、まあ余裕があるし、足も伸ばせる。前の庭にはライトアップした人形とか花。部屋に戻り、小さな台を引き出して、まずは乾杯。


 翌日は、6時に起きだして風呂へ。朝食は8時で待ち時間が長い。洋風朝食の後、さあ出発。結局、大湧谷から神山が封鎖されているかもという情報とバス乗り換えで強羅に行くのも面倒なので、千条の滝と湯坂路にして、宮ノ下まで行く。
 宮ノ下温泉のバス停から、すぐ浅間山ハイキングコースの入口がある。ここは、あまり歩く人いないのか、分岐までついに誰とも会わず。浅間山へ6分の分岐から千条の滝まで下りる。これが、完全に下りきってしまう印象だ。
 千条の滝からは、鷹巣山へのコースをとる。こちらも誰もいない。結局、登り返して浅間山と鷹の巣山の縦走路にぶつかる。ここから、鷹の巣山まで急登すると、城跡の看板とベンチ。山頂がはっきりしないが、多分これが山頂と思われる。ベンチで食事、同じような山歩きの先輩夫婦ふた組と話をする。ここの縦走路は両側にアジサイの群生。ドライフラワーになっているが、シーズンは見事だろう。

 浅間山でこのまま湯本まで行けそうと、大平台での下山は中止。歩きであるが、気持ちの良いコースで、人もほとんどいないし、快適。途中で、また雉に出会った。
写真の追加

道了尊の下駄

富士山と金時山

明神ヶ岳 山頂

ペンション

千条の滝

湯坂路のアジサイ

湯坂路