久しぶりに超豪華、軟弱路線の山歩きを楽しんできました。
実は私も京都の小澤祐介さん(#02457)、「ふーせん」さん(#02456)に続いて会津駒ヶ岳を狙っていましたが、残念ながら駒の小屋が満杯で予約をとれませんでした。収容人員が少ないとはいえ、人気なんですねえ。しかし、バスの便が悪いため、駒の小屋がとれないと十分に楽しめそうもありません。山行きに自家用車を使いたくないし、と諦めました。
しかし、やはり落ち着きません。そこで、ふと思い出したのが3年前に利用した*日旅行の山ツアです。新聞をひっくり返し、見つけたのが磐梯山ツアであります。*日のツアは、歩行時間も短くて欲求不満が残りますが、行かないよりはマシと、早速申し込みました。ところが、これがホント良かった。費用は自分でアレンジするのと変わらないのに、ツアバスはゆったり、リゾートホテルは夫婦で個室、豪華な食事に温泉付きと至れり尽くせりでありました\(^_^)/。
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日 程:1996年10月11(金)、12日(土)
山 域:吾妻・磐梯
山 名:磐梯山
メンバ:連れ合いとふたり(*日ツア)
天 候:曇り、晴れ
コースとタイム:
ルート :
1日目
横浜==雄子沢--雄国沼--雄子沢==磐梯高原駅--五色沼-- 五色沼入り口==宿
7:00 12:50 14:00-14:40 15:40 16:00 16:55
2日目
宿==八方台--中ノ湯--弘法清水小屋--山頂--
7:35 9:50-10:25
八方台==宿(温泉、食事)===横浜
12:15 20:00
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檜原湖の湖畔、雄子沢で下車して、雄国沼ハイキングコースに入りました。
途中は、まだ色づいていないブナ、ナラの林に囲まれた単調な道でありますが、沼の手前で風景が一変します。紅葉、黄葉のなか、風景もぱーっと開け、右手には雄国山のゆったりとした稜線が広がります。おいで、おいでと呼んでいるようですが、ここはツアのつらいところ。予定変更はできません。でも、ツアリーダーのお許しが出まして、雄国沼休憩舎から小国沼の湿原まで往復することができました。ニッコウキスゲの群落で有名だそうですね。この時期ですから、もちろん花はありませんが、広々とした沼面、そして対岸の猫魔ヶ岳の紅葉が良かったです。この日は予定外の五色沼のハイキングコースにも入ることができました。もっとも紅葉はまだまだでした。思ったより遅いですね。ところで、五色沼とは言いますが、名前の付いた沼の数は気づいただけで8個ありました(^_^)。
でもって、宿につきまして温泉と豪華な食事に満足であります。夕方から雲が出て星空も見えませんので、早々と寝ちまいました。
明けて翌朝、残念ながら曇りです。山にして遅い朝食を6:45にとり、再びバスで登山入り口の八方台まで運んでいただく大名登山であります。ガスの中、登り始めましたが、なんとなんと弘法清水まで来ますと、ガスはもちろん雲もとれ快晴となりました。爆裂火口とお花畑を挟んで、雲海の向こうには吾妻連峰に安達太良山と展望が開けました\(^_^)/。やはり、日頃の行いはむくわれるものです>^_^<。第2土曜のせいもあるんでしょうが、登山道はラッシュ状況でした。我々は早めの登りでっあたらしく、下る途中で登りの団体と遭遇し何度も停滞するほどでした。おそらく、我々が降りた後の山頂は混雑した事でしょう。山頂の岡部小屋も繁盛したかな。今回は、自分たちが30人程度の団体でしたので文句は言えませんが、やはり団体は正直言って迷惑でしょうね。小グループに分割する工夫は必要かなあ(^_^;)。我々の下りは自由行動でしたから、多少はマシであったでしょうけど。
ところで、晴れて日の光を浴びた紅葉はキラキラと輝きを増しました。特に、弘法清水からのバイパスになっている草原(お花畑らしい)のあたり、中ノ湯にかけての紅葉は真っ盛りでした。中ノ湯にある無名?の沼の水面に映える紅葉も良かったですね。
さて、八方台まで下り、待機していたバスで再び宿へと戻りまして、温泉に昼食であります。いやあ、贅沢。これに馴れてしまうとふつうの山歩きができなくなりそう。
HBA01110、横浜のOSK |