アルプス:上高地
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上高地散策は山歩きと違うとの判断だったのか、北NIFTY山フォーラムへの原稿は書かなかったのか。旅行中のメモと草の根BBSの原稿が残っているだけでした。写真も見つからずです。・・・・・2011/10/01

行程
 1992年10月18,19日  夜行バスで上高地散策

○コースと概要  以下、クリックで写真拡大します
山歩きしながら手帳に書いているメモの抜粋。
 22:45 新宿都庁出発
 06:00 上高地着
    中型バスだが、疲れる。
 06:40 出発
    くやしいかな、本格的な雨で、弁当と身支度に時間がかかった。雨具を上下着けて、
    更に傘をさして、村山さんのご推奨通りに、梓川の左岸を徳沢に向かって歩き始める。
    すぐに、河童橋。修学旅行の生徒が大勢。愛媛かららしい。
 07:52 明神池
    途中のコースは、まるで公園みたい。白樺他の林、左には梓の清流。紅葉も最盛のようだが、
    遥かひろがる筈の山並は、目を皿にしても雲の中らしく、見あたらない。
    明神橋という河童橋の兄弟を渡り、しばらく行くと明神池。穂高神社の池らしくて、
    入場に200円必要。確かに雰囲気の良い池 で、壱の池、弐の池とある。
    穂高神社は、927年制定。本宮は安曇野の中心の穂高町に。こちらは、奥宮。
 07:54 明神館
    徳沢への分岐に戻る
 08:50 徳沢園
    徳沢に入る前の道に沿った梓の河原は、丹沢湖東端の玄倉を遡ったユーシンロッジの
    更に上流にある熊木沢、箒杉沢なんかと似ているんですね。10cmくらいの石が敷き詰
    められた広い川幅。徳沢に入ると林と草原に小川のような梓の支流と、素晴らしい雰囲気だ。
    徳沢園は残念ながら宿泊しかない。隣の村営ロッジに行ったが、こちらは11時オープンとの事。
 09:20 出発
 10:10 明神館
    ここで、面白い白樺鉛筆を購入。明神橋を渡り、右岸を下る事にする。
 11:25 河童橋
    右岸の散策道は、木製の立派な桟道が施設されている。確かに遠くの山並の眺望は
    なさそうだが、林とせせらぎの気持ちの良い散歩道。こちらがメインのようだ。
    河童橋の手前で広い河原になっていて、正面に前穂高。丁度、雲が切れ始め、登り口の
    岳沢と雪渓が雄大に広がる。ただし、山頂の方は雲の中。食事。
 12:30 バス出発
    大正池から焼岳とその先の渓谷と見事な紅葉を、やっと晴れてきた日光の中で楽しむ。
    バスの窓からも焼岳は溶岩でごつごつした面白そうな山。次回は、ぜひ。
この周辺の渓谷は硫黄で白く濁り、露天風呂もある。

草の根BBSに書いたメモ
 山遊びをはじめて6年やっと、あこがれの上高地に行ってまいりました(^_^)。
 横浜東口を21時、新宿を22時45分発で、上高地に翌朝の6時に到着するという強行軍です。中型バスでの狭い座席で、とても寝られるような代物でありません。旅行社の方も、寝る事は想定して無いらしく、0時に3時とトイレ休憩があって、煌々と灯をつけてくれます。まあ、便利だけが取り柄のひと昔前のスキーバスといったところで、年齢を考えない暴挙です。

 さて、肝心の上高地ですが、雨具を上下着けて、更に傘をさすような本格的な雨です。梓川の左岸を徳沢に向かって歩きましたが、遥かひろがる筈の山並は、目を皿にしても雲の中らしく、見あたりません(:_;)。

 それでも、梓川の清流に沿って紅葉した雑木林の中の散策を楽しめました。梓川の本流は、丹沢湖東端の玄倉を遡ったユーシンロッジの更に上流にある熊木沢、箒杉沢なんかと似ているんですね。10cmくらいの石が敷き詰められた広い川幅になっていて、気軽に河原に下りられる。かえって、もう少し下流の方が深い渓谷になっています。これは、どういった仕組みなんでしょう。

 それにしても、梓川にはいくつもの支流が流れ込んでいて、各支流は、林とか草原の中を流れる小川といった感じです。いいもんですね。
 徳沢園からの帰りは、明神橋を渡って、右岸の方を河童橋まで歩きましたが、こちらの方が、観光用のメインルートのようですね。しっかりとした木製の桟道が随所に付けられていて、歩き易いです。林に支流の雰囲気もこちらの方が更にGOODですね。

 河童橋に戻ったところで、前穂高にかかっていた雲が少し切れて、前穂高への登山ルートの岳沢と雪渓が目の前にひろがってくれました。残念ながら山頂は見えません。

 天候も回復しそうで、日も射し始めましたが、残念ながらバスの出発、12時半になってしまいました。バスの窓から焼岳を見ましたが、これは溶岩でごつごつした面白そうな山ですね。次回は、ここに登ってみたいです。
 ここらあたりから、しばらくは梓川も渓谷になり、周辺の山々も全山紅葉で見事でした。