15日からの折角の3連休、一泊で手軽なコースに行ってみようと、ほぼ2年ぶりの八ガ岳を目指しました。稲子湯から天狗岳そして天狗の西尾根を通り、唐沢鉱を経由して渋ノ湯への温泉付きお手軽コースの予定でしたが・・・なんと本沢温泉での翌日、16日は早朝から大雨。あえなく挫折して稲子湯へUターンしました。結局、温泉を堪能する散歩へと変更となりました(^_^;)。
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日 程:9月15日(金)、16日(土)
山 名:北八ツ温泉(^_^;)
ルート:
小淵沢=小海=(バス900円)=稲子湯-シラビソ小屋-本沢温泉
9:52 11:34 12:10-12:35 14:16-14:35 15:45
本沢温泉-シラビソ小屋-稲子湯==小海==小淵沢(^_^;)
7:00 8:10- 9:45-10:30 11:10-12:06
天 候:15日:快晴、16日:雨
メンバ:単独
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これまで観光ラッシュに巻き込まれるのが嫌で敬遠していた小海線にも一度は乗ってみようと前述のコースを設定してみました。本音は本沢温泉と渋ノ湯での温泉でありますが、これまで行ったことのない天狗の西尾根も見てみたいとの下心もです。しかし、恐れていたとおりでした。小海線は凄いラッシュ。2両連結で1時間1本ですから、仕方ないでしょうが、それにしても賑やかな観光客に巻き込まれて1時間半立ちっぱなし(;_;)。
稲子湯の前を通過して林道主体の歩き約1時間で、やっと山道らしくなり、更に1時間でシラビソ小屋に到着。ここは11年ぶりです。これまでもレポでは読んでいましたが、随分と立派な2階建てのロッジができているのに驚きました。小屋番さんに天狗西尾根の状況を教えてもらい、更に1時間の登り。北八ツらしい苔と豊富な水のしっとりした森を通過すると本沢温泉です。少し手前から硫黄の臭いが強くなってきます。16時前と早かったため、指定された9人部屋にはザックひとつがポツンと置いてあるだけ、ひとつだけ上段ベッドがあったので、早速使わせてもらいました。
さあ、次はビールと露天です。しかし、なんと現場は荷物も置けない混雑だとの事。諦めて内湯へ。これは正解で、木製の湯船、内張にビニールのいかにも手作り風のこぢんまりとした浴槽を独り占めできました。この湯は痛みに効くようです。持病の腰痛、足の痺れが気持ちよく消え去る感じであります。夕食後にまた入浴したのはもちろんです。
天気予報では、明日から崩れるとのこと。早立ちして、崩れるまでに抜けようと、朝食を弁当にして8時には就寝。このところ続いている寝付きの悪さもどこかに消えて、ぐっすりと寝て、翌朝は4時過ぎに気持ちよく目覚めました。ところがです、なんと屋根を叩く大きな音が響いているじゃないですか。なんと、予報より早く大雨。「こりゃ駄目だわ」とあっさり断念、温泉モードに切り替えることにしました。早速、朝風呂に入り、寂しく弁当を食べて出発。同じコースを引き返しました。
シラビソ小屋でコーヒーを楽しみ、稲子湯に戻ったのが9:45、バスの10:30まで大慌てで温泉とビールを楽しみました。
連休の真ん中、そしてこの時刻だから小海線は空いてるだろうと思ったのは浅はかでありました。もちろん、小海では十分に席が空いていましたが、その後の通過駅で大勢の観光客が乗ってきましたねえ。まあ、賑やかなこと。どうも、中央線まで帰る人と小海線の沿線を乗り降りして観光している人達が混じっているようです。なんと、ツア団体までいて、次の駅でバスが待っていたようです。なんとまあ、信じられない。
まあ、ともかく山歩きは不完全燃焼でしたが、温泉だけは楽しめました。
HBA01110、横浜のOSK
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