八ヶ岳:行者でテント~阿弥陀岳
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  NIFTY山フォーラム時代の山レポの流用とデジカメ性能が非常に低かった時代の写真を組み合わせた内容になっています。デジカメはなんとかメモ代わりに使う程度で銀塩のコンパクトカメラが使い捨てカメラによる記念写真風の写真しか残っていません(^_^;)・・・2011/09/20。

行程  1998年9月5,6日

 この週末、山梨地方の天候は良くなるとの予報を受けて、延ばしに延ばしていた行者小屋テントのんびり山遊びに行ってきました。予報に反して、星空も展望もさっぱりでしたが、阿弥陀岳では久しぶりにスリルも味わえました。
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日 程:1998年9月5日(土)、6日(日)
山 名:阿弥陀岳、中岳
ルート:
  9/5
   八王子=ホリデー快速===甲府===茅野===美濃戸口---行者小屋
     8:53          10:33-10:57   11:56,12:12   13:00,13:15   16:43
  9/6
   行者小屋-中岳・阿弥陀岳のコル-阿弥陀岳-中岳・阿弥陀岳のコル
     5:35    6:40  7:12-7:40     8:08-8:15
   -中岳-文三郎尾根-行者小屋-美濃戸口==茅野==八王子
     8:29          9:40-10:25 13:20,14:47
天 候:曇り
メンバ:連れ合いと二人
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 昨年の8月に行者小屋でテント泊して文三郎尾根から赤岳そして地蔵尾根を回って非常に快適だったものですから、今年もと狙っていました。ところが、今年の天気の状態でしょう。のびのびになってましたが、やっと行くことができました。のんびりと鈍行を使って、一日目は行者小屋まで。二日目も5・6時間ゆったりと周遊するだけという山遊びスタイルは、行者小屋を起点に毎年続けようと思ってます(^_^)。

 何回か報告されていますが、やまのこ村に変わった小松山荘を経由して美濃戸山荘へ。南沢を通って行者小屋を目指しました。美濃戸山荘の前も工事中でだいぶ変わってますね。沢の向こうにあったトイレは屋内の有料トイレになってましたが、雨で崩壊したんでしょうか。北沢の入口も崩壊したらしく工事中で回り道ができていました。

 途中、ハクサンフウロ、トリカブト、行者小屋では終わりかけのヤナギラン、阿弥陀岳から中岳の途中にはチシマギキョウ等の花がありましたが、もう花に替わってキノコが真っ盛りのようです。今年は特に多いんでしょうか、いたる所に大きいのやら小さいのやら、白に黄色に茶色にとキノコの群生が目に付きます。昨年、会津駒ヶ岳で採取した通称カノシタと色も形も生え方も同じキノコを見つけました。特有の芳香がなく、しばし悩みましたが、採取は諦めました・・ブナハリタケ??(^_^;)。

 私らの後からまだ2・3組が到着してテント場はほぼいっぱいの状態。若い人が目に付きましたが、夏休み最後の山遊びでしょうか。皆さん静かでしたね。天気予報に反して、遂に雲がとれないままで、楽しみにしていた星空を諦めたせいもあって、ぐっすりと寝てしまいました。朝もやっとこさ起き出しました。

 翌朝も雲がとれないままで、これまた期待していた阿弥陀岳からの展望は皆目。時々、赤岳、硫黄岳の稜線が顔を見せてくれる程度です。
 それはそうと過去ログ読ませてもらいましたが、最近ではティンクさんをはじめ皆さん、阿弥陀岳への登り(下り)はあっさりと書かれていますね。なかなかどうして、結構スリルあるじゃないですか。鎖なんかが用意されててもおかしくないコースですね(このままの方が良いですけど)。カナディアンロッキーのハイキングでもあまり険しいところに行ってなかったものですから、こんなコースは3ヶ月ぶりでしょうか。慣れてくるまでの取っつき始めは恐かったです(^_^;)。

 とまあ、阿弥陀岳を往復し中岳を越えて文三郎尾根を戻るという小周遊コースを楽しみ、早めに美濃戸口に戻りました。目的は、もちろん風呂と生ビールであります。いやあ快適でありました。

                        HBA01110、横浜のOSK